クラシック音楽 新譜CD情報


2013年8月12日

★パーヴォ・ヤルヴィ&フランクフルト放送交響楽団の第4弾、ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック 」


ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック 」

パーヴォ・ヤルヴィ

管弦楽:フランクフルト放送交響楽団

CD: ソニー・ミュージック・ジャパン SICC10188

 パーヴォ・ヤルヴィとフランクフルト放送響とのブルックナー・チクルス第4弾は、ブルックナーの交響曲の中でも早くから高いポピュラリティを獲得していた第4番「ロマンティック」。2013年11月、パーヴォ・ヤルヴィはパリ管弦楽団との日本公演に加え、ドイツ・カンマーフィルとのベートーヴェンのオペラ「フィデリオ」上演のため、2度日本を訪れることになっている。

★パーヴォ・ヤルヴィ&フランクフルト放送交響楽団の第4弾、ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック 」 はコメントを受け付けていません



2013年8月09日

★「第8回浜松国際ピアノコンクール2012」の入賞者のライブ録音盤


<Disc 1>

第1位/聴衆賞/札幌市長賞 イリヤ・ラシュコフスキー(ロシア)
  ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番
  プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番
    東京交響楽団 井上道義(指揮)

第3位/室内楽賞 佐藤卓史(日本)
   ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番 第1楽章
   コルンゴルト:4つの小さな楽しいワルツより II. マルギット/III. ギージ
   モーツァルト:ピアノ四重奏曲第2番 第3楽章
     四方恭子(ヴァイオリン) 松実健太(ヴィオラ) 河野文昭(チェロ)

奨励賞 アシュレイ・フリップ(イギリス)
   バッハ:フランス組曲第5番よりサラバンド
   ブラームス:4つの小品 Op.119より 第4番狂詩曲

<Disc 2>

第2位 中桐望(日本)
   スクリャービン:ピアノ・ソナタ第3番  第1楽章
   ドビュッシー:前奏曲集 第1集より V. アナカプリの丘/XII. ミンストレル
   ラヴェル:夜のガスパールより II. 絞首台/III. スカルボ

第4位 アンナ・ツィブラエワ(ロシア)
   スクリャービン:ピアノ・ソナタ第4番
   リスト:ハンガリー狂詩曲第12番

第5位 キム・ジュン(韓国)
   リゲティ:練習曲第4番「ファンファーレ」
   プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第7番 第3楽章
   ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲 第2集

第6位/日本人作品最優秀演奏賞 内匠慧(日本)
   ショパン:即興曲第3番
   池辺晋一郎:「ゆさぶれ 青い梢を」ピアノのために

録音:2012年11月10-24日、アクトシティ浜松中ホール&大ホール (ライヴ録音)

CD:コジマ録音 ALCD-9129~30

 幾多の世界に名を轟かせる逸材を見出し、世界の代表的国際ピアノコンクールとしての地位を確立した「浜コン」から、2012年に行われた第8回コンクールの全入賞者の演奏を会場に渦巻く熱気とともに収録したライヴ盤。生命力に満ちた演奏で会場の人気を一身に集め、「イリヤ王子」の異名をとったコンクールの覇者ラシュコフスキー(ロシア)、輝くピアニズムで聴衆を魅了した日本の俊才・中桐望(第2位)、既に国内外で活躍する佐藤卓史(第3位)らの当日の演奏が収められている。

コメント/トラックバック投稿 »



2013年8月08日

★牛田智大、待望の第2弾 リスト&ショパン名曲集


<ディスク:1 CD>

リスト:献呈(君に捧ぐ)(シューマンの歌曲による) 
ショパン:夜想曲 第1番  
     夜想曲 第3番
     バラード 第3番  
     マズルカ 第36番  
     マズルカ 第37番  
     マズルカ 第38番  
リスト:パガニーニ大練習曲 第6番「主題と変奏」 
    セレナーデ(シューベルトの歌曲による) 
    ハンガリー狂詩曲第12番
    死の舞踏 S.555(サン=サーンスによる) 
    郷愁(ル・マル・デュ・ペイ)(巡礼の年 第1年「スイス」から)

<ディスク:2 DVD> 

リスト:献呈(シューマンの歌曲による) 
    :ハンガリー狂詩曲第12番

ピアノ:牛田智大

録音:2013年4月28-30日、5月1日、HAKUJU HALL(東京)
 
CD:ユニバーサル ミュージック クラシック UCCY-9018(初回限定盤、DVD付)  
 
  日本人ピアニストとして史上最年少デビュー、類まれな才能で世間から注目された牛田智大、待望の第2弾アルバム。2012年3月のデビューから約一年強、精神的、肉体的にも成長した牛田智大のピアノの音色を聴ける。今作には彼がここ一年でとりくんできた、新しいショパンとリストの曲と以前から弾き続けてきた作品が収められている。

コメント/トラックバック投稿 »



2013年8月06日

★ヴァイオリンの女王、ムローヴァの最新録音~バッハ作品集第3弾  ヴァイオリン協奏曲集“新録音”


バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調 BWV.1041
バッハ:ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調 BWV.1042
バッハ:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 BWV.1053(原曲:チェンバロ協奏曲第2番ホ長調)
バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのための協奏曲ハ短調 BWV.1060
     (原曲: ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲/2台のチェンバロのための協奏曲)

ヴァイオリン:ヴィクトリア・ムローヴァ

チェンバロ:オッタヴィオ・ダントーネ

管弦楽:アカデミア・ビザンチナ

CD:Onyx ONYX4114
 
 ヴァイオリン界の女王ヴィクトリア・ムローヴァのバッハの第3弾は、オッタヴィオ・ダントーネ&アカデミア・ビザンチナとの共演による「ヴァイオリン協奏曲集」で、フィリップス時代の1995年の録音以来となるもの。ムローヴァは、モスクワ音楽院を卒業。1980年にヘルシンキで行われたシベリウス国際ヴァイオリン・コンクール、また1982年のチャイコフスキー国際コンクールで優勝し、世界的な注目を浴びる。以後、ヴァイオリン界の女王として国際的な活動を展開している。

★ヴァイオリンの女王、ムローヴァの最新録音~バッハ作品集第3弾  ヴァイオリン協奏曲集“新録音” はコメントを受け付けていません



2013年8月05日

★ベートーヴェン全ピアノ独奏作品録音完結 山根弥生子 ベートーヴェンを弾くVol. 3 〜バガテルとさまざまな小品〜


 

ピアノ:山根弥生子

CD:コジマ録音 ALCD-9127. 9128(2枚組)

録音:府中の森芸術劇場 ウィーンホール 2008年12月、2009年12月、2010年9月、11月

<Disc 1>

7つのバガテル op. 33
11のバガテル op. 119
6つのバガテル op. 126
バガテルWoO 52
アレグレットWoO 53
ピアノ小品WoO 54
バガテルWoO 56

<Disc 2>

バガテル 「エリーゼのために」WoO 59
ピアノ小品WoO 60
ピアノ小品WoO 61
ピアノ小品WoO 61a
ポロネーズop. 89
アンダンテWoO 57
幻想曲op. 77
6つのエコセーズWoO 83
エコセーズWoO 86
アルマンドWoO 81
メヌエットWoO 82
ワルツWoO 84
ワルツWoO 85
ピアノまたはオルガンのための全長調にわたる2つの前奏曲 op. 39
前奏曲WoO 55
フーガ(原曲:弦楽五重奏曲) op. 137
ピアノまたはオルガンのための2声のフーガWoO 31
ピアノ小品「最後の楽想」(編曲:A. ディアベッリ) WoO 62
ワルツ「信仰と愛と希望」Anh. 15
メヌエットBiamonti 66
アンダンテBiamonti 52

 ベートーヴェンに半生を捧げてきたピアニスト山根弥生子によるベートーヴェン全ピアノ独奏作品録音プロジェクトが、遂に完結した。これは日本人初の快挙。バガテル、エコセーズなど、個別に数えて実に全50曲にも及ぶ小品を収めたこのCDは、ベートーヴェンの描くミクロコスモスが、ソナタなどでは見せない独自の豊かさに満たされていることを証明するもの。山根弥生子は、パリ国立音楽院でラザール・レヴィに師事し、1953年プルミエ・プリを得てピアノ科卒業。1958年マリア・カナルス国際コンクール第1位。1960年に日本でデビュー。1970年と77年には東京でベートーヴェンの前32曲のピアノ・ソナタ連続演奏会を開き高い評価を得る。

コメント/トラックバック投稿 »



2013年8月02日

★ハーディング&サイトウ・キネンのR.シュトラウス:アルプス交響曲(ライヴ録音盤)


R.シュトラウス:アルプス交響曲

指揮:ダニエル・ハーディング

管弦楽:サイトウ・キネン・オーケストラ

オーボエ:フィリップ・トーンドゥル

ホルン:ラデク・バボラク

トランペット:ガボール・タルコヴィ

CD:ユニバーサルミュージック(デッカ) UCCD-1380 (国内盤のみSHM-CD仕様)

録音:キッセイ文化ホール(長野県松本文化会館)、2012年8月23, 25日(ライヴ録音)
 
 指揮のダニエル・ハーディングは、2012年のサイトウ・キネン・フェスティバル松本で、オーケストラ・コンサートの指揮を任された。タングルウッド音楽祭では小澤征爾からの教えを受け、新日本フィルハーモニー交響楽団のMusic Partner of NJPを務めるなど、日本とのかかわりも深い。

★ハーディング&サイトウ・キネンのR.シュトラウス:アルプス交響曲(ライヴ録音盤) はコメントを受け付けていません



2013年8月01日

★ゲルギエフ&ロンドン交響楽団のドビュッシー : 「海」 「遊戯」「牧神の午後への前奏曲 」


ドビュッシー : 3つの交響的スケッチ「海」
        バレエ音楽「遊戯」
        牧神の午後への前奏曲 

指揮:ワレリー・ゲルギエフ

管弦楽:ロンドン交響楽団 

CD:キング・インターナショナル(LSO Live) (ハイブリッドSACD)

