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2017年5月25日

★甦る“魂のヴァイオリニスト”若林 暢(わかばやし のぶ)のブラームス:ヴァイオリン・ソナタ全集


若林 暢

ブラームス:ヴァイオリンソナタ第1番「雨の歌」/第2番/第3番

ヴァイオリン:若林 暢

ピアノ:キャスロン・スタロック

CD:ソニー・ミュージックダイレクト MHCC‐30004

 女流ヴァイオリニスト若林 暢(1958年―2016年)は、東京芸術大学、同大学大学院を経てジュリアード音楽院博士課程に奨学金を得て留学。1995年、博士号を得る。ニューヨークを中心にアメリカ各地で演奏活動を行うと共に、ポーランド、イタリア、スペインなどヨーロッパでも度々演奏旅行を行う。1996年、帰国しリサイタルや室内楽を中心に演奏活動を行い、NHKラジオ・NHK総合TV・教育TV・国際放送などで、演奏と共にクラシック音楽のわかりやすい解説も行い好評を得る。1986年「ニューヨーク国際芸術家コンクール」第1位。第9回「ヴィエニアフスキ国際ヴァイオリン・コンクール」第2位を受賞し、最優秀音楽解釈賞、ヘンリク・シェリング賞、ワンダウィルコミルスカ賞、ボナズン市長賞も併せて受賞。英国ビックウィックから発売されたデビューCD「ブラームス・ヴァイオリン・ソナタ全曲集」はロンドンのデイリーテレグラム誌で “THE CD OF THE WEEK” に選ばれるなど欧米各誌で絶賛される。また西ドイツ放送協会でもシリーズレコーディングを行い「アイヴス: ヴァイオリン・ソナタ全集」を完成、世界各国で紹介された。現在、国際的ヴァイオリニストとして活躍を続けてきた若林暢の業績と意思を永く後世に伝えるために、一般財団法人「若林 暢音楽財団」が設立されている。

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