2022年3月03日
<CD 1>
バッハ:ソナタ第1番 ト短調 BWV 1001
パルティータ第1番 ロ短調 BWV1002
ソナタ第2番 イ短調 BWV 1003
<CD 2>
バッハ:パルティータ第2番 ニ短調 BWV 1004
ソナタ第3番 ハ長調 BWV 1005
パルティータ第3番 ホ長調 BWV 1006
ヴァイオリン:諏訪内晶子
CD:ユニバーサルミュージック UCCD45005~6
ヴァイオリンの諏訪内晶子は、桐朋学園大学ソリスト・ディプロマ・コースを修了。文化庁芸術家在外派遣研修生としてジュリアード音楽院に留学。1987年「日本音楽コンクール」で第1位。1988年「パガニーニ国際コンクール」で第2位。1989年「エリザベート王妃国際音楽コンクール」で第2位。1990年「チャイコフスキー国際コンクール」で第1位(最年少、日本人初)。2013年から「国際音楽祭NIPPON」を企画、自ら芸術監督を務める。
コメント/トラックバック投稿 »
2022年2月28日
ハイドン:交響曲 第 94番 ト長調 Hob. I:94 「驚愕」
交響曲 第 1番 ニ長調 Hob. I:1
交響曲 第 64番 イ長調 Hob. I:64 「時の移ろい」
指揮:飯森範親
管弦楽:日本センチュリー交響楽団
録音:2019年1月25日(第94番)、2020年1月17日(第1番、第64番) 、いずみホール(ライヴ録音)
CD:オクタヴィアレコード OVCL00763
指揮の飯森範親(1963生まれ)は、1986年桐朋学園大学指揮科卒業後、ベルリンへ留学。1989年からバイエルン国立歌劇場でサヴァリッシュのもとで研鑚を積む。1994年東京交響楽団専属指揮者に就任。1994年CD録音での成功が高く評価され、モスクワ放送交響楽団特別客演指揮者(1994年~1998年)に就任。1995年~2002年広島交響楽団正指揮者。2001年バーデン=ヴュルテンベルク州のヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団音楽総監督に就任(現首席客演指揮者)。2004年山形交響楽団の常任指揮者、2007年より同楽団音楽監督に就任し、現在は同楽団芸術総監督。2005年「渡邉暁雄音楽基金音楽賞」を受賞。2006年「芸術選奨文部科学大臣新人賞」、「中島健蔵音楽賞」を受賞。2014年日本センチュリー交響楽団首席指揮者に就任。2021年 東京ニューシティ管弦楽団ミュージック・アドヴァイザーに就任(22年4月からパシフィック フィルハーモニア東京に改称、音楽監督に就任予定)。2023年から群馬交響楽団常任指揮者に就任予定。
このCDは、日本センチュリー交響楽団が首席指揮者の飯森範親と共にスタートした、ハイドンの全交響曲を演奏しようという一大プロジェクト「ハイドンマラソン」の第14回、第18回コンサートのライヴ録音盤。
コメント/トラックバック投稿 »
2022年2月24日
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲 第1番 変ホ長調 作品1-1
第2番 ト長調 作品1-2
第4番 変ロ長調「街の歌」 作品11
ピアノ:野平一郎
ヴァイオリン:漆原啓子
チェロ:向山佳絵子
録音:2020年11月9日&26日、王子ホール(ライヴ録音)
CD:ナミレコード WWCC-7961
ピアノの野平一郎(1953年生れ)は、東京都出身。東京藝術大学作曲科卒業。同大学修士課程を終了後、フランス政府給費留学生としてパリ国立高等音楽院に学ぶ。古典から現代まで幅広いレパートリーを得意としている。作曲家としてもフランス文化庁をはじめ委嘱を含む多くの作品がある。2007年、バッハ「平均率クラヴィア曲集」のピアノ、チェンバロ、オルガンを使う全曲録音を行った。1995年「中島健蔵音楽賞」、1996年/2013年「尾高賞」、1996年「芸術選奨文部大臣新人賞」、1996年「京都音楽賞実践部門賞」、2004年「サントリー音楽賞」、2005年「芸術選奨文部大臣賞」を受賞。さらに2012年「紫綬褒章」、2019年「日本芸術院賞」を受賞した。
