クラシック音楽 新譜CD情報


2014年3月11日

★チッコリーニ(88歳)のワルツ選集


シャブリエ : アルバムの綴り
ショパン : 華麗なワルツ イ短調 Op.34の2
ピエルネ : ウィーン風 Op.49bis
グリーグ : 思い出 Op.71の7
サティ : お前がほしい
セヴラック : ロマンティックなワルツ
シューベルト (R.シュトラウス編) : クーペルヴィーザー・ワルツ
ドビュッシー : レントよりも遅く
マスネ : 非常にゆっくりとしたワルツ
シベリウス (作曲者編) : 悲しきワルツ Op.44
フォーレ : ヴァルス・カプリス 第3番 変ト長調 Op.59
ブラームス : ワルツ 変イ長調 Op.39の5
タイユフェール : ヴァルス・レント

ピアノ:アルド・チッコリーニ

録音:2013年5月21~24日、パリ、 ボンセクール教会

CD:キング・インターナショナル(La Dolce Volta) LDV13

アルド・チッコリーニ(1925年生まれ)は、フランス在住のイタリア人ピアニスト。1949年ロン・ティボー国際コンクールで優勝。1969年にフランスに帰化。このCDは、チッコリーニ88歳の最新録音で、サティ、セヴラック、マスネなど若き日に録音したワルツ選集。

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2014年3月10日

★オルフェウス室内管弦楽団初のベートーヴェン録音


ベートーヴェン:交響曲第5番&第7番

管弦楽:オルフェウス室内管弦楽団

CD:エイベックス AVCL25811

1972年に創設されたオルフェウス室内管弦楽団は、指揮者を置かず演奏する、米国の小編成のオーケストラで、弦楽器16名、管楽器10名の計26名を基本としている。ニューヨーク州を拠点として、カーネギー・ホールで定期的に演奏会を開催。これまで2度グラミー賞を受賞。 長い歴史を誇るオルフェウスにとって初のベートーヴェン録音となるもので、カーネギーホールでのライヴ録音盤。

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2014年3月07日

★ダニエル・バレンボイム&ウィーン・フィルによる「ニューイヤー・コンサート2014」


喜歌劇「美しきエレーヌ」によるカドリーユ
ワルツ「平和の棕櫚」
カロリーネ・ギャロップ
エジプト行進曲
ワルツ「もろびと手をとり」
ポルカ・シュネル「恋と踊りに夢中」
喜歌劇「くるまば草」序曲
ギャロップ「ことこと回れ」
ワルツ「ウィーンの森の物語」
ポルカ・フランセーズ「大好きな人」
ポルカ・シュネル「花束」
歌劇「カプリッチョ」から「月光の音楽」
ワルツ「ロマンティックな人々」
ポルカ・マズルカ「からかい」
ポルカ・シュネル「害のないいたずら」
バレエ「シルヴィア」から「ピツィカート」
ワルツ「ディナミーデン」
ポルカ・シュネル「憂いもなく」
ポルカ・シュネル「カリエール(馬の疾走)」
新年の挨拶
ワルツ「美しく青きドナウ」
ラデツキー行進曲

指揮: ダニエル・バレンボイム

管弦楽:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

CD:ソニーミュージックジャパン SICC1705~6

毎年1月1日に行なわれるウィーン・フィルのニューイヤー・コンサート。2014年は、巨匠ダニエル・バレンボイムが登場。2009年以来5年ぶり2度目のニューイヤー・コンサート登場となった。バレンボイムは、現在ベルリン国立歌劇場とミラノ・スカラ座の音楽監督を務めている。

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2014年3月06日

★コルネリア・ヘルマンのハ゛ッハ:フランス組曲 第2集


バッハ:フランス組曲第3番 ロ短調 BMV 814/第4番 変ホ長調 BMV 815
パルティータ ロ短調(フランス風序曲) BMV831

ピアノ:コルネリア・ヘルマン

CD:カメラータ・トウキョウ

ピアノのコルネリア・ヘルマンは、1985年よりザルツブルク・モーツァルテウム音楽院で学ぶ。
1996年、ドイツのライプツィヒで開催されたJ.S.バッハ国際コンクールで最年少19歳で最高位を獲得。また1999年ザルツブルクで開催されたモーツァルト国際コンクールでは特別賞を受賞。
このCDは、2013年3月来日公演で好評を博したコルネリア・へルマンのフランス組曲第2集。

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2014年3月04日

★ミケランジェリ、1965年3月13日、初来日のコンサートのライヴ録音盤


モーツァルト : ピアノ協奏曲 第20番
ベートーヴェン : ピアノ協奏曲 第5番「皇帝」

ピアノ:アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ

指揮:イントリッヒ・ローハン

管弦楽:読売日本交響楽団

録音:1965年3月13日、東京文化会館(ライヴ録音)

CD: ALTUS Td‐ALT274

このCDは、日本の聴衆に衝撃を与えたミケランジェリ初来日1965 年のコンサートのライヴ録音盤。アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(1920年―1995年)は、イタリアのピアニスト。ミラノ音楽院で学ぶ。1939年、ジュネーヴ国際音楽コンクールで優勝。第二次世界大戦後、世界各国でコンサートを開催し名声を確立した。

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2014年3月03日

★リヒテル、幻の東京リサイタル (1984年、蕉雨園 <東京都文京区>)ライヴ録音盤


ハイドン : ピアノ・ソナタ第24番/第32番

ドビュッシー : 前奏曲集 第1巻
デルフィの舞姫たち/帆/野を渡る風/音とかおりは夕暮れの大気に漂う/
アナカプリの丘/雪の上の足跡/西風の見たもの/とだえたセレナード/
沈める寺/パックの踊り
映像 第1集
水に映る影

