クラシック音楽 新譜CD情報


2015年10月15日

★ズービン・メータ指揮による“ウィーン・フィル・サマーナイト・コンサート2015”  


R.シュトラウス:ウィーン・フィルハーモニーのためのファンファーレ
ヴェルディ:歌劇「仮面舞踏会」序曲
グリーク:ピアノ協奏曲
春のささやき
ペール・ギュント 第1組曲
シベリウス:交響詩「フィンランディア」
ロンビ:コペンハーゲンの蒸気機関車のギャロップ

ピアノ:ルドルフ・ブッフビンダー

指揮:ズービン・メータ

管弦楽:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

CD:ソニーミュージックジャパン SICC-30233

 このCDは、2004年の開催以来、初夏のウィーンの風物詩として定着している、ウィーン・フィルの名物行事「サマー・ナイト・コンサート2015」のライヴ録音盤。シェーンブルン宮殿において無料で10万人の音楽ファンに開放される。2015年は、ニューイヤー・コンサートに引き続き巨匠ズービン・メータの指揮。ウィーン・フィルによる北欧音楽は非常に珍しいもの。

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2015年10月12日

★ギドン・クレーメルの“器楽の技法”―グレン・グールドへのオマージュ


バッハに捧ぐ~ヴァイオリンと“エコー”のための
ゴルトベルク変奏曲 BWV 988より アリア~ヴァイオリン、ヴィブラフォンと弦楽のための
平均律クラヴィア曲集より 前奏曲とフーガ ニ短調 BWV 851~弦楽のための
3声のインベンション(シンフォニア) 第9番 ヘ短調 BWV 795~ヴァイオリン、フルート、パーカッションと弦楽のための
チェンバロ協奏曲 ヘ短調 BWV 1056より 第2楽章~ヴァイオリンと弦楽のための
平均律クラヴィア曲集より 前奏曲とフーガ イ短調 BWV 889~フルート、オーボエ、チェンバロと弦楽のための
バッハへの架け橋~ヴァイオリン、フルート、オーボエ、ピアノ、ヴィブラフォンと弦楽のための
パルティータ 第6番 ホ短調 BWV 830より サラバンド~ヴァイオリン・ソロと弦楽六重奏のための
平均律クラヴィア曲集より 前奏曲とフーガ 嬰へ短調 BWV 883~ヴァイオリン、チェンバロ、マリンバ、ヴィブラフォンと弦楽のための
アフター・グールド:ゴルトベルク変奏曲(No.30,19,4,18,22,26)、シェーンベルク:インテルメッツォ~ヴァイオリンと弦楽のための
ゴルトベルク変奏曲 BWV 988より アリア~ヴァイオリン、クロテイル、オーディオテープと弦楽のための

ヴァイオリン:ギドン・クレーメル

室内楽:クレメラータ・バルティカ

CD:ワーナーミュージック・ジャパン WPCS-13249

 ギドン・クレーメルの音楽性の心の師ともいえるクラシック・ピアノ界の巨星グレン・グールド没後30年の2012年に、クレメラータ・バルティカ(クレーメルが率いる室内楽団)とともにリリースした“グールドへのオマージュ”。

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2015年10月08日

★ニコラウス・アーノンクール指揮ベルリン・フィルのシューベルト:エディション


シューベルト :
<CD-1>
交響曲第1番/第3番/第7番「未完成」
<CD-2>
交響曲第2番/第4番「悲劇的」
<CD-3>
交響曲第5番/第6番
<CD-4>
交響曲第8番「グレート」
<CD-5>
ミサ曲第5番

ルバ・オルゴナソヴァ (ソプラノ)
ビルギット・レンメルト (アルト)
クルト・ストライト (シュトライト) (テノール)
クリスティアン・ゲルハーヘル (バス)
ベルリン放送合唱団

<CD-6>
ミサ曲第6番

ドロテア・レッシュマン (ソプラノ)
ベルナルダ・フィンク (アルト)
ヨナス・カウフマン (テノール)
クリスティアン・エルスナー (テノール)
クリスティアン・ゲルハーヘル (バス)
ベルリン放送合唱団

<CD-7&8>
歌劇 「アルフォンソとエストレッラ」 (全3幕)

ドロテア・レッシュマン (ソプラノ / エストレッラ)
クルト・ストライト (シュトライト) (テノール / アルフォンソ)
クリスティアン・ゲルハーヘル (バス / フロイラ)
ヨッヘン・シュメッケンベッヒャー (バリトン / マウレガート)
ハンノ・ミュラー=ブラッハマン (バリトン / アドルフォ)
ベルリン放送合唱団

