クラシック音楽 新譜CD情報


バックナンバー 2018年 8月

2018年8月16日

★伊ヴァイオリン界の巨匠、ジョヴァンニ・グリエルモのメモリアル盤


ヴィバルディ

ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 「お気に入り」 Rv.277
          独奏ヴァイオリンとエコー・ヴァイオリンのための協奏曲 イ長調 Rv.552
レスピーギ:リュートのための古風な舞曲とアリア 第3組曲
ポレーナ:ヴィヴァルディ

ヴァイオリン:ジョヴァンニ・グリエルモ

合奏:東京ヴィヴァルディ合奏団

CD:マイスター・ミュージック MM‐4036

 わが国のバロック演奏を牽引する東京ヴィヴァルディ合奏団と2017年に逝去したヴァイオリンのジョヴァンニ・グリエルモの共演盤。ジョヴァンニ・グリエルモは、イタリア合奏団の創設者で、ポリーニ音楽院の院長、オリンピコ劇場の芸術監督などを務め、イタリア・ヴァイオリン界を代表する重鎮として知られていた。

コメント/トラックバック投稿 »


2018年8月13日

★気鋭の個性派スペシャリスト4人によるメシアン:世の終わりのための四重奏曲


メシアン:世の終わりのための四重奏曲

メシアン:世の終わりのための四重奏曲

       第1楽章 水晶の典礼/第2楽章 世の終わりを告げる天使のためのヴォカリーズ
       第3楽章 鳥たちの深淵/第4楽章 間奏曲
       第5楽章 イエスの永遠性への賛歌/第6楽章 7つのトランペットのための狂乱の踊り
       第7楽章 世の終わりを告げる天使のための虹の混乱/第8楽章 イエスの不滅性への賛歌

録音:2017年8月28~30日、ベルリン、Siemensvilla

クラリネット:マルティン・フレスト
ピアノ:リュカ・ドゥバルグ
ヴァイオリン:ジャニーヌ・ジャンセン
チェロ:トーレイヴ・テデーン

CD:ソニーミュージックジャパン SICC30482

 メシアン:世の終わりのための四重奏曲は、クラリネット、ピアノ、ヴァイオリン、チェロという楽器編成で書かれ、初演は1941年1月15日に収容所内で行われた。クラリネットのマルティン・フレストは、1970年スウェーデン生まれでクラリネットの魔術師の異名をもつ名手。ピアノのリュカ・ドゥバルグは、1980年生まれのフランス人で2015年チャイコフスキー・コンクールで頭角を現した鬼才。ヴァイオリンのジャニーヌ・ヤンセンは1978年オランダ生まれの実力派。チェロのトーレイヴ・テデーンは1962年スウェーデン生まれのベテラン。

コメント/トラックバック投稿 »


2018年8月09日

★「パガニーニ国際ヴァイオリンコンクール」第3位(日本人最高位)の正戸里佳のデビューアルバム


正戸里佳

ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ第2番
      フォーレの名による子守歌
ドビュッシー:星の夜
        ヴァイオリン・ソナタ
        亜麻色の髪の乙女
プーランク:愛の小径
       ヴァイオリン・ソナタ
       平和のためにお祈りください

録音:2018年1月31~2月1日、稲城iプラザホール

ヴァイオリン:正戸里佳

ピアノ:菅野 潤

CD:キングレコード KICC1455

 ヴァイオリンの正戸里佳は、広島市出身。10歳で、ルーマニア第2の都市ヤシにてモルドバ・フィルハーモニーとブルッフ作曲ヴァイオリン協奏曲を共演し好評を博した。その模様はルーマニア国営ラジオでも放送された。さらに13歳でポーランド国立クラクフ室内管弦楽団とメンデルスゾーン作曲ヴァイオリン協奏曲を共演。そして2006年には17歳で「パガニーニ国際ヴァイオリンコンクール」で第3位を受賞(日本人最高位)。桐朋学園女子高等学校音楽科を首席卒業後、同大学ソリスト・ディプロマ特待生を経て2009年に渡仏。パリ国立高等音楽院修士課程をプルミエ・プリ(一等賞)およびフランソワーズ・ドゥロー賞を受賞し首席で卒業後、同音楽院アーティスト・ディプロマコースを修了。パリを拠点に、約10年にわたりヨーロッパ、アメリカなど各国でリサイタルやコンチェルト、室内楽の公演を行う。このCDはデビューアルバム。

