クラシック音楽 新譜CD情報


バックナンバー 2013年 10月

2013年10月29日

★NHK交響楽団オーボエ奏者 池田昭子のオーボエ・アンソロジー


 

カッチーニのアヴェ・マリア
バッハ:シチリアーノ
ヘンデル:オンブラ・マイ・フ
ポンキエッリ:カプリッチォ
ラフマニノフ:ヴォカリーズ
メンデルスゾーン:歌の翼に
モーツァルト:ロンド 5つのディヴェルティメント第2番より
アルビノーニ:オーボエ協奏曲 作品9-2より 第1楽章
バッハ:目覚めよと、われらに呼ばわる物見らの声 BWV140より
ペルゴレージ:シチリアーノ
マルチェッロ:アダージョ オーボエ協奏曲 ニ短調より
クープラン:恋のうぐいす
シューマン:夕べの歌
ドヴォルジャーク:わが母の教えたまいし歌

オーボエ & イングリッシュ・ホルン:池田 昭子
 
ピアノ:石田三和子
チェンバロ:大塚直哉
ヴァイオリン:桐山建志
ヴァイオリン:大西律子
ヴィオラ:深沢美奈
チェロ:西澤央子
クラリネット:松本健司
ファゴット:菅原恵子

CD:マイスター・ミュージック MM‐2763

 池田昭子は、宮崎県出身のオーボエ奏者。1997年東京芸術大学卒業。1996年第13回日本管打楽器コンクールオーボエ部門第1位。 1997年東京交響楽団に入団(2002年まで在籍)。2000年ドイツ、ミュンヘンのリヒャルト・シュトラウス音楽院に留学。 2004年NHK交響楽団に入団。現在、NHK交響楽団オーボエ奏者、トリオ・サンクアンシュメンバー、東京芸術大学非常勤講師。このCDは、「歌」をテーマに、オペラの名旋律からマルチェッロやアルビノーニのオリジナル作品までを、オーボエの美音で綴るアンソロジー。

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2013年10月28日

★ブッフビンダーの弾き振りによるベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集(ライヴ録音)


ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集 (第1番~第5番)

ピアノ&指揮:ルドルフ・ブッフビンダー

CD:ソニー・ミュージックジャパン SICC30136~8(3枚組)

 このアルバムは2011年5月、ウィーン、ムジークフェラインで行われたベートーヴェンのピアノ協奏曲全曲演奏会でのライヴ・レコーディング。ブッフビンダーがピアニストと指揮を兼ねる「弾き振り」での全曲演奏で、ウィーン・フィルがピアニストの弾き振りでベートーヴェンのピアノ協奏曲全曲を録音するのは今回が史上初という。

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2013年10月25日

★小林 道夫のチェンバロ名曲集~80thアニバーサリー~


ヘンデル:前奏曲、エアと変奏「調子の良い鍛冶屋」
D. スカルラッティ:ソナタ ニ短調/ト長調
テレマン:ソロ (組曲) 「音楽の練習帳」より
ルイエ:ミヌエットとジガ 組曲第1番より
クープラン:恋の夜鶯/ティク・トク・ショク/山羊脚のサテュロス
ボワモルティエ:蚤
ダカン:郭公
パラディース:ソナタ第6番
モーツァルト:「ああ、お母さん、あなたに言いましょう」による12の変奏曲

チェンバロ:小林 道夫

CD:マイスター・ミュージック MM‐2165

 ”80thアニバーサリー” 高い精神性と造詣の深さ、衰えを知らないテクニックと瑞々しい音楽で、多くのファンから圧倒的な指示を得ている巨匠、小林道夫の80歳を記念する新録音。「調子の良い鍛冶屋」や「郭公」など、チェンバロの定番曲が並ぶ1枚。

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2013年10月24日

★チェロの貴公子 ケラスのエルガー:チェロ協奏曲 /チャイコフスキー : ロココ風の主題による変奏曲他


エルガー:チェロ協奏曲
ドヴォルザーク : ロンド/森の静けさ 
チャイコフスキー : ロココ風の主題による変奏曲(フィッツェンハーゲン版) 

チェロ:ジャン=ギアン・ケラス

指揮:イルジー・ビエロフラーヴェク

管弦楽:BBC交響楽団

録音 : 2012年5月、ロンドン、BBCマイダ・ヴェール・スタジオ

CD:仏ハルモニア・ムンディ HMC-902148

 チェロのジャン=ギアン・ケラスは、967年モントリオール生まれ。リヨン国立高等音楽院、フライブルク音楽大学、ジュリアード音楽院でチェロを学ぶ。2002年にはヴァイトハース(ヴァイオリン)、セペック(ヴァイオリン)、ツィンマーマン(ヴィオラ)とアルカント・カルテットを結成。初来日は1995年。今年(2013年)11月にも来日予定で、バッハの無伴奏チェロ組曲とブリテンの無伴奏チェロ組曲全曲を演奏する。

