クラシック音楽 新譜CD情報


2015年2月16日

★今注目の指揮者アンドレア・バッティストーニによるイタリア・オペラ管弦楽・合唱名曲集


ヴェルディ:歌劇「運命の力」序曲
ヴェルディ:歌劇「ナブッコ」より 「行け、我が想いよ、黄金の翼に乗って」
プッチーニ:歌劇「マノン・レスコー」間奏曲
ロッシーニ:歌劇「ウィリアム・テル」序曲
ロッシーニ:歌劇「アルジェのイタリア女」序曲
ヴェルディ:歌劇「マクベス」より バレエ音楽
ヴェルディ:歌劇「マクベス」より「踏みにじられた祖国よ」
ヴェルディ:歌劇「アイーダ」より 凱旋行進曲

指揮:アンドレア・バッティストーニ

管弦楽:カルロ・フェリーチェ劇場管弦楽団

合唱:カルロ・フェリーチェ劇場合唱団

録音:2014年3月27日~28日、ジェノヴァ、カルロ・フェリーチェ劇場

SDCD:日本コロムビア COGQ‐72(ハイブリッド)

 指揮のアンドレア・バッティストーニは、1987年ヴェローナ生まれ。2011年3年契約でパルマ王立歌劇場の首席客演指揮者を務め、2013年5年契約でジェノヴァ・カルロ・フェリーチェ歌劇場の首席客演指揮者に就任。さらに、2015年4月東京フィルハーモニー交響楽団の首席客演指揮者に就任する。2013年5月東京フィル定期公演でのレスピーギ「ローマ三部作」で絶賛を博するなど、国際的に頭角を現している若き指揮者。

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2015年2月12日

★小澤征爾の長年の夢が実現した水戸室内管弦楽団とのベートーヴェン初録音


ベートーヴェン:交響曲第4番&第7番

指揮:小澤征爾

管弦楽:水戸室内管弦楽団

CD:ユニバーサル ミュージック UCCD-1413(Blu-spec CD2)

録音:2014年1月17日(1-4)、5月25日(5-8)、水戸芸術館コンサートホールATM、ライヴ収録

 2014年1月と5月に行われた水戸室内管弦楽団演奏会から、小澤征爾が指揮したベートーヴェンの2曲の交響曲をライヴ収録。2002年に完成したサイトウ・キネン・オーケストラとの交響曲全集以来となる、待望の小澤征爾ベートーヴェン新録音。このCDは、「小澤征爾80歳記念キャンペーン」対象商品。 「Blu-spec CD2」とは、ソニー・ミュージックエンタテインメントが、2008年に発売を開始した「Blu-spec CDR」からさらに研究開発を重ね、ブルーレイディスク製造技術のすべてをCD製造に投入することによって完成した、より一層原音に忠実な高品質CD。

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2015年2月09日

★若き俊英 ワシリー・ペトレンコ&ロイヤル・リヴァプール・フィルのラフマニノフ:交響曲第1番他


ラフマニノフ:交響曲第1番
         交響詩:ロスティスラフ公

指揮:ワシリー・ペトレンコ

管弦楽:ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニック管弦楽団

CD:ワーナーミュージック・ジャパン WPCS-12885

 指揮のワシリー・ペトレンコ(1977年生まれ)は、ロシア・北オセチア出身。サンクト・ペテルブルグ音楽院でヤンソンス、サロネンらに師事。18歳からムソルグスキー記念サンクトペテルブルグ国立アカデミー劇場(旧レニングラード国立歌劇場)でオペラ指揮者としての経験を積む。21歳の時には、ショスタコーヴィチ合唱指揮コンクールで優勝、26歳でカダケス国際指揮者コンクール優勝し、2006年よりロイヤル・リヴァプール・フィルの首席指揮者を務めている。 ロイヤル・リヴァプール・フィルは、ロンドン響より64年も前の1840年に創設された英国最古のオーケストラ。同コンビによる、ショスタコーヴィチの交響曲シリーズ(NAXOS)が絶賛された。

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2015年2月05日

★ヴィオラ奏者の新スター ニルス・メンケマイヤーのバッハ:無伴奏チェロ組曲(ヴィオラ版)他


<Disc1>
バッハ:無伴奏チェロ組曲(ヴィオラ版)より第1番~第3番

<Disc2>
ペンデレツキ:無伴奏ヴィオラのためのサラバンド
マルコ・ヘルテンシュタイン:無伴奏ヴィオラのためのルーチェ・モレンダ
サリー・ビーミッシュ:無伴奏ヴィオラのためのアリエル
コンスタンティア・グルズィ:新しい世界のための9つの子守り歌

ヴィオラ:ニルス・メンケマイヤー

録音:2012年9月、ミュンヘン、バイエルン放送スタジオ

CD:ソニーミュージックジャパン SICC-30193~94

 ヴィオラのニルス・メンケマイヤーは、1978年ドイツ・ブレーメン生まれ。2005年ORF国際ヴィオラ・コンクールで優勝、2005年カール・フレッシュ賞、プリムローズ・ヴィオラ・コンクール優勝などの受賞歴を持つ。 WDRケルン放送交響楽団首席奏者を経てソリストに転向したが、最近ではユリア・フィッシャーらと室内楽のプログラムに取り組んでいる。

