2025年9月04日
J.S.バッハ:イギリス組曲第6番 ニ短調 BWV811
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第8番 イ短調 K.310(300d)
シューマン:蝶々(パピヨン)作品2
ドビュッシー:映像第1集
ピアノ:梯 剛之
録音:2024年10月10日(ライヴ録音)
CD:ソナーレ・アートオフィス SONARE1071
ピアノの梯 剛之(かけはし たけし、1977年生まれ)は、東京都出身。小児癌により生後1ヵ月で失明するが、玩具がわりにピアノに親しみ、4才半よりレッスンを始める。1990年八王子市立中山小学校卒業と同時にウイーン国立音楽大学準備科に入学。同年再び眼に悪性腫瘍を患い帰国し手術するも、翌年勉強を再開。1994年チェコの「盲人弱視者国際音楽コンクール」、ドイツの「エトリンゲン青少年国際ピアノコンクール(Bカテゴリー)」で参加者中最年少優勝、豊かな音楽性を認められる。1995年アメリカの「ストラヴィンスキー青少年国際コンクール」第2位。1997年「村松賞」受賞。1998年「ロン=ティボー国際コンクール(パリ)」第2位およびSACEM賞(リサイタル賞)、シュピオンボノー財団賞受賞。1999年「都民文化栄誉章」「出光音楽賞」「点字毎日文化賞」を受賞。2000年「ショパン国際コンクール」ワルシャワ市長賞受賞。2014年7月サラエボにて、「世界平和コンサートへの道」公演で、柳澤寿男指揮バルカン室内管弦楽団 とモーツァルト:ピアノ協奏曲第13 番を共演するなど、これまでに世界各国のオーケストラと共演。NHK「芸術劇場」「クラシックアワー」「N響アワー」「毎日モーツアルト」「ぴあのピア」、テレビ朝日「徹子の部屋」等テレビ、ラジオ出演も多い。これまで計10枚のCDをリリース。「ピアノ・リサイタル2013」(SONARE1023)は「レコード芸術」誌で特選盤、「ピアノ・リサイタル2014」(SONARE1027)は同誌準特選盤に選ばれた。