2012年11月22日

ストラヴィンスキー:「ペトルーシュカ」(1947年版)
フランク:交響曲ニ短調
指揮:シルヴァン・カンブルラン
管弦楽:読売日本交響楽団
録音:<ストラヴィンスキー>2012年4月13、14日、東京オペラシティコンサートホール(ライヴ録音)
<フランク>2012年4月21日、サントリーホール(ライヴ録音)
CD:ナミ・レコード WWCC‐7709
シルヴァン・カンブルラン(1948年生まれ)は、フランス出身の指揮者。パリ国立高等音楽院で学ぶ。当初、トロンボーン奏者としてリヨン国立管弦楽団などで活動した後、同楽団の指揮者としてデビュー。同年、ブザンソン指揮者コンクールで第1位。その後ベルギー王立歌劇場音楽総監督、フランクフルト歌劇場音楽総監督、バーデンバーデン・フライブルグSWR交響楽団首席指揮者を経て、2010年から読売日本交響楽団常任指揮者に就任している。さらに2012年よりシュトゥットガルト州立歌劇場の音楽総監督。
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2012年11月20日

リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行
ボリング:ヴェローチェ
ドップラー:ハンガリー田園幻想曲
フォーレ:シシリエンヌ
ビゼー:メヌエット~アルルの女より
グルック:精霊のおどり
ビゼー:カルメン間奏曲
ボルヌ:カルメン幻想曲
ラフマニノフ:ヴォカリーズ
カッチーニ:アヴェマリア
ショッカー:後悔と決断
坂本龍一:東風
松任谷由実:春よ、来い
フルート:上野星矢
ピアノ:佐野隆哉、内門卓也
チェロ:西方正輝
録音:2011年11月16~17日、相模湖交流センター
2012年7月28日、FORM スタジオ
CD:日本コロムビア COCQ‐84980
フルートの上野星矢は、東京都杉並区出身。小学4年生から吹奏楽部でフルートを始める。
2005年、東京都立芸術高等学校に入学。同年、高校1年で第59回全日本学生音楽コン
クール全国大会高校生の部にて第1位。2007年、第76回日本音楽コンクールフルート部門
で第3位。2008年、東京芸術大学音楽学部に入学。2008年、第8回ジャン=ピエール・ラ
パル国際フルートコンクールで第1位。2009年、杉並区文化功労賞受賞。パリ国立高等音
楽院に入学し、2012年に卒業。2012年11月、日本コロムビアよりデビューCD「万華響
KAREIDOSCOPE」がリリースされた。
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2012年11月19日

ショパン:ワルツ第7番
ピアノ・ソナタ第2番「葬送行進曲付き」
バラード第4番
ピアノ協奏曲第2番
マズルカ第13番
ピアノ:カティア・ブニアティシヴィリ
指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
管弦楽:パリ管弦楽団
CD:ソニー・クラシカル SICC-1556
アルゲリッチも認めた才能カ、カティア・ブニアティシヴィリの2作目は待望のショパン。1987年グルジアのトビリシ生まれ。まだ今年23歳の若手だが、2003年ホロヴィッツ国際ピアノ・コンクール優勝、2008年アルトゥール・ルービンシュタイン国際ピアノ・コンクールで第3位の実績を持つ。マルタ・アルゲリッチやギドン・クレーメル、パーヴォ・ヤルヴィといった偉大なアーティストから惜しみない賞賛を送られたカティアは、2011年にソニー・クラシカルと専属契約を結び、同年春に生誕200年を祝うフランツ・リストの作品集で華麗にデビュー。セカンド・アルバムは、オール・ショパン・プログラム。ワルツやバラード、有名な葬送ソナタ、そしてパーヴォ・ヤルヴィ指揮パリ管との共演によるピアノ協奏曲第2番などが収録されている。
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2012年11月16日

チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番
ピアノ:横山幸雄
指揮:小泉和裕
管弦楽:東京都交響楽団
録音:2012年2月28日、サントリーホール(ライヴ録音)
CD:MECO‐1013
このCDは、横山幸雄デビュー20周年記念アルバム。横山のピアノと小泉和裕率いる東京都交響楽団のアンサンブルが聴きもの。グリーグのピアノ協奏曲以来、実に15年ぶりとなる横山幸雄の満を持してのコンチェルト・アルバムである。
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2012年11月15日