ピアノ:スヴャトスラフ・リヒテル

録音 : 1984年3月27日、蕉雨園 (東京都文京区)、ライヴ録音

CD:キング・インターナショナル KKC-2083

このCDは、「初出! NHK名演奏家幻のライヴ・シリーズ」の第3弾で、リヒテルが日本家屋で行なった幻のコンサートのライヴ録音盤。1984年3月27日に、東京都文京区にある蕉雨園で行われた「幻の東京リサイタル」。リヒテルは当時69歳。蕉雨園は明治30年(1897)建造の宮内大臣田中光顕伯の邸宅だった純日本家屋。ここを気に入ったリヒテルたっての希望でピアノが運ばれ、コンサートが催された。このコンサートは一般公開ではなく、招待客のみのごく小さなものであったが、NHKが収録してテレビ放映され、当時、非常な話題となった録音。

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2014年2月28日

★復活公演、伊福部昭:舞踊音楽「プロメテの火」他


伊福部昭:舞踊音楽「プロメテの火」
舞踊音楽 「日本の太鼓」鹿踊(ししおどり)

指揮:広上淳一

管弦楽:東京交響楽団

録音:2013年5月27-28日、6月1日、ミューザ川崎(ライヴ録音)

CD:日本コロムビア COCQ85045

作曲家の伊福部昭(1914年―2006年)は、北海道釧路町出身。北海道帝国大学農学部林学実科に入学。「日本狂詩曲」をボストンへ送り、第1位に入賞し世界的評価を得る。1938年「ピアノ組曲」がヴェネツィア国際現代音楽祭入選。東京音楽学校(現東京藝術大学)の作曲科講師に就任。1950年バレエ音楽「プロメテの火」作曲。1954年映画「ゴジラ」の音楽を担当。以後、「ビルマの竪琴」「座頭市」シリーズなど多くの映画音楽を手掛けた。1960年バレエ音楽「日本の太鼓「狐剱舞」作曲。1976年東京音楽大学学長に就任。1980年紫綬褒章、1987年勲三等瑞宝章、2003年文化功労者。「プロメテの火」は、伊福部と日本現代舞踊の礎を築いた舞踊家の江口隆哉が共同制作したもので、上田仁指揮の東宝交響楽団(現、東京交響楽団)により、帝国劇場(東京)で1950年に初演された。 1960年までの間に全国で100回近く上演されたが、その後は再演が途絶えていた。

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2014年2月27日

★パリ在住のピアニスト菅野 潤のドビュッシー 前奏曲集 第1巻&第2巻


ドビュッシー 前奏曲集 第1巻&第2巻

ピアノ:菅野 潤

CD:コジマ録音(ALM RECORDS) ALCD‐7179

ピアノの菅野 潤は、1956年に生まれ。桐朋学園音楽学部ピアノ科卒業。1978年、フランス政府給費留学生として、パリ国立高等音楽院に留学、1981年にピアノ科、1982年に室内楽科をそれぞれ一等賞を得て卒業。1982年には、パリ・エコール・ノルマル音楽院に在籍し、審査員全員一致で演奏家資格を得る。1989年にはローマ、アヴェンティーノ音楽祭にて最優秀演奏賞を受ける。 1984年より、パリを拠点とし、内外で演奏活動を行っている。1996年より、バルセロナ・カレーロ音楽院教授。仙台国際音楽コンクールの運営委員を、2001年の同コンクールの創立以来つとめている。今回のCDは、好評を博した2012年のメシアンに続き、ドビュッシーの前奏曲集を完全収録。

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2014年2月25日

★男声コーラスグループ:IL DEVU (イル・デーヴ)のデビュー盤


シルヴィアに
アマリッリ、私の美しい人
朧月夜(チルコット編)
川の流れのように
ネッラ・ファンタジア
ピエ・イエズ
ニグラ・スム
ロマンチストの豚
ダニー・ボーイ(チルコット編)
マイ・ウェイ
パセラ
ホワイト・クリスマス

男声コーラス:IL DEVU (イル・デーヴ)

CD:日本コロムビア COCQ‐85036

IL DEVUは、東京二期会でメンバー全員が主役を歌い、国内外の第一線で活躍中の「太メン」男声歌手、大槻 孝志(Tenor)、望月 哲也(Tenor)、青山 貴(Bariton)、山下浩司(Bass/bariton)の4人ピアニスト河原忠之を加えた5名による男声コーラスグループ。男声歌手4人の世界的グループ「IL DIVO」を意識しつつ、和やかな雰囲気でクラシック・ポップスの名曲を歌う。

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2014年2月24日

★レイ・チェンのモーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番/第4番/ ヴァイオリン・ソナタ第22番


モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番/第4番
ヴァイオリン・ソナタ第22番

ヴァイオリン:レイ・チェン

ピアノ:クリストフ・エッシェンバッハ

指揮: クリストフ・エッシェンバッハ

管弦楽:シュレースヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭管弦楽団

CD:ソニー・ミュージック・ジャパン

ヴァイオリンのレイ・チェンは、1989年台湾生まれ。その後オーストラリアに移住。2005年カーティス音楽院に入学。2008年メニューイン・ヴァイオリン・コンクールで優勝。2008-2009年ニューヨーク・国際ヤング・アーティスト・オーディションにて優勝。2009年エリザベート王妃国際コンクールにおいて、最年少出場者で優勝。この録音は、2012年のノーベル賞コンサートで共演し共鳴した巨匠クリストフ・エッシェンバッハを指揮とピアノに迎えたCD。

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