クラシック音楽 新譜CD情報


バックナンバー 2013年 6月

2013年6月11日

★ゲルギエフ&ロンドン交響楽団のラフマニノフ : 交響曲 第2番(ライヴ録音)


ラフマニノフ : 交響曲 第2番

指揮:ワレリー・ゲルギエフ

管弦楽:ロンドン交響楽団

録音:2008年9月20日~21日、ロンドン、バービカンホール (ライヴ録音)
 
CD:キング・インターナショナル(LSO Live)  KKC-5278 Hybrid SACD(輸入盤・日本語解説書付)

 このCDは、2008/09年のシーズンのオープニング「ラフマニノフ・フェスティヴァル」において、大評判を取った、ゲルギエフ指揮ロンドン交響楽団による交響曲第2番のライヴ録音。ゲルギエフは1993年にも、マリインスキー劇場管を指揮してセッション録音を行っており、今回は15年ぶり録音。ゲルギエフ(1953年生まれ)は、ロシア出身の指揮者。1988年からマリインスキー劇場芸術監督・総裁を務めている。2015年からは、マゼールの後を継ぎ、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者に就任することになっている。

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2013年6月10日

★ロータス・カルテット、2012年11月の東京・杉並公会堂でのライヴ盤


ハイドン:「ヴェネツィアの競艇」op.20-4より 第1楽章
モーツァルト:「ミラノセット」第1番 K.155より 第1楽章
プッチーニ:菊の花
レスピーギ:シチリアーノ
ヴォルフ:イタリアン・セレナーデ
ドヴォルジャーク:「アメリカ」より 第4楽章
バーバー:アダージョ
ラヴェル:弦楽四重奏曲

弦楽四重奏:ロータス・カルテット

録音:2012年11月30日、東京・杉並公会堂(ライヴ録音)

CD:ナミ・レコード WWCC-7728

 2012年、ジャパン・ツアーにおける気軽なプログラミングでのライヴ録音。ロータス・カルテットは、1992年日本で結成され、1993年大阪国際室内楽コンクール弦楽四重奏部門で第3位入賞。1995年ドイツ・シュトゥットガルト音楽芸術大学に入学。メロス弦楽四重奏団に師事。 1997年4月、難関のロンドン国際弦楽四重奏コンクールでメニューイン特別賞受賞。また、パオロ・ボルチアーニ国際弦楽四重奏コンクールで第3位特別賞受賞。さらに、ドイツBDI音楽コンクール弦楽四重奏部門で第1位。以後、世界的に活躍する日本の弦楽四重奏団として名声を得ている。

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2013年6月07日

★バロック・ヴァイオリニスト カルミニョーラのヴィヴァルディ:協奏曲集


 

ヴィヴァルディ:ヴァイオリン、弦楽合奏と通奏低音のための協奏曲
          ホ短調 RV281/ハ長調 RV187/ニ長調 RV232/ヘ長調 RV283/変ホ長調 RV254/ニ短調 RV243

ヴァイオリン:ジュリアーノ・カルミニョーラ

指揮&チェンバロ:オッターヴィオ・ダントーネ

弦楽合奏:アッカデーミア・ビザンティーナ

録音:2012年6月、バーニャカヴァッロ、聖ジローラモ教会

CD:ユニバーサルミュージック(アルヒーフ) UCCA-1099(SHM-CD)

 ジュリアーノ・カルミニョーラ(1951年生まれ)は、イタリアのヴァイオリニスト。モダンとバロック双方のヴァイオリンの演奏を行う。ヴェネツィア音楽院でルイジ・フェロに学ぶ。1973年のパガニーニ国際コンクールで第5位に入賞するなど、多くの国際コンクールでの入賞歴を持つ。1983年にアンドレア・マルコンの主宰する古楽器グループ「ソナトーリ・デ・ラ・ジョイオーサ・マルカ」に参加。1997年にはマルコンとともに「ヴェニス・バロック・オーケストラ」を結成。

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2013年6月06日

★ストラヴィンスキー:春の祭典&火の鳥の伝説の自作自演アニヴァーサリー・エディション


ストラヴィンスキー:春の祭典&火の鳥

指揮:イゴール・ストラヴィンスキー

管弦楽:コロムビア交響楽団

CD:ソニーミュージックジャパン SICC10178~9(2枚組、DISC1のみSACDハイブリッド)

 ストラヴィンスキー「春の祭典」の世界初演100年記念アルバムによる自作自演盤。作曲家ストラヴィンスキーは、1920年代後半から自作を指揮しての録音を開始した。DISC1(SACDハイブリッド)は、最晩年のステレオ録音による自作自演集から、1959年と1967年にコロンビア交響楽団を指揮して録音した「春の祭典」と「火の鳥」の1945年版組曲を収録。DISC2は、1940年代に、ニューヨーク・フィルを指揮したDISC1と同じ曲目2曲を収録。

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2013年6月04日

★ムーティ&ウィーン・フィルの1975年来日公演のライブ録音盤


ベートーヴェン : プロメテウスの創造物序曲 
ブラームス : ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲
ドヴォルザーク : 交響曲第9番「新世界より」 
ヴェルディ : 「運命の力」 序曲

指揮:リッカルド・ムーティ

管弦楽団:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

ヴァイオリン:ライナー・キュッヒル

チェロ:ロベルト・シャイヴァイン

録音 : 1975年4月3日、NHKホール (ライヴ録音)

CD:アルトゥス ALT-255~6(2CD)

 このCDは、1975年、34歳のムーティと、それに応えるウィーンフィルが大熱演した、来日初顔見せのライヴ録音。ムーティ(1941年生まれ)は、イタリア出身の指揮者。1967年グィード・カンテッリ賞受賞。1972年からフィルハーモニア管弦楽団を定期的に指揮し、首席指揮者に就任。1980年から1992年までは、フィラデルフィア管弦楽団の音楽監督。1986年から2005年までは、ミラノ・スカラ座の芸術監督、1987年にミラノ・スカラ座管弦楽団の首席指揮者を務める。2010年シカゴ交響楽団音楽監督に就任。現在、ウィーン・フィル名誉団員であり、現代を代表する巨匠の一人。

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2013年6月03日

★ユーチューブで成功したピアニスト! ヴァレンティーナ・リシッツァのラフマニノフ:ピアノ協奏曲全集(第1番~第4番)


ラフマニノフ:ピアノ協奏曲全集(第1番~第4番)
       パガニーニの主題による狂詩曲

録音:2009年9月12&13日(第1番・第2番)、2009年12月5-7日(第3番・第4番)、2010年3月8日(狂詩曲)、ロンドン、アビー・ロード・スタジオ、スタジオ1

CD:ユニバーサルミュージック(デッカ) UCCD-1375(2枚組、国内盤のみSHM-CD仕様)

ピアノ:ヴァレンティーナ・リシッツァ

指揮:マイケル・フランシス

楽団:ロンドン交響楽団

  ピアノのヴァレンティーナ・リシッツァは、ウクライナ出身で、現在アメリカを中心に活動を展開している。ユーチューブを使い、世界の檜舞台に登場したピアニストとして、現在大きな注目を集めている。最初に飛び込んできた録音で、ラフマニノフ:ピアノ協奏曲全集(第1番~第4番)を選んだことは、彼女の並々ならぬ意欲が感じられよう。

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