クラシック音楽 新譜CD情報


バックナンバー 2012年 5月

2012年5月04日

★日本のオペラ界を代表するバリトン:宮本益光の「碧のイタリア歌曲集」


グルック:おお、この優しい情熱の
ベルリーニ:激しい希求/優雅な月よ/清らかな女神 (インストゥルメンタル)
ドニゼッティ:一粒の涙/私は家を造りたい
ヴェルディ:/寂しい部屋で/乾杯
プッチ:地中海のアヴェマリア
トスティ:最後の歌/夢
ガスタルドン:禁じられた歌
デンツァ:妖精の瞳
レオンカヴァッロ:朝
武満徹:小さな空
モーツァルト:カンツォネッタ(歌劇「ドン・ジョヴァンニ」より)
加藤昌則(詩・宮本益光):もしも歌がなかったら

バリトン:宮本益光

演奏:アンサンブル・クラシカ
ロマーノ・プッチ(フルート)/ファビオ・スプルッツォラ(ギター)/イヴァーノ・ブランヴィラ(クラリネット&マンドリン)

録音:2011年1月16日、東京、ハクジュホールにてライヴ収録

CD:オクタヴィア・レコード OVCL-00458

日本を代表するオペラ歌手であり、オペラの日本語訳や執筆、教育者としてマルチな活動と人間性でファンを魅了する宮本益光のEXTONデビュー盤。「碧のイタリア歌曲」と題してイタリアの代表的な美しいメロディ溢れる歌曲をライヴ収録。宮本益光ののびやかで色気のある歌声が、多くのファンを虜にしてきたが、イタリアを思わす空の碧さのもと今回も存分に堪能できそう。また、今回伴奏を務めるアンサンブル・クラシカは、ミラノ・スカラ座管弦楽団の首席フルート奏者として活躍していたロマーノ・プッチが結成した団体。さらにボーナス・トラックには宮本益光のメッセージを収録。

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2012年5月03日

★クリヴィヌがピリオド楽器オーケストラで放つ、超新鮮ベートーヴェン交響曲全集


ベートーヴェン:交響曲全集

指揮: エマニュエル・クリヴィヌ

管弦楽: ラ・シャンブル・フィルハーモニック

独唱:ジネアド・ミューレン (Sop)/キャロリン・マズア (A)/ドミニク・ヴォルティッヒ (Ten)/コンスタンティン・ヴォルフ (Bs)

合唱:シャンブル・レ・エレメンツ合唱団

録音:2009年12月、2010年5月 (ライヴ録音)

CD:キングインターナショナル KI‐KKC5190~94

エマニュエル・クリヴィヌ(1947年生まれ)は、フランス、グルノーブルの生まれの指揮者。当初はヴァイオリンを学び、その後指揮者への転向。1976年~1983、フランス放送新フィルハーモニー管弦楽団(現フランス放送フィルハーモニー管弦楽団)の首席客演指揮者を経て、1987年~2000年、リヨン国立管弦楽団の音楽監督を務める。2004年からピリオド楽器オーケストラのラ・シャンブル・フィルハーモニックの指揮者、さらに2006年からは、ルクセンブルク・フィルハーモニー管弦楽団音楽監督を務めている。このCDは、クリヴィヌ率いるピリオド楽器オーケストラ、ラ・シャンブル・フィルによるベートーヴェン交響曲全集。

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2012年5月01日

★バッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)のバッハ:カンタータ集~震災義援プロジェクト作品~


~緊急特別発売  BCJ一同から東北の被災者の皆様への祈りと熱きエール~

 J.S. バッハ:カンタータ集

カンタータ 第156番 「わが片足はすでに墓穴の中にあり」 BWV156 – シンフォニア 
カンタータ 第156番 – アリアとコラール [ゲルト・テュルク (テノール)] 
カンタータ 第106番 「神の時こそ、最上の時 (追悼の式典)」 BWV106 – ソナティーナ 
カンタータ 第127番 BWV127 – アリア 「魂は、主の御手のうちに、安らいでいます」 [キャロリン・サンプソン (ソプラノ)] 
オルガン・コラール 「心よりわれこがれ望む」 BWV727 
カンタータ 第106番 BWV106 – アリア 「あなたの御手に、私の魂を委ねます」/アリオーソとコラール 「あなたは今日私と一緒に楽園にいるであろう」 [米良美一 (カウンターテナー)、ゲルト・テュルク (テノール)] 
管弦楽組曲 第3番 ニ長調 – エア 
カンタータ 第115番 BWV115 – アリア 「そのような時でも、祈るがいい」 [スザンヌ・リディーン (ソプラノ)] 
オルガン・コラール 「われら悩みの極みにありて」 BWV641 
カンタータ 第170番 BWV170 – アリア 「満ち足りた安らぎ、魂の愉しむ悦びよ」 [ロビン・ブレイズ (カウンターテナー)] 
カンタータ 第151番 BWV151 – アリア 「甘き慰め、わがイエスが来られる」 [ハナ・ブラシコヴァ (ソプラノ)] 
オルガン・コラール 「私はあなたに叫び求めます、主イエス・キリストよ」 BWV639 
カンタータ 第105番 BWV105 – アリア 「なんと震えまたゆらぐことか」 [ミア・パーション (ソプラノ)] 
カンタータ 第159番 BWV159 – アリア 「成し遂げられた」 [ペーター・コーイ (バス)] 
モテット 「来たれ、イエスよ、来たれ」 BWV229

指揮: 鈴木雅明

管弦楽:バッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)

オルガン:鈴木雅明

CD:キングインターナショナル BISー2011

 このCDは、東日本大震災被災者のための「BCJ震災義援プロジェクト (2011年4月~)」の一環として、鈴木雅明とバッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)により企画された。バッハの音楽と素晴らしい演奏を通して被災者にエールを送ると同時に、CDの印税収入を寄付することを目的としたもの。大半は既発のカンタータ中のナンバーで、米良美一やミア・パーションなど懐かしい面々も総動員。さらに鈴木雅明がこのアルバムのために2011年11月に神戸松蔭女子学院大学チャペルのオルガンを用いて3篇のオルガン・コラールを新録音している。

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