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2020年1月16日

マルタ・アルゲリッチや諏訪内晶子らが賞賛する名手 ニコラ・アンゲリッシュのベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第4番/第5番「皇帝」


ニコラ・アンゲリッシュ
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第4番/第5番「皇帝」

ピアノ:ニコラ・アンゲリッシュ

指揮:ロランス・エキルベイ

管弦楽:インスラ・オーケストラ

CD:ワーナーミュージック・ジャパン 9029.563417

  ピアノのニコラ・アンゲリッシュは、1970年、アメリカ生まれ。7歳でモーツァルトのピアノ協奏曲K.467を弾き演奏会デビュー。13歳でパリ国立高等音楽院に入学し、ピアノと室内楽で1等賞を授与され、同音楽院を卒業。クリーヴランドの「ロベール・カサドシュ国際ピアノ・コンクール」で第2位(1989年)、「ジーナ・バッカウアー国際ピアノ・コンクール」で第1位(1994年)。ドイツでは、ルール・ピアノ音楽祭の新人賞を受賞。2013年フランスのヴィクトワール・ド・ラ・ミュジークより年間最優秀器楽奏者に選出された。2009年には、ヤニック・ネゼ=セガン指揮スコットランド室内管弦楽団との共演で、BBCプロムスへのデビューを果たした。古典派・ロマン派作品を得意とし、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲やリストの「巡礼の年」全曲を世界中で演奏。室内楽にも精力的で、マルタ・アルゲリッチや諏訪内晶子らが手放しで賞賛する名手。このCDは、パリ郊外にある新しい複合文化施設「ラ・セーヌ・ミュジカル」でライヴ収録され、エキルベイ率いる注目のピリオド楽器を使用した「インスラ・オーケストラ」との共演。
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