録音:2009年9月20,24日/2009年12月13,18日/2010年5月12,19日、ロンドン、バービカンホール (ライヴ録音)

 ワレリー・ゲルギエフ(1953年生まれ)は、ロシアの指揮者。レニングラード音楽院で学ぶ。同院在学中にカラヤン指揮者コンクール2位、全ソ指揮者コンクール1位を受賞。1977年同音楽院卒業後、キーロフ劇場(現マリインスキー劇場)の指揮者となる。1988年キーロフ劇場芸術監督に就任。その後、マリインスキー劇場を世界的な地位へと引き上げ、1996年には総裁に就任。2007年からはロンドン交響楽団(LSO)の首席指揮者に就任。ゲルギエフは「海」の録音は、9年ぶり2度目。

コメント/トラックバック投稿 »



2013年7月30日

★アバドのモーツァルト:協奏交響曲/フルートとハープのための協奏曲


モーツァルト:協奏交響曲/フルートとハープのための協奏曲

指揮:クラウディオ・アバド

管弦楽:モーツァルト管弦楽団

演奏:ル<協奏交響曲>ーカス・マシアス・ナヴァッロ(オーボエ)、アレッサンドロ・カルボナーレ(クラリネット)、ギヨーム・サンタナ(ファゴット)、アレッシオ・アレグリーニ(ホルン)

演奏:<フルートとハープのための協奏曲>ジャック・ズーン(フルート)、レティツィア・ベルモンド(ハープ) 

録音:2008年5-6月、ボローニャ

CD:ユニバーサル ミュージック UCCG-1558(ドイツ・グラモフォン) [日本盤のみSHM仕様]

 選りすぐりの名手たちと滋味深い音楽の愉しみを奏でるアバドのモーツァルト管楽器のための協奏曲シリーズ第2弾。今回は協奏交響曲とフルートとハープのための協奏曲。コンセルトヘボウのナヴァッロ(Ob)、サンタ・チェチーリア国立アカデミー管のカルボナーレ(Cl)やアレグリーニ(Hr)、大ベテランのズーン(Fl)他、現代を代表する管楽器奏者を起用。

コメント/トラックバック投稿 »



2013年7月29日

★クリスチャン・ヤルヴィのオルフ:「カルミナ・ブラーナ」


オルフ:世俗カンタータ「カルミナ・ブラーナ」

指揮: クリスチャン・ヤルヴィ

管弦楽:MDR交響楽団(中部ドイツ放送交響楽団<旧ライプツィヒ放送交響楽団>)

独唱:キーラ・ダフィー(ソプラノ)/マルコ・パヌッツィオ(テノール)/ダニエル・シュムッツハルト(バリトン)
合唱:MDR放送合唱団(指揮:ハワード・アーマン)/MDR少年合唱団(指揮:ウルリヒ・カイザー)

録音:2012年7月2日~5日、ライプツィヒ、ゲヴァントハウス

CD:ソニークラシカル SICC-30118(Blu-spec2)

 指揮のクリスチャン・ヤルヴィは、あのパーヴォ・ヤルヴィの実弟であり、巨匠ネーメ・ヤルヴィの次男でもある。2012年よりドイツの名門MDR交響楽団(中部ドイツ放送交響楽団)の音楽監督に就任し、現在最も注目を集める指揮者の一人。このCDは、MDR響の就任披露演奏会でも取り上げたオルフの名作「カルミナ・ブラーナ」の新録音であり、2013年10月、2014年3月と来日公演を行うクリスチャン・ヤルヴィの来日記念盤の第1弾でもある。

コメント/トラックバック投稿 »



2013年7月26日

★ワーグナー演奏史に輝ける金字塔 オール日本人キャストによる初のワーグナー:「ニーベルングの指環」ハイライト盤


ワーグナー:「ニーベルングの指環」ハイライト盤

指揮:朝比奈隆

管弦楽:新日本フィルハーモニー交響楽団

出演:西明美、辻宥子、豊田喜代美、大野徹也、池田直樹、多田羅迪夫、高橋啓三、勝部太、他
 
合唱:晋友会合唱団  
 
録音:1984-87年、東京文化会館(ライヴ録音)

 CD:フォンテック:FOCD3279
 
 このCDは、1984-87年に朝比奈隆と新日本フィルを中心に演奏されたワーグナーの「ニーベルングの指環」のハイライト盤。日本人演奏家による初の「指環ツィクルス」であり、しかも「神々の黄昏」は、演奏会形式ながら日本初演だったもの。ワーグナー:序夜と3日間の舞台祭典劇「ニーベルングの指環」全曲/楽劇「ラインの黄金」(1984年6月11日)/楽劇「ワルキューレ」(1985年10月12日)/楽劇「ジークフリート」(1986年4月19日)/楽劇「神々の黄昏」(1987年10月3日)。

コメント/トラックバック投稿 »