指揮:ニコラウス・アーノンクール

管弦楽:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

録音日時 : 2003年10月23~25日 (交響曲第3&4番)
2004年4月22~24日 (交響曲第1番/ミサ曲第6番)
2004年12月2~5日 (交響曲第6&7番)
2005年4月14~16日 (交響曲第2番/ミサ曲第5番)
2005年10月8~9日 (アルフォンソとエストレッラ)
2006年3月22~24日(交響曲 第5&8番)

録音場所 : ベルリン、フィルハーモニー (ライヴ録音)

CD:キング・インターナショナル KKC-5445~53 (8CD+1Blu-ray)

 これは、ニコラウス・アーノンクール指揮ベルリン・フィルによるシューベルト演奏集(ライヴ録音)。このセットには、交響曲全曲に加えて、後期ミサ曲、オペラ「アルフォンソとエストレッラ」全曲が収録されている。さらにCD8枚にブルーレイ・ディスクが付属しており、それにはCDに収録されている全曲の、スタジオ・マスター・クオリティーの音声トラック(24bit/48kHz)と40分弱のアーノンクールのインタビュー(日本語字幕付)が収録されている。

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2015年10月05日

★ベルリン在住のピアニスト 福間洸太朗の水にまつわる曲のアルバム


シューベルト(リスト編曲):愛の便り/鱒/水上にて歌う
スメタナ(福間編曲):モルダウ
ビゼー:ラインの歌(I. 暁 II. 出発 III. 夢想 IV. ジプシー女 V. ないしょ話 VI. 帰還)
シュルツ・エヴラー:ヨハン・シュトラウスの「美しき青きドナウ」に基づく演奏会用アラベスク
メンデルスゾーン:ヴェニスの舟歌
ショパン:舟歌
リャードフ:舟歌
サルヴァトーレ・シャリーノ:アナモルフォシ
カスキ:夜の海辺にて
ウィリアム・ベインズ:孤独な難破船
サン・サーンス(ゴドフスキ編曲):白鳥

ピアノ:福間洸太朗

CD:DENON COCQ‐85270

 ピアノの福間洸太朗は1982年生まれ。パリ国立高等音楽院、ベルリン芸術大学、コモ湖国際ピアノアカデミーにて学ぶ。20歳でアメリカのクリーヴランド国際ピアノコンクール優勝(日本人初)及びショパン賞を受賞。2003年、ニューヨーク・リンカーンセンターでデビューを飾る。「ピアノによる武満徹へのオマージュ」と題したレクチャーコンサートを世界各地で展開している。現在、名前の「洸」にちなみ、水と光にまつわる曲でのコンサート企画を継続しているが、同アルバムは、この企画に沿った初のCD。現在ベルリン在住。

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2015年10月01日

★ブーニン“ショパン・コンクール優勝から30年&演奏活動30周年”特別記念盤


 
シューマン:アラベスク
ショパン:ノクターン 第8番
      ワルツ 第9番「別れのワルツ」
      マズルカ 第25番
      マズルカ 第41番
      マズルカ 第45番
      ワルツ 第12番
      ワルツ 第7番
メンデルスゾーン:無言歌「甘い思い出」
バッハ(マイラ・ヘス編):主よ、人の望みの喜びよ

ピアノ:スタニスラフ・ブーニン

CD:ユニバーサル ミュージック UCCY-1057

 ピアノのスタニスラフ・ブーニン (1966年生まれ)は、ロシア出身。祖父はゲンリフ・ネイガウス、父はスタニスラフ・ネイガウス。わずか19歳で第11回ショパン国際ピアノコンクール優勝を果たす。また「協奏曲賞」と「ポロネーズ賞」も同時受賞。このCDは、“ショパン・コンクール優勝から30年&演奏活動30周年”特別記念盤で、11年ぶりの新録音(ライヴ録音除く)。2014年12月、2015年1月、東京・自宅での録音。

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2015年9月28日

★アバド&モーツァルト管弦楽団 イン・マドリード(最後の公式ライヴ録音盤)


モーツァルト:オーボエ協奏曲
ハイドン:協奏交響曲

指揮:クラウディオ・アバド

管弦楽:モーツァルト管弦楽団

オーボエ:ルーカス・マシアス・ナバロ(モーツァルト)
ヴァイオリン:グリゴリー・アース (ハイドン)
チェロ:コンスタンチン・プフィッツ (ハイドン)
ファゴット:ギョーム・サンタナ (ハイドン)

