2020年4月23日
エネスク:ヴァイオリン・ソナタ 第3番「ルーマニアの民俗様式で」 イ短調 作品25
バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ 第1番 Sz.75
ヴァイオリン:戸田弥生
ピアノ:アブデル=ラーマン・エル=バシャ
録音:2019年5月8~9日、埼玉県三芳町、文化会館 (コピスみよし)
CD:オクタヴィアレコード OVCL-00717
ヴァイオリンの戸田弥生(1968年生まれ)は、福井市出身。桐朋女子高等学校音楽科に入学し、江藤俊哉に師事。1985年第54回「日本音楽コンクール」第1位。1986年桐朋学園大学に入学。1992年アムステルダムのスウェーリンク音楽院に留学。1993年「エリザベート王妃国際音楽コンクール」第1位。1994年第4回「出光音楽賞」受賞。1996年ジュリアード音楽院に留学し、ドロシー・ディレイに師事。1997年ニューヨークデビューを果たした。ジュリアード留学後、日本とアムステルダムを拠点としながら、演奏活動を行う
ピアノのアブデル・ラーマン・エル=バシャ(1958年生まれ )は、レバノン、ベイルート出身。 パリ音楽院に入学。 1978年「国際エリザベト王妃コンクール」におい19歳にして全会一致で優勝。その後は、ヨーロッパ各地やロシア、日本(初来日は1980年)、中東、米国、中南米で演奏旅行を行なっている。作曲家でもあり、ピアノ曲が多数ある。ピアノ曲はアラブ的でも現代的でもなく、ラヴェルやダマーズを思わす近代フランス的で繊細な美しさに満ちている。