クラシック音楽 新譜CD情報


2025年8月18日

★沖澤のどか指揮京都市交響楽団のR.シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」(ライヴ録音)

R.シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」作品40

          英雄
          英雄の敵
          英雄の伴侶
          英雄の戦場
          英雄の業績
          英雄の引退と死

指揮:沖澤のどか(京都市交響楽団常任指揮者)

管弦楽:京都市交響楽団

ヴァイオリン:会田莉凡(京響ソロコンサートマスター)

収録:2025年3月14日/15日、京都市交響楽団第698回定期演奏会 京都コンサートホール(ライヴ録音)

CD:日本コロムビア COCQ-85636

 このCDは、沖澤が現在常任指揮者を務める京都市交響楽団との待望の初リリース作品。2025年3月の公演で演奏されたリヒャルト・シュトラウスの大作「英雄の生涯」を収録。なお、沖澤のどかは、2025年11月6日、7日、8日 にボストン交響楽団(BSO)を指揮することが発表されている。曲目は、ドヴォルザークの「ヴァイオリン協奏曲」(独奏:五嶋みどり)、武満徹「弦楽のためのレクイエム」、ドヴォルザーク「交響曲第7番」。

 指揮の沖澤のどか(1987年生まれ)は、青森県三沢市出身。東京藝術大学音楽学部指揮科首席卒業。卒業時にアカンサス音楽賞、同声会賞を受賞。同大学院音楽研究科指揮専攻修士課程修了。2011~2012年、オーケストラ・アンサンブル金沢指揮研究員。2015年、フェリックス・メンデルスゾーン基金の奨学生に選出。2017年、ダニエレ・ガッティとロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団によるマスタークラスに参加。2018年第18回「東京国際音楽コンクール〈指揮〉」にて、女性として初めて第1位及び特別賞、齋藤秀雄賞を受賞。第7回「ジュネス・ミュジカル・ブカレスト国際指揮者コンクール」第3位。第1回「ニース・コートダズール・オペラ指揮コンクール」セミファイナリスト。2019年第56回「ブザンソン国際指揮者コンクール」優勝、同時に聴衆賞及びオーケストラ賞受賞。同年、ハンス・アイスラー音楽大学ベルリン修士課程オーケストラ指揮専攻を修了。2020年よりベルリン・フィルのカラヤン・アカデミーの奨学金を受け、キリル・ペトレンコの助手となる。2022年3月には、急病のペトレンコの代役としてベルリン・フィルを指揮した。メルボルン交響楽団、MDR交響楽団、トーンキュンストラー管弦楽団との定期公演に登場。2023年第21回「齋藤秀雄メモリアル基金賞」受賞。2023年4月京都市交響楽団の第14代常任指揮者に就任。2024年「セイジ・オザワ 松本フェスティバル(OMF)」首席客演指揮者に就任。2025年11月ボストン交響楽団を指揮予定。現在、ベルリン在住。

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