クラシック音楽 新譜CD情報


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2010年12月15日

*新譜CD情報* 漆原朝子のシューベルト:ヴァイオリン作品集


[Disc1]
1. ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ 第1番 ニ長調 D384
2. ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ 第2番 イ短調 D385
3. ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ 第3番 ト短調 D408
4. ヴァイオリンと弦楽のためのロンド イ長調 D438

[Disc2]
1. ヴァイオリン・ソナタ イ長調 D574
2. 華麗なロンド ロ短調 D895
3. 幻想曲 ハ長調 D934

ヴァイオリン:漆原朝子

ピアノ:ベリー・スナイダー(Disc1:1-3 & Disc2)

弦楽四重奏:ロータス・カルテット(Disc1:4)

CD:FOCD9483/4

 漆原朝子は、近年では2003年にシューマンのヴァイオリン・ソナタ全曲(FOCD3502)、2005年にはブラームスのヴァイオリン・ソナタ全曲(FOCD9235)をリリース。いずれもロマン派の大家の魅力を余すところなく伝える録音として好評を得た。2009年には盟友ベリー・スナイダーと共にオール・シューベルト・プログラムによるツアーを行った。同CDは、ベストのタイミングで収録された、シューベルトのヴァイオリン作品集。繊細さと大胆さを併せ持ち、知性に裏打ちされた漆原の演奏は、シューベルトの神髄へと迫るもの。またロータス・カルテットとの協演による、隠れた名作「ヴァイオリンと弦楽のためのロンド」も収録。ロータス・カルテットは日本で設立され、国際的に活躍する常設弦楽四重奏団としては、東京カルテット以降、唯一の団体。

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