クラシック音楽 新譜CD情報


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2022年12月01日

★ニッポン放送「新日鉄コンサート」(1970年)における  安川加壽子のモーツァルト、ドビュッシーとショパン


モーツァルト:ロンド イ短調K.511
       変奏曲イ長調K.anh137
ドビュッシー:前奏曲集第2巻~枯葉
       前奏曲集第2巻~ビーニョの門
       前奏曲集第2巻~ヒースの草むら
       前奏曲集第2巻~花火
ショパン:前奏曲Op.28~第7、8、15、16、17、22、23、24番
     華麗なる大ワルツOp.18
     英雄ポロネーズOp.53
     ノクターン変ホ長調Op.9の2

ショパン演奏について(安川加壽子の肉声)

ピアノ:安川加壽子

録音:1970年4月5日、8月9日放送

CD:キングインターナショナル KKC-2533

 このCDは、ラジオのニッポン放送で1955年から2005年まで続き、音楽ファンから支持を受けていた「新日鉄コンサート」(1970年まではフジセイテツ・コンサート)の録音盤。このラジオ放送は、既成のレコードを放送するのでなく、内外の名演奏家の実演を公開収録する趣旨だったため、貴重な音源が多数作られた。安川加壽子は、広いレパートリーを持っていたが、とりわけショパンとドビュッシーは絶品とされ、彼女のトレードマークの感があった。それを貴重なライヴ録音で体験できる。

 ピアノの安川加壽子(1922年―1996年)は、兵庫県武庫郡深江(現・兵庫県神戸市東灘区深江)出身。1923年一家で渡仏。1934年パリ国立高等音楽院ピアノ科本科入学しラザール・レヴィに師事。1937年同音楽院一等賞卒業。1939年国際情勢悪化のため帰国。1940年国内でのデビューリサイタルを開く。受賞歴は、1937年「パリUFAM国際婦人コンクール」名誉賞、1947年「芸術祭文部大臣賞」、1953年「毎日音楽賞」、1959年「学術シュヴァリエ勲章」(フランス政府)、1960年「文芸オフィシエ勲章」(フランス政府)、1967年「レジオンドヌール勲章シュヴァリエ」(フランス政府)、1970年第21回「NHK放送文化賞」、1972年第13回「毎日芸術賞」、1975年第31回「日本芸術院賞」、1984年「ポーランド国家功労金章」、1986年第2回「東京都文化賞」「有馬賞」(NHK交響楽団)、1993年「勲二等瑞宝章」、1994年「文化功労者顕彰」など。また、芸術家会議会長、日本演奏連盟理事長、日本ピアノ教育連盟会長、日仏音楽協会会長、東京藝術大学名誉教授などを務めた。

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