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2025年4月10日

★ルノー・カピュソンのシベリウス/バーバー: ヴァイオリン協奏曲


シベリウス:ヴァイオリン協奏曲
バーバー: ヴァイオリン協奏曲

ヴァイオリン:ルノー・カピュソン

指揮:ダニエル・ハーディング

管弦楽:スイス・ロマンド管弦楽

CD:ワーナーミュージックジャパン WPCS-13874

 ヴァイオリンのルノー・カピュソン(1976年生れ)は、フランス、シャンベリ出身。14歳でパリ国立高等音楽院に入学し、室内楽とヴァイオリンのプルミエ・プリを獲得。その後ベルリンでトマス・ブランディスに、続いてアイザック・スターン、シュロモ・ミンツに師事。1998年から2000年までは、クラウディオ・アバードの指名によってマーラー・ユーゲント・オーケストラのコンサートマスターを務めた。その間、ピエール・ブーレーズ等の指揮者の元で研鑽を積んだ。その後ソリストとして、ベルリン・フィル、ウィーン・フィル、ボストン交響楽団、パリ管等、世界中の主要オーケストラや指揮者と共演し、室内楽にも積極的に取り組む。モダン楽器のヴァイオリニストではあるが、バロック奏法の影響を受け、さらにフランコ・ベルギー派の伝統も受け継いでいると言われる。自身が創設した「イースター音楽祭」の音楽監督、および「グシュタード冬音楽祭」の音楽監督を務める。弟はチェリストのゴーティエ・カピュソン。

 指揮のダニエル・ハーディング(1975年生れ)は、イギリ、オックスフォード出身。 サイモン・ラトルのアシスタントを務め、1994年バーミンガム市交響楽団を指揮してデビュー。このデビュー演奏会でロイヤル・フィルハーモニック協会の「ベスト・デビュー賞」を受賞する。1996年ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団を指揮すると同時に、最年少指揮者として「BBCプロムス」にもデビューを果たす。2002年「シュヴァリエ勲章」を受章。2003年マーラー室内管弦楽団初代音楽監督就任。2007年スウェーデン放送交響楽団首席指揮者就任。2012年軽井沢大賀ホール初代芸術監督に就任。2016年~2019年パリ管弦楽団音楽監督。2018年スウェーデン放送交響楽団芸術監督に就任。2024年サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団音楽監督に就任。

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