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2022年4月25日

★”幻のチェリビダッケ・リスボン・ライヴ” ブルックナー:交響曲第8番


ブルックナー:交響曲第8番

指揮:セルジュ・チェリビダッケ

管弦楽:ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団

録音:1994年4月23日コリセウ・リスボン・ポルトガル国営放送(RTP)によるデジタル・ライヴ

CD:東武レコーディングス TBRQ 9009(UHQCD 2枚組)

 指揮のセルジュ・チェリビダッケ(1912年―1996年)は、ルーマニア生れのドイツで活躍した名指揮者。ベルリン音楽大学などで学び、第二次世界大戦後、ベルリン放送交響楽団の指揮者コンクールで優勝。その後、ベルリン・フィルで指揮者デビューを飾り、ベルリン・フィルの首席指揮者に就任する。当時チェリビダッケへの評価は高かったが、楽団員との間でトラブルが多く、ベルリン・フィルを指揮することを止めてしまう。その後、南ドイツ放送交響楽団(シュトゥットガルト放送交響楽団)の定期客演指揮者を経て、1979年ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者に就任。1977年には初来日を果たし、以後しばしば日本を訪れた。

 このCDは、ブルックナー演奏の頂点とまで賞賛された伝説のライヴ「チェリビダッケ、リスボン・ライヴ」が、正規音源からUHQCDにて正規リリース。この演奏はプライヴェート盤で発売されるや否やセンセーションを巻き起こしたうえに入手困難となり、ネットオークションでも高値を記録した幻の演奏。

 

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