2013年2月12日
冨田勲:イーハトーヴ交響曲
1 岩手山の大鷲(種山ヶ原の牧歌)
2 剣舞/星めぐりの歌
3 注文の多い料理店
4 風の又三郎
5 銀河鉄道の夜
6 雨にも負けず
7 岩手山の大鷲(種山ヶ原の牧歌)
<アンコール曲>
8 冨田勲:リボンの騎士
9 冨田勲:青い地球は誰のもの
指揮:大友直人
管弦楽:日本フィルハーモニー交響楽団
ヴァーチャル・シンガー:初音ミク
シンセサイザー:篠田元一
パーカッション:梯郁夫
合唱指揮:下河原健太
児童合唱指揮:宮本益光
合唱:慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団、同OB合唱団
聖心女子大学グリークラブ
シンフォニーヒルズ少年少女合唱団
収録:2012年11月23日、東京オペラシティコンサートホール(ライヴ録音)
CD:日本コロムビア COGQ‐62(SACDハイブリッド)
「イーハトーヴ交響曲」とは・・・戦時中、モノクロームの世界に立ち上った宮沢賢治の色彩世界、それが出発点だった。今年80歳を迎える巨匠冨田勲による畢生の大作がいま、産声をあげる。 冨田自身が「サイケデリック」と形容するその色彩感あふれる世界を、いつか自身の作品で表現したい、という積年の思いが結実したのが、この「イーハトーヴ交響曲」。総勢約300人におよぶ大オーケストラと合唱団が描き出す、賢治の異次元な作品世界と、それを育んだ東北の力強い大地。ヒロイックで豪放なメロディと、色彩あふれる音の重なりが交錯するカオスな空間に、突如として現れるのがヴァーチャル・シンガー初音ミク。日本の電子音楽の始祖である冨田が長年夢見てきた、「機械が歌う」。世界中で人気を博すミクが、冨田が託した夢を具現化し、オーケストラサウンドの上に唯一無二の歌声を降臨させる。