瀧廉太郎:メヌエット
松平頼則:六つの田園舞曲
石桁眞礼生:ロンド
:組曲
奥村一:おどり
箕作秋吉:マズルカ 「ローマン組曲」より
:タランテルラ 「ローマン組曲」より
:ガヴォット 「古典組曲」より
:メヌエット 「古典組曲」より
芥川也寸志:ラ・ダンス
山田耕筰:日本組曲
ピアノ:花岡千春
CD:ベルウッドレコード BZCS-3066
「日本のソナチネ」「日本の変奏曲」(平成23年度第66回文化庁芸術祭優秀賞受賞)に続く、洋楽黎明期から昭和までの邦人作品を集めた第3作。花岡 千春は、長野県松本市出身。東京藝術大学器楽科ピアノ専攻卒業、同大学院ピアノ専攻科修了。 大学院修了後、フランスへ留学。パリのエコール・ノルマル音楽院で学ぶ。帰国後は、ソロリサイタルなどで活躍。1999年開催の独奏会「パリ、祝祭と狂乱の1920年代」で文化庁芸術祭音楽部門大賞を受賞。現在、国立音楽大学教授、副学長、理事。
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2012年11月13日
ベートヴェン:交響曲第1番~第9番
指揮者:ダニエル・バレンボイム
管弦楽:ウェスト=イースタン・ディヴァン・オーケストラ
独唱:アンナ・サムイル(ソプラノ)、ワルトラウト・マイヤー(メッゾ・ソプラノ)、ペーター・ザイフェルト(テノール)、ヴォルフガング・コッホ(バス)
合唱指揮:エーベルハルト・メッテルニヒ
合唱:ケルン大聖堂ヴォーカル・アンサンブル
録音:2011年8月23-28日、ケルン、フィルハーモニー
CD:ユニバーサルミュージック(デッカ) UCCD-9879(SHM-CD、5枚)
このCDアルバムは、現代最高の巨匠指揮者バレンボイムが、イスラエルとアラブの若者たちによるオーケストラを率いて録音した、ベートーヴェンの交響曲全集。第九の歌詞はカタカナ読み付き。
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2012年11月12日

サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ
:ハバネラ
ファリヤ(クライスラー編):スペイン舞曲第1番
クライスラー:ウィーン奇想曲
:中国の太鼓
:ジプシーの女
:美しきロスマリン
ドヴォルジャーク(クライスラー編):ユーモレスク
ラヴェル:ツィガーヌ
ショーソン:詩曲
ヴァイオリン:川田知子
ピアノ:松本 望
CD:マイスター・ミュージック MM-2130
川田知子は、東京都出身のヴァイオリニスト。1988年、東京芸術大学に入学。1989年、第36回パガニーニ国際コンクールに5位入賞。1991年、東京芸術大学を首席で卒業。同年、第5回ルードヴィヒ・シュポア国際ヴァイオリン・コンクールで優勝。1992年、サントリーホールリサイタルデビューを果たす。1993年にデビューCDをリリース。2002年、デビュー10周年を迎え、イザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会を行う。これらの活動により、2003年、第33回エクソンモービル音楽賞洋楽部門奨励賞を受賞。このCDでは、「詩曲」や「ツィガーヌ」といったヴァイオリンの名作品を演奏。
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2012年11月09日

バッハ:平均律クラヴィーア曲集全曲
ピアノ:アンドラーシュ・シフ
録音:2011年8月11-14日、ルガーノ、RTSI放送局アウディトリオ
CD:ユニバーサルミュージック UCCE2082 (4枚組み)
ハンガリー出身のピアニスト、アンドラーシュ・シフが17年ぶり(2011年時)に再録音したバッハの平均律クラヴィーア曲集。アンドラーシュ・シフ(1953年生まれ)は、1974年、第5回チャイコフスキー国際コンクールで第4位入賞、さらに1975年、リーズ国際コンクールで第3位に入賞の実績を持つ。妻はヴァイオリニストの塩川悠子で、日本にも多くのファンを有している。
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2012年11月08日

ベートーヴェン: ピアノ協奏曲第3番&第5番
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
ピアノ:アレクシス・ワイセンベルク
録音:1977年、東京
CD:エフエム東京 TFMC0040
このCDは、カラヤンとワイセンベルグの1977年来日公演のライヴ録音。アレクシス・ワイセンベルク(1929年―2012年)は、今年の1月に亡くなったブルガリア出身の名ピアニスト。第二次世界大戦後、アメリカに渡り、ジュリアード音楽院で学ぶ。カラヤンとの競演を重ねるなどして、一流ピアニストの地位を確立して行った。カラヤン=ベルリンフィルのベートーヴェンの協奏曲演奏としても貴重な録音。
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2012年11月06日

ブラームス:交響曲全集
<ディスク:1>交響曲第1番/ハイドンの主題による変奏曲
<ディスク:2>交響曲第2番/交響曲第3番
<ディスク:3>交響曲第4番/悲劇的序曲/大学祝典序曲
指揮:ジョージ・セル
管弦楽:クリーヴランド管弦楽団
CD:SONY CLASSICAL SICC-1560
このCDは、ハンガリー出身の名指揮者ジョージ・セル(1897年―1970年)とクリーヴランド管弦楽団が、文字通り絶頂期にあった1960年代に3年がかりで録音されたブラームスの交響曲全集を復刻したもの。ジョージ・セルは、メトロポリタン歌劇場指揮者を経て、1946年から24年間にわたりクリーブランド管弦楽団の音楽監督を務め、同楽団を世界の一流オーケストラへ育て上げた。
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