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2015年2月02日

★女性ピアニスト、ヴァレンティーナ・リシッツァのショパン:24の練習曲/シューマン:交響的練習曲


ショパン:24の練習曲
シューマン:交響的練習曲

ピアノ:ヴァレンティーナ・ リシッツァ

CD:ユニバーサル ミュージック UCCD1411

 ヴァレンティーナ・リシッツァは、ウクライナ出身のピアニスト。キエフ音楽院で後に夫となるアレクセイ・クズネツォフと出会う。1991年、2台ピアノのコンクールで最高峰と言われる「マレイ・ドラノフ国際2台ピアノコンクール」で優勝。現在、アメリカに在住し、世界各地で演奏活動を行う。

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2015年1月29日

★高橋アキによるシューベルト・ピアノ作品シリーズ第4弾


シューベルト:ピアノソナタ第18番「幻想」/ピアノソナタ第9番

ピアノ:高橋アキ

CD:カメラータ・トウキョウ

 高橋アキによるシューベルト・ピアノ作品シリーズ第4弾。高橋アキは、神奈川県鎌倉市出身のピアニスト。東京芸術大学卒業および同大学院修了。1975年には、エリック・サティ没後50年を記念し「エリック・サティ連続演奏会」を開催。特に、現代音楽演奏家として高い評価を得ている。2007年芸術選奨文部科学大臣賞、2008年文化庁芸術祭優秀賞、2011年 紫綬褒章を受賞。

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2015年1月26日

★女性指揮者エマニュエル・アイムによるヘンデル:オラトリオ「メサイア」


ヘンデル:オラトリオ「メサイア」

指揮:エマニュエル・アイム

管弦楽:ル・コンセール・ダストレ

ソプラノ:ルーシー・クロウ
カウンターテナー:ティム・ミード
テノール:アンドリュー・ステイプルズ
バリトン:クリストファー・パーヴス

録音:2013年12月4~7日、Opera de Lille

CD:ワーナーミュージック・ジャパン WPCS-12876~7

 美貌と実力を兼ね備えた古楽系女流指揮者エマニュエル・アイムと、彼女自身が創設した古楽アンサンブル「ル・コンセール・ダストレ」が、オラトリオ(聖譚曲)の最高峰といわれるヘンデル作曲「メサイア」に挑む。「ル・コンセール・ダストレ」は、2003年、年間最優秀アンサンブルとして「ヴィクトワール・ドゥ・ラ・ムジーク賞」、さらに2008年、年間最優秀古楽アンサンブルとして「エコー・クラシック賞」を受賞している。

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2015年1月22日

★第9回ロストロポーヴィチ国際チェロコンクール優勝者 宮田 大の新アルバム


フランク: チェロ・ソナタ
ラヴェル: 亡き王女のためのパヴァーヌ
フォーレ: エレジー
黛 敏郎: BUNRAKU チェロ独奏のための (1960年)
尾高尚忠: 夜曲 (1942年)

チェロ:宮田 大

ピアノ:ジュリアン・ジェルネ

CD:エヌ・アンド・エフ

 チェロの宮田 大は、栃木県宇都宮市出身。第74回日本音楽コンクールを含む出場するすべてのコンクールに第1位入賞を果たす。桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコースを首席で卒業。2009年にジュネーヴ音楽院卒業、2013年にクロンベルク・アカデミー修了。第9回ロストロポーヴィチ国際チェロ・コンクール(パリ)で日本人として初優勝。第6回齋藤秀雄メモリアル基金賞、第20回出光音楽賞、第13回ホテルオークラ音楽賞受賞。水戸室内管弦楽団メンバー。

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2015年1月19日

★“ギリシャの鬼才”テオドール・クルレンツィスのモーツァルト:歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」(全曲)


モーツァルト:歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」(全曲)

指揮:テオドール・クルレンツィス

管弦楽:ムジカ・エテルナ

ソプラノ:ジモーネ・ケルメスほか

CD:ソニーミュージックジャパン SICC-30183~85(日本盤のみBlu-specCD2仕様 3枚組)

 “ギリシャの鬼才”テオドール・クルレンツィスが放つモーツァルトのオペラシリーズ、モーツァルトの「ダ・ポンテ・オペラ三部作」の第2弾 モーツァルト:歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」(全曲)。 クルレンツィスとムジカ・エテルナは、ロシアのウラル山脈のふもとに位置するペルミにあるペルミ国立歌劇場の音楽監督および座付きオーケストラで、モスクワから1400キロも離れた僻地にもかかわらず、そのオリジナル楽器による演奏は、音楽的な充実度はヨーロッパの一流歌劇場にも劣らないほどの名声を獲得している。

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2015年1月15日

★新時代のウィーン・フィル首席奏者たちによるモーツァルト:フルート四重奏曲集


モーツァルト:フルート四重奏曲 第1番~第4番
         フルート四重奏曲 ヘ長調 K.370(368b)(原曲:オーボエ四重奏曲 ヘ長調 K.370(368b)

フルート:カール=ハインツ・シュッツ
ヴァイオリン:アルベナ・ダナイローヴァ
ヴィオラ:トビアス・リー
チェロ:タマーシュ・ヴァルガ

録音:2014年6月、スタジオ・バウムガルテン(ウィーン)

CD:カメラータ・トウキョウ CMCD-28313

 フルート奏者のカール=ハインツ・シュッツは、現在、ソロはもちろん、ウィーン・フィル首席奏者としてオーケストラ演奏のほか、室内楽活動も活発に展開している。このCDは、ウィーン・フィル初の女性コンサートマスターのダナイローヴァ、ヴィオラ首席のリー、チェロ首席のヴァルガという顔ぶれによる録音。

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