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2013年10月22日

★金子三勇士&小林研一郎指揮ロンドン・フィルのチャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番他


チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
ピアノ小品集

ピアノ:金子三勇士

指揮;小林研一郎

管弦楽:ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団

録音:2013年2月、3月、6月、ロンドン、アビー・ロード・スタジオ他

CD:オクタヴィアレコード OVXL‐00080

ピアノの金子三勇士は、1989年、日本人の父とハンガリー人の母のもとに生まれる。6歳よりハンガリーのピアノ教育第一人者チェ・ナジュ・タマーシュネーに師事、単身ハンガリーに留学し祖父母の家よりバルトーク音楽小学校に通う。1997年と2000年に全国連弾コンクールで優勝し、2001年には全国ピアノコンクール9~11歳の部で優勝。2001年(11歳)飛び級で国立リスト音楽院大学ピアノ科に入学。2006年(16歳)、ピアノ科全課程修了とともに日本に帰国。東京音楽大学付属高等学校2年に編入。東京音楽大学ピアノ演奏家コースを首席で卒業し、現在東京音楽大学大学院器楽専攻鍵盤楽器研究領域に在席中。2008年、バルトーク国際ピアノコンクール優勝。

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2013年10月21日

★エレーヌ・グリモーのブラームス:ピアノ協奏曲第1番&第2番


ブラームス:ピアノ協奏曲第1番&第2番

ピアノ:エレーヌ・グリモー

指揮:アンドリス・ネルソンス

管弦楽:バイエルン放送交響楽団 (第1番)/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 (第2番)

録音:2012年4月、ミュンヘン、ヘラクレスザール(第1番、ライヴ録音)
    2012年11月ウィーン、ムジークフェライン(第2番)

CD:ユニバーサル・ミュージック(ドイツ・グラモフォン) UCCG-1637 (2枚組、国内盤のみSHM-CD)

 エレーヌ・グリモーは、フランス出身のピアニスト。1982年、13歳でパリ国立高等音楽院に入学。ピアノをジャック・ルヴィエ、室内音楽をジェヌヴィエーブ・ジョワに学ぶ。1985年ラフマニノフのピアノソナタ第2番の録音により、モントルーのディスク大賞を受賞。同年、パリ音楽院研究科に入学、1990年、北米デビュー、翌年21歳で米国に移住。ドイツ・ロマン派音楽を得意とし、わけてもブラームスへ非常に強い共感と愛着を示すグリモーによる待望の録音。第1番は1997年エラート盤以来の再録音で第2番は初録音。

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2013年10月18日

★インバル=都響 新マーラー・ツィクルス 第3弾 マーラー:交響曲第3番(ライヴ録音盤)


マーラー:交響曲第3番

指揮:エリアフ・インバル

管弦楽:東京都交響楽団

メゾソプラノ:池田香織

合唱:二期会合唱団/東京少年少女合唱隊

録音:2012年10月27日(横浜みなとみらいホール)、10月28日(東京芸術劇場)

CD:オクタヴィア・レコード OVCL-00513(HQ Hybrid、2枚組)

 このCDは、巨匠インバルと東京都交響楽団の”新マーラー・チクルス”の第3弾、交響曲第3番ライヴ録音盤。都響ファンが選ぶ2012年度「想い出に残った公演」投票」によって第1位を受けたのが2012年10月に行なわれた、このマーラー第3番のコンサート。なお、2010年3月の同コンビによるライヴ音源もCD化されている。

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2013年10月17日

★内田光子の3年ぶりとなる待望のシューマン録音第3弾


シューマン:森の情景
       ピアノ・ソナタ 第2番
       暁の歌

ピアノ:内田光子
 
録音:2013年5月28日-6月1日、ノイマルクト、ライトシュターデル 
 
CD:ユニバーサルミュージック(デッカ) UCCD-1383 (国内盤のみSHM-CD仕様)

  ピアノの内田光子は、静岡県熱海市出身で、現在は英国籍。2001年、CBE(大英帝国勲章第3位)、2005年文化功労者、2009年大英帝国勲章第2位を授与され、エリザベス女王よりデイムの称号を授かる。2011年第53回グラミー賞・最優秀インストゥルメンタル・ソリスト演奏賞受賞、2012年ロイヤル・フィルハーモニック金メダル受賞など数々の賞に輝いている。今回は、シューマン生誕200年の2010年にリリースした「ダヴィッド同盟舞曲集/幻想曲」から3年。待望のシューマン最新録音は20代で書かれたピアノ・ソナタ第2番を中心に、30代に書かれた「森の情景」、作曲家自身が出版に関わった最後の作品である「暁の歌」をカップリングした1枚。

