2011年12月16日
ブラームス:交響曲第1番―第4番
指揮:デイヴィッド・ジンマン
管弦楽:チューリヒ・トーンハレ管弦楽団
CD:ソニーミュージック SICC1507~9
アメリカの指揮者デイヴィッド・ジンマンの75歳を記念した最新録音「ブラームス:交響曲全集」が発売された。 この「ブラームス交響曲全集」は、2010年4月に行なわれた2日間の演奏会での4曲がライヴ収録されたもの。ブラームスは、ジンマンの師でフランスの名指揮者ピエール・モントゥーの十八番であり、このジンマン+チューリヒ・トーンハレ(2010年までジンマンが音楽監督を務めた)の演奏でも、その正統的な解釈が受け継がれている。チューリヒ・トーンハレ管弦楽団の本拠地「チューリヒ・トーンハレ」は、ブラームスの立ち会いのもと、1895年にオープンしたスイス屈指の音楽ホールであるが、トーンハレ管によるブラームス全集は今回のジンマン盤が初めてという。