2024年9月12日
チャイコフスキー:「四季」
ロマンス ヘ短調 作品5
ピアノ:ブルース・リウ
CD:ユニバーサルミュージック UCCG-45102
2021年10月、第18回「ショパン国際ピアノ・コンクール」で優勝し、世界の舞台へと躍り出たブルース・リウが、チャイコフスキーのピアノ独奏曲の中で最もよく知られた「四季」を収録。「四季」は、サンクトペテルブルクの音楽雑誌「ヌーヴェリスト」が、毎月その時期の風物を描いたピアノ小品をチャイコフスキーに委嘱し、1876年を通して毎月1曲ずつ掲載された作品。チャイコフスキー:ロマンス ヘ短調 作品5も収録。
ピアノのブルース・リウは、1997年パリで生まれる(カナダ国籍)。両親は中国・北京からのフランス留学生で、後にカナダへ移住。モントリオール音楽院で学び、ヴェトナム出身のダン・タイ・ソン(1980年アジア人初の「ショパン国際ピアノコンクール」優勝者、現在カナダ、モントリオール在住)に師事。「仙台」、「モントリオール」、「テルアヴィヴ」、「ヴィセウ」などの国際ピアノ・コンクールで入賞、そして2021年第18回「ショパン国際ピアノ・コンクール」で優勝を果たす。クリーヴランド管弦楽団、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団、モントリオール交響楽団などのオーケストラと共演し、中国NCPA管弦楽団とは北米ツアーを行う。近年では、ウクライナ国立交響楽団およびリヴィウ・フィルハーモニー管弦楽団との2年連続の中国ツアーや、サル・ガヴォーでのラムルー管弦楽団との共演がある。