録音:2013年3月20~25日、マドリード、オーディトリオ・デ・サラゴサ&オーディトリオ・ナショナル・デ・ムジカ

CD:キングインターナショナル(Claves)  KKC‐5433

 モーツァルト管弦楽団は、アバドが2004年に若い演奏家を集めて創設したオーケストラで、2011年8月よりモーツァルトの管楽協奏曲の演奏会&ライヴ録音を行ってきた。2014年1月20日に亡くなった巨匠クラウディオ・アバドが、2013年3月にマドリードで行った演奏会から、モーツァルトのオーボエ協奏曲とハイドンの協奏交響曲をCD化。

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2015年9月24日

★総重量約500kgの男声合唱団「IL DEVU (イル デーヴ)」の2ndアルバム「NUKUMORI」


<ディスク:1>

ディス・イズ・ザ・モーメント~ミュージカル「ジキル&ハイド」より
広い河の岸辺~The Water Is Wide~
オンブラ・マイ・フ~歌劇「セルセ」より
涙そうそう
愛の夢 第3番
枯葉
全ての山に登れ~映画「サウンド・オブ・ミュージック」より
さびしいカシの木
いのちの歌
見上げてごらん夜の星を

<ディスク:2>

パセラPV
ドキュメント映像
ダニー・ボーイ
朧月夜
マイ・ウェイ

男声合唱:IL DEVU (イル デーヴ)

CD+DVD:日本コロムビア COZQ‐1071~2

 IL DEVU(イル・デーヴ)は、総重量約500kgの重量級クラシック・ボーカル・グループ。メンバーは、普段オペラ歌手として第一線で活躍しているテノールの望月哲也、大槻孝志、バリトンの青山 貴、バスバリトンの山下浩司とピアニストの河原忠之による太メン5人。2013年12月には日本コロムビアよりデビューアルバム「DEBUT」をリリース。1年間の充電期間を経て、満を持しての2ndアルバムがCD+DVD「NUKUMORI」。

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2015年9月21日

★ボストン響の音楽監督に就任したアンドリス・ネルソンスのショスタコーヴィチ:交響曲第10番他


ショスタコーヴィチ:交響曲第10番
            パッサカリア~歌劇「ムツェンスク郡のマクベス夫人」第2幕から間奏曲~

指揮:アンドリス・ネルソンス

管弦楽:ボストン交響楽団

録音:2015年4月、ボストン(ライヴ録音)

CD:ユニバーサル ミュージック(ドイツ・グラモフォン) UCCG-1709

 指揮のアンドリス・ネルソンス(1978年生まれ)は、ラトビア出身。ラトビア国立歌劇場、北西ドイツ・フィルハーモニー管弦楽団、バーミンガム市交響楽団の首席指揮者を歴任し、2014年よりボストン交響楽団の音楽監督に就任。2017年からはライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の楽長(カペルマイスター)に就任する予定。このCDは、ボストン交響楽団のショスタコーヴィチ・シリーズの第1弾。

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2015年9月17日

★小澤征爾80歳記念・水戸室内管弦楽団創立25周年 ベートーヴェン:交響曲第2番/第8番


ベートーヴェン:交響曲第2番/第8番

指揮:小澤征爾

水戸室内管弦楽団

録音:2015年1月16、18日(第8番)、5月15、17日(第2番)、水戸芸術館コンサートホール(ライヴ録音)

CD:ユニバーサルミュージック UCCD-1421

 2015年に80歳を迎える小澤征爾の指揮で水戸室内管弦楽団がベートーヴェンを演奏。前作の第4番&第7番に続き、2015年1月と5月に水戸で行われた定期演奏会から、ベートーヴェンの交響曲第2番と第8番をライヴ収録。

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2015年9月14日

★バレンボイム&ドゥダメルのブラームス:ピアノ協奏曲第1番/第2番(ライヴ録音盤)


ブラームス:ピアノ協奏曲第1番/第2番

ピアノ:ダニエル・バレンボイム

指揮:グスターヴォ・ドゥダメル

管弦楽:ベルリン国立歌劇場管弦楽団(シュターツカペレ・ベルリン)

録音:2014年、ベルリン(ライヴ録音)

CD:ユニバーサル ミュージック UCCG-1707

 ピアノのダニエル・バレンボイム(1942年生まれ)は、1992年からベルリン国立歌劇場音楽総監督を務める。指揮のグスターボ・ドゥダメル(1981年生まれ)は、シモン・ボリバル・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラ音楽監督、エーテボリ交響楽団首席指揮者、ロサンジェルス・フィルハーモニック音楽監督に就任。こにCDは、現代屈指の巨匠ピアニスト、ダニエル・バレンボイムが次代を担う指揮者グスターボ・ドゥダメルと共演したライヴ録音盤。

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