2021年12月09日
ブラームス:「ドイツ・レクイエム」作品45
第1楽章:悲しむ人々は幸いである
第2楽章:人は皆、草のようで
第3楽章:教えて下さい、主よ、
第4楽章:あなたのいますところは、どれほど愛されていることでしょう
第5楽章:今はあなたがたも、悲しんでいる
第6楽章:わたしたちはこの地上に永続する都を持っておらず
第7楽章:主に結ばれて死ぬ人は幸いである
指揮:飯森範親
管弦楽:日本センチュリー交響楽団
ソプラノ:石橋栄実
バス・バリトン:平野 和
合唱:日本センチュリー合唱団
ザ・カレッジ・オペラハウス合唱団
CD:マイスターミュージック MM-4098
指揮の飯森範親(1963生まれ)は、1986年桐朋学園大学指揮科卒業後、ベルリンへ留学。1989年からバイエルン国立歌劇場でサヴァリッシュのもとで研鑚を積む。1994年東京交響楽団専属指揮者に就任。1994年CD録音での成功が高く評価され、モスクワ放送交響楽団特別客演指揮者(1994年~1998年)に就任。1995年~2002年広島交響楽団正指揮者。2001年バーデン=ヴュルテンベルク州のヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団音楽総監督に就任(現首席客演指揮者)。2004年山形交響楽団の常任指揮者、2007年より同楽団音楽監督に就任し、現在は同楽団芸術総監督。2006年度(平成18年度)「芸術選奨新人賞」を受賞。2014年日本センチュリー交響楽団首席指揮者に就任。
ブラームスの「ドイツ・レクイエム」は、指揮者の飯森範親にとってライフワークであるという。かつてバイエルン州立歌劇場でサヴァリッシュについて学んでいた折に、身近に接していた作品の一つであり、その後、ドイツで指揮を執った演奏会においても大好評を博している。