クラシック音楽 新譜CD情報


2025年12月29日

★クラウス・マケラ指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のマーラー:交響曲第8番「千人の交響曲」(ライヴ録音)

マーラー:交響曲第8番 変ホ長調「千人の交響曲」

      第1部 現れたまえ、創造の主、聖霊よ
      第1部 いと高きにある恵みにて満たしたまえ
      第1部 われらが肉体の脆き弱さに I
      第1部 われらが肉体の脆き弱さに II
      第1部 そが光にてわれらが感ずる心を高めたまえ
      第1部 護り神と呼ばれし聖霊
      第1部 父なる主に栄光あれ
      第2部 ポコ・アダージョ
      第2部 ピウ・モッソ(アレグロ・モデラート)
      第2部 森の梢揺らぎて
      第2部 永遠の愉悦の炎
      第2部 わが足もとで岩の断崖が重たく
      第2部 霊の世界の気高い人間がひとり
      第2部 愛を揮う聖らな贖罪の少女たちの手から
      第2部 地上の残り滓を運ぶのは
      第2部 岩の頂をめぐって霧のようにたなびき
      第2部 触れることのかなわぬあなたにも
      第2部 パリサイ人の嘲りにもかかわらず
      第2部 手足も逞しく、この方は早くも
      第2部 悔い改むる優しき方々よ
      第2部 移ろい行くものはなべて

独唱:ヘイリー・クラーク(ソプラノ1:いと罪深き女)
   ゴルダ・シュルツ(ソプラノ2:贖罪の女)
   ミリアム・クトロヴァッツ(ソプラノ3:栄光の聖母)
   ジェニファー・ジョンストン(アルト1:サマリアの女)
   オッカ・フォン・デア・ダメラウ(アルト2:エジプトのマリア)
   ジョルジョ・ベッルージ(テノール:マリア崇拝の博士)
   ミヒャエル・ナジ(バリトン:法悦の教父)
   タレク・ナズミ(バス:瞑想の教父)

合唱:オランダ放送合唱団(合唱指揮:ベンジャミン・グッドソン)
   パリ管弦楽団合唱団(合唱指揮:リチャード・ウィルバーフォース)
   ローレンス交響合唱団(合唱指揮:ヴィーハー・マンデメーカー)
   オランダ国立児童合唱団&国立少年合唱団(合唱指揮:イレーネ・フェルブルフ)

指揮:クラウス・マケラ

管弦楽:ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団

録音:2025年5月15日、16日、18日 アムステルダム、コンセルトヘボウ(ライヴ録音)

CD:ユニバーサルミュージック UCCD-45040

 このCDは、2025年5月にアムステルダムで開催された”マーラー・フェスティバル2025”でのライヴ録音で、クラウス・マケラとロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団による初の共演盤。マーラー:交響曲第8番は、”千人の交響曲”の愛称で知られ、ラテン語聖歌「来れ、創造主なる精霊よ」とゲーテ「ファウスト」最終場面を音楽化した壮大な作品。

 指揮のクラウス・マケラ(1996年生まれ)は、フィンランド出身。シベリウス・アカデミーで指揮とチェロを学ぶ。チェリストとして数々のオーケストラと共演しつつ、10代の頃から指揮者としても頭角を現し、これまでにフィンランド放送響、ヘルシンキ・フィル、ライプツィヒ放送響など、世界の一流オーケストラを指揮し、「数十年に一度の天才指揮者の登場」とも評される大成功を収めている。さらにチェリストとしてフィンランドの主要オーケストラと共演。2020年24歳でオスロ・フィルハーモニー管弦楽団芸術監督・首席指揮者に就任。2021年パリ管弦楽団の音楽監督に就任。また、2027年からロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席指揮者に10年契約で就任予定。若くして3つの世界的オーケストラの指揮者を務めことになり、世界中から大きな注目を集めている。

TrackBack URL :

コメント記入欄

*