2019年10月17日

バルトーク:弦楽のためのディヴェルティメント
舞踏組曲
弦楽器・打楽器とチェレスタのための音楽
指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
管弦楽:NHK交響楽団
CD:ソニーミュージックジャパン SICC-19042
これは、バルトークがヨーロッパ時代に作曲したオーケストラのための大作3曲を1枚に収録したCD。第2次大戦に向かう不安な世相観が反映したかのような「弦楽のためのディヴェルティメント」、躍動感あふれる「舞踏組曲」、そして20世紀の音楽思潮を決定づけた重要作「弦楽器・打楽器とチェレスタのための音楽」の3曲を収録。
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2019年10月14日

エルガー:チェロ協奏曲
ヴォーン=ウィリアムズ:暗愁のパストラル
チェロ:宮田 大
指揮:トーマス・ダウスゴー
管弦楽:BBCスコティッシュ交響楽団
録音:2019年8月25日~26日、イギリス、グラスゴー、 City Halls
CD:日本コロムビア COCQ-85473
チェロの宮田 大は、栃木県宇都宮市出身。第74回「日本音楽コンクール」第1位。桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコースを首席で卒業。2009年にジュネーヴ音楽院卒業、2013年にクロンベルク・アカデミー修了。第9回「ロストロポーヴィチ国際チェロ・コンクール」(パリ)で日本人として初優勝。第6回「齋藤秀雄メモリアル基金賞」、第20回「出光音楽賞」、第13回「ホテルオークラ音楽賞」を受賞。このCDは、初演から100年を迎えるチェロ屈指の名曲エルガー:チェロ協奏曲を、本場英国のオーケストラと録音。
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2019年10月10日

シェーンベルク:浄められた夜 Op.4
ブラームス:弦楽六重奏曲 第1番 Op.18
弦楽合奏:マティアス・ストリングス
齋藤真知亜(ヴァイオリン)
降旗貴雄(ヴァイオリン)
坂口弦太郎(ヴィオラ)
松井直之(ヴィオラ)
宮坂拡志(チェロ)
村井 将(チェロ)
「マティアス・ストリングス」は、齋藤真知亜(Vn)を中心にNHK交響楽団の弦楽器奏者で構成。作品を細部にわたり分析し、緻密に構成して行くアンサンブルには定評があり、人気も高い。ヴァイオリンの齋藤真知亜は、東京藝術大学首席卒業、1986年NHK交響楽団入団。1990年「ザ・ビートルズ」リリース。2010年「文化庁芸術祭音楽部門大賞」受賞。2014年リリースの「ゴールドベルク変奏曲(弦楽三重奏版)」は、オーディオファイルのサイトで優秀録音に選出される。NHK交響楽団第一ヴァイオリンフォアシュピーラー。
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2019年10月07日

指揮:佐渡 裕
管弦楽:トーンキュンストラー管弦楽団
ソプラノ:クリスティーナ・ランズハマー
テノール:マキシミリアン・シュミット
バリトン:ヨッヘン・シュメッケンベッカー
合唱指揮:ファビアン・エンダース
合唱:リアス室内合唱団
CD: avex CLASSICS AVCL-25994~5(2枚組)
2015年9月より、オーストリアを代表する100年以上の歴史を持つトーンキュンストラー管弦楽団の音楽監督に就任し、欧州の拠点をウィーンに置いて活動している佐渡 裕。今回のCDは、佐渡が率いるトーンキュンストラー管弦楽団に3名の歌手、そして合唱団で構成された大編成によるハイドンの「天地創造」 で、ウィーンの楽友協会にてのライヴ収録盤。
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2019年10月03日

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第22/第24番
ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番
ピアノ:イーヴォ・ポゴレリチ
CD:ソニーミュージック SICC‐30512
ピアノのイーヴォ・ポゴレリチ(1958年生れ)は、ユーゴスラヴィア、ベオグラード出身。チャイコフスキー記念モスクワ音楽院で学ぶ。1978年、イタリア、モンテルニの「アレッサンドロ・カサグランデ国際コンクール」第1位。1980年、カナダの「モントリオール国際コンクール」第1位。1980年第10回「ショパン国際ピアノコンクール」で審査員特別賞を受賞。このCDは、ソニー・クラシカルからのデビュー・アルバム(長期専属契約の1枚目)で、1998年グラモフォン発売のショパン「スケルツォ」以来21年ぶりのニュー・アルバム。
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2019年9月30日

マーラー : 交響曲第9番
指揮: ヘルベルト・ブロムシュテット
管弦楽:バンベルク交響楽団
録音: 2018年6月、バンベルク・コンサートホール
CD:キングインターナショナル KKC6031~2(2枚組、ライブ録音)
指揮のヘルベルト・ブロムシュテット(1927年生れ)は、アメリカ生まれのスウェーデン人。ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、バンベルク交響楽団、シュターツカペレ・ドレスデンなどの名誉指揮者、NHK交響楽団の桂冠名誉指揮者。このCDは、バンベルク交響楽団の名誉指揮者であるヘルベルト・ブロムシュテットが2017/18年シーズンの終わりに行ったコンサートのライヴ録音。
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2019年9月26日