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2013年10月15日

★名ガンバ奏者ジョルディ・サバールによる無伴奏ガンバ作品集


第1組曲 : ニ短調 [カール・フリードリヒ・アーベル : 前奏曲 / J.S.バッハ : アルマンド (無伴奏チェロ組曲 第5番 BWV1011より) / ヨハネス・シェンク : アリア・ブレスカ / ジョン・プレイフォード : 鐘、およびサラバンド] 

第2組曲 : ニ短調 [ド・マシー : 前奏曲 / マラン・マレ : 人間の声 / ジャンバティスト・アントワーヌ・フォークレ : ラ・デュ・ヴォーセル / ゲオルク・フィリップ・テレマン : ヴィヴァーチェ / トバイアス・ヒューム : 聴け、聴け (音楽のヒューモア 第10番)] 

第3組曲 : ハ長調 [ルイ・ド・ケ・デルヴロワ : 嘆き / J.S.バッハ : メヌエット第1,2番とジグ (無伴奏チェロ組曲 第1番 BWV1007より) / トバイアス・ヒューム : グッド・アゲイン (音楽のヒューモア 第14番)] 

第4組曲 : ホ短調 [サント‐コロンブ・ル・フィス : 前奏曲 / マラン・マレ : スペイン風サラバンド / 作者不詳 : ランカシャー・パイプ] 

第5組曲 : ト短調 [サント‐コロンブ・ル・フィス : ロンドー形式のファンタジー / J.S.バッハ : サラバンドとドゥーブル (無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第1番 BWV1002より) / J.S.バッハ : ブレ (無伴奏チェロ組曲 第4番 BWV1010より)] 

ガンバ:ジョルディ・サバール

録音:1998年

CD:キング・インターナショナル(アリア・ヴォックス) KKC-5314

 カタロニア出身の名ガンバ奏者ジョルディ・サバールによる無伴奏作品を集めたアルバム。アーベル、バッハ、マレ、サント=コロンブをはじめとする作曲家のガンバ(チェロ)作品などから曲を選び、サバール自身が5つの組曲に再構成、それそれが様々な作曲家による3~5曲からなる組曲としているのが特徴。

 

 

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2013年10月14日

★ドミンゴ、キャリア初のバリトン・アルバム「ヴェルディ・アリア集」


ヴェルディ:

マクベス 第4幕 シェーナとアリア 「裏切り者め!イングランドと組むか!」…「慈悲・尊敬・愛」    
リゴレット 第1幕 シェーナ 「二人は同じ穴のむじな」   
リゴレット 第2幕 シェーナとアリア 「そうだ、わたしの娘だ」…「悪魔め、鬼め!」  
仮面舞踏会 第3幕 シェーナとアリア 「立て!お前の息子はあそこだ」…「お前こそ我が魂を汚す者」    
椿姫 第2幕 アリア 「プロヴァンスの海と陸」    
シモン・ボッカネグラ 第1幕 第2場 「斧を捨てろ!」…「平民たちよ、貴族たちよ!」 (シモンの演説) 
シモン・ボッカネグラ 第1幕 第2場 「剣をあなたに」    
エルナーニ 第3幕 プレリュード、シェーナとカヴァティーナ 「これがその場所か?」    
エルナーニ 第3幕 プレリュード、シェーナとカヴァティーナ 「ああ、若かりし頃の」   
トロヴァトーレ 第2幕 シェーナとアリア 「全く人影はない」    
トロヴァトーレ 第2幕 シェーナとアリア 「君が微笑み」   
トロヴァトーレ 第2幕 シェーナとアリア 「あの音は!ああ、いよいよ!」…「我がために、運命のときよ」  ドン・カルロ 第4幕 <ロドリーゴの死> 「私です、わがカルロ様」    
ドン・カルロ 第4幕 <ロドリーゴの死> 「わが最期の日が来ました」    
ドン・カルロ 第4幕 <ロドリーゴの死> 「死がどうしたと?」  
運命の力 第3幕 シェーナとアリア 「死ぬとは!酷いことだ!」   
運命の力 第3幕 シェーナとアリア 「この中に私の運命がある」    
運命の力 第3幕 シェーナとアリア 「しかし、もし他の証拠を探し出せるとしたら」…「彼が助かったと?」

バリトン:プラシド・ドミンゴ

CD:ソニー・クラシカル SICC‐1629

 スペイン生まれのテノール歌手で、ルチアーノ・パヴァロッティ、ホセ・カレーラスと共に”三大テノール歌手”としても広く知られるドミンゴは、2009年よりバリトンとしてもステージに立っている。このCDは、その長いキャリアの中でも初めてとなるバリトンとしてのヴェルディ作品集。70歳を超えた今も、年間80回、歌手として、指揮者としてパフォーマンスをこなしているドミンゴが満を持して世に放つ最新アリア集。

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