 ピアノの菅野 潤は、桐朋学園大学音楽学部ピアノ科卒業。来日したオリヴィエ・メシアン夫妻との出会いを機に、フランス政府給費留学生として、パリ国立高等音楽院に留学。ピアノをメシアン夫人のイヴォンヌ・ロリオ、室内楽をモーリス・クリュット、ブルーノ・パスキエ各氏に師事し、ピアノ科、室内楽科をそれぞれ一等賞を得て卒業。 その後、パリ・エコール・ノルマル音楽院に在籍し、審査員全員一致で演奏家資格を得て、ジェルメーヌ・ムニエ氏の助手となる。さらにヴラド・ペルルミュテール、ゲオルギー・シェベックの両氏について研鑽を積む。数々の国際コンクールに上位入賞の後、パリを拠点とし、内外で演奏活動を行っている。これまでに、バッハからメシアンまでのレパートリーを収めたCDがフランス、スイス、及び日本でリリースされている。

コメント/トラックバック投稿 »


2018年8月06日

★イリーナ・メジューエワ 日本デビュー20周年記念リサイタル 2017~2018(ライブ録音)


イリーナ・メジューエワ

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第27番/第30番/第31番/第32番 ハ短調/バガテル ト長調 Op.126-5
リスト:告別(ロシア民謡)/ピアノ・ソナタ ロ短調/夢の中で(ノクターン)/エステ荘の噴水
ショパン:マズルカ(5曲)(Op.6-2, Op.17-4, Op.24-4, Op.41-2, Op.41-4)
      ピアノ・ソナタ第2番/子守歌
ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ 第2番/練習曲「音の絵」 ハ長調 Op.33-2/楽興の時 ホ短調 Op.16-4
メトネル:「忘れられた調べ」 より
       (夕べの歌 Op.38-6、田舎の舞曲 Op.38-5、波の舞曲 Op.40-5、優美な舞曲 Op.38-2、
        祝祭の舞曲 Op.38-3)
ショパン:ピアノ・ソナタ 第3番
      マズルカ イ短調 Op.67-4/練習曲 嬰ハ短調 Op.25-7/マズルカ ハ短調 Op.30-1
メトネル:おとぎ話 変ホ長調 Op.26-1

ピアノ:イリーナ・メジューエワ

録音:東京文化会館・小ホールにおけるライヴ録音
            2017年8月26日(ベートーヴェン)、2017年11月18日(ショパン)、
            2018年2月24日(リスト、ラフマニノフ、メトネル)

CD:若林工房 WKSP-1018~21(4枚組)

 ピアノのイリーナ・メジューエワ(1975年生れ)はロシア、ゴーリキー(現在のニジニ・ノヴゴロド)出身。グネーシン音楽学校でヴラディミール・トロップに師事。1992年ロッテルダムで開催された「エドゥアルト・フリプセ国際ピアノ・コンクール」で優勝。 以後、ヨーロッパ諸国で演奏活動を行う。1997年から日本の京都を本拠とし、アジア各国で演奏活動を展開。2015年第27回「ミュージック・ペンクラブ音楽賞」(クラシック部門、独奏独唱部門賞)受賞。現在、京都市立芸術大学音楽学部専任講師。この4枚組CDアルバムは、イリーナ・メジューエワが日本コンサートデビュー20周年を記念して東京文化会館で行った3回のリサイタル・シリーズのライヴ録音。更なる高みを目指して歩み続けるアーティストの、かけがえのない記録。

コメント/トラックバック投稿 »