ラフマニノフ:交響曲 第2番
モシュコフスキ:組曲「諸国から」
指揮:角田鋼亮(セントラル愛知交響楽団常任指揮者)
管弦楽:セントラル愛知交響楽団
録音:2019年4月22日、愛知県芸術劇場コンサートホール(ライヴ録音)
CD:オクタヴィア・レコード OVCL-00701
指揮の角田鋼亮(1980年生れ)は、愛知県名古屋市出身。1099年東京藝術大学音楽学部指揮科に入学。1902年「安宅賞」を受賞。同大学大学院指揮科ならびにベルリン音楽大学国家演奏家資格課程修了。2008年カラヤン生誕100周年記念の第4回「ドイツ全音楽大学指揮コンクール」第2位入賞。2015年セントラル愛知交響楽団の指揮者に就任。2016年大阪フィルハーモニー交響楽団の指揮者に就任。2018年仙台フィルハーモニー管弦楽団の指揮者に就任。2019年セントラル愛知交響楽団常任指揮者に就任。
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2019年9月23日

シベリウス:4つの抒情的小品 作品74
2つのロンディーノ 作品68
抒情的瞑想 作品40
6つのパガテル 作品97
8つの小品 作品99
組曲「ベルシャザール王の饗宴」 作品51(作曲者自身の編曲によるピアノ版)
抒情的ワルツ 作品96a (作曲者自身の編曲によるピアノ版)
ピアノ:渡邉規久雄
録音:2019年2月9日、東京文化会館小ホール(ライヴ録音)
CD:オクタヴィア・レコード OVCT‐00162
ピアノの渡邉規久雄(1950年生まれ)は、東京都出身(指揮者の渡邉暁雄の次男)。ピアノを林秀光、シュピッツェンベルガーに、作曲を野田暉行に師事。1951年東京でリサイタル・デビュー。夫人の寺田悦子とのピアノ・デュオ・コンサートでも知られる。1974年米国インディアナ大学音楽校卒業、卒業時成績優秀賞受賞、1976年米国インディアナ大学音楽校大学院修了。2015年フィンランド・シベリウス協会より栄誉ある「シベリウスメダル」を受賞。2017年大阪ザフェニックスホールミュージックアドヴァイザーに就任。現在、武蔵野音大教授。このCDは、シベリウス・リサイタル Vol.5(完結盤)。
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2019年9月19日

ショパン:バラード第1番~第4番
即興曲第1番~第3番、幻想即興曲
ピアノ:ガーボル・ファルカシュ
録音: 2018年11月4~8日、ハンガリー、フンガロトン・スタジオ
CD:キングインターナショナル KKC-6056
ピアノのガーボル・ファルカシュ(1981生れ)は、2005年ブダペスト・リスト音楽院を卒業。ゾルターン・コチシュとタマーシュ・ヴァーシャリ指導のもと2014年に同音楽院博士号取得。2015年ニューヨークコンサートアーティスト&アソシエイト主催コンクールにて最優秀賞を受賞し、2016年にはカーネギーホールにてデビューリサイタルを行う。2009年ワイマール第6回「国際リストピアノコンクール」にて第1位および聴衆賞、ベストハイドンソナタ演奏者賞を受賞。2003年に「ハンガリー全国ラジオピアノコンクール」にて第1位受賞。2012年ハンガリー最高芸術家賞である「フランツリスト賞」を受賞。 近年、ニューヨーク、ハンブルク、ブダペスト各社から推薦され、スタインウェイアーティストの称号を得る。2017年より東京音楽大学の客員教授を務める。
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2019年9月16日

<DISC:1>
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ 第1番ト短調 BWV1001
無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第1番ロ短調 BWV1002
無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ 第2番イ短調 BWV1003
<DISC:2>
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第2番ニ短調 BWV1004
無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ 第3番ハ長調 BWV1005
無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第3番ホ長調 BWV1006
ヴァイオリン:前橋汀子
CD:ソニー・ミュージックジャパン SICX-10006(2枚組)
ヴァイオリンの前橋汀子は、17歳で旧ソ連国立レニングラード音楽院(現サンクトペテルブルク音楽院)創立100年記念の一環として、日本人初の留学生に選ばれ、ミハイル・ヴァイマンのもとで3年間学ぶ。その後、ニューヨーク・ジュリアード音楽院でロバート・マン、ドロシー・ディレイ等の指導を受け、さらにスイスでヨーゼフ・シゲティ、ナタン・ミルシテインの薫陶を受けた。レオポルド・ストコフスキーの指揮により、ニューヨーク・カーネギーホールで演奏会デビューを果たす。2007年にはバッハの「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ&パルティータ」全曲演奏会、2008~2009年は2夜にわたるベートーヴェンの「ヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会」を行い注目を浴びる。2004年「日本芸術院賞」、2007年第37回「エクソンモービル音楽賞(現・JXTG音楽賞)」洋楽部門本賞受賞。2011年「紫綬褒章」受章。このCDは、1989年にリリースされ、その年の「レコード・アカデミー賞」を受賞して絶賛されたバッハの「無伴奏」から30年。前橋汀子が21世紀、令和元年の2019年についに世に問う新たな「無伴奏」。ジャケット写真は、長年前橋を撮り続けている巨匠・篠山紀信。
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