ヴァイオリンの漆原啓子(1963年生れ)は、東京都出身。第47回「日本音楽コンクール」第3位。1981年東京藝術大学付属高校在学中に第8回「ヴィエニアフスキ国際ヴァイオリン・コンクール」で最年少18歳で日本人初の第1位を獲得。1982年東京藝術大学に入学し、本格的な演奏活動を開始。1985年「ハレー・ストリング・クァルテット」を結成し、1986年「民音コンクール室内楽第1部門」で斎藤秀雄賞を受賞。2019年に漆原朝子、大島亮、辻本玲と結成した「ひばり弦楽四重奏団」ではHakuju Hall にて5年にわたるベートーヴェン弦楽四重奏曲全曲演奏会とレコーディングを進行中。国立音楽大学客員教授、桐朋学園大学特任教授。
チェロの向山佳絵子は、東京生まれ。1985年第54回「日本音楽コンクール」第1位入賞。東京芸術大学を経て90年、ドイツ・リューベック国立音楽大学に留学。同年、第10回「ガスパール・カサド国際チェロ・コンクール」第1位。92年第2回「出光音楽賞」受賞。また、シュタルケル、ゲリンガス、スターン、ギトリス、アルゲリッチ等世界の一流演奏家との共演も数多くこなす一方、NHK交響楽団、東京都交響楽団、読売日本交響楽団、東京フィル、日本フィル、新日本フィル、大阪フィル、水戸室内管など数多くのオーケストラとも共演している。2013~2017年までNHK交響楽団首席チェロ奏者も務めた。京都市立芸術大学准教授。
コメント/トラックバック投稿 »
2022年2月21日
ヘンデル:パッサカリア ( ハルヴォルセン 編 )
コレッティ:スターライト 【世界初録音】
モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのためのニ重奏曲 ト長調 K. 423
フックス:ヴァイオリンとヴィオラのためのニ重奏曲 作品60より 第1,2,6,7,12番
シベリウス:二重奏曲 ハ長調 JS 66
シューベルト ( C.G. ウォルフ 編 ): 野ばら/魔王/アヴェ・マリア/菩提樹
ヴァイオリン:川田 知子
ヴィオラ:須田 祥子
中堅奏者として多方面で活躍する、川田知子と須田祥子によるヴァイオリンとヴィオラのための二重奏作品集。
ヴァイオリンの川田知子は、東京都出身。1991年東京芸術大学を首席で卒業し、同年第5回「シュポア国際コンクール」で優勝。平成15年度国際交流基金日本文化紹介派遣事業で、トルコおよびエジプトでリサイタルを行う。2003年度第33回「エクソンモービル音楽賞」洋楽部門奨励賞を受賞。
ヴィオラの須田祥子は、桐朋学園大学在学中にヴィオラに転向し、98年同大学を首席で卒業。99年第23回「プレミオ・ヴィットリオ・グイ賞国際コンクール」優勝。国内の数多くのオーケストラに客演の実績を持つ。現在、東京フィルハーモニー交響楽団首席奏者、洗足学園大学非常勤講師。
コメント/トラックバック投稿 »
2022年2月17日
バルトーク:ヴァイオリン協奏曲 第1番 BB48a、Sz.36
ヴァイオリン協奏曲 第2番 BB117、Sz.112
ヴァイオリン:豊嶋泰嗣
指揮:井上 道義(第1番)
上岡 敏之(第2番)
管弦楽:新日本フィルハーモニー交響楽団
録音:2021年4月16-17日(第1番)、2018年3月30-31日(第2番)、東京・すみだトリフォニーホール(ライヴ録音)
CD:オクタヴィア・レコード OVCL-00768
ヴァイオリンの豊嶋泰嗣(1964年生まれ)は、東京都出身。桐朋女子高等学校音楽科に入学、江藤俊哉・アンジェラ夫妻に師事。桐朋学園大学在学中からヴァイオリン、ヴィオラ奏者として演奏活動を始め、ハレー・ストリング・クァルテットを結成。1986年同大学を卒業し、新日本フィルハーモニー交響楽団のコンサートマスターに就任。1992年「芸術選奨」新人賞音楽部門を受賞。1993年サイトウ・キネン・オーケストラ、ジャパン・ヴィルトゥオーゾ・オーケストラのコンサートマスターに就任。1997年から九州交響楽団と新日本フィルのコンサートマスターを兼任。2009年九響の「桂冠コンサートマスター」として顕彰された。1998年には京都アルティ弦楽四重奏団を結成。現在、桐朋学園大学大学院で後進の指導にあたり、また兵庫芸術文化センター管弦楽団のコンサートマスター(室内楽担当)、水戸室内管弦楽団の団員を務める。
コメント/トラックバック投稿 »
2022年2月14日
プーランク:常動曲 FP14
ワルツ(6人組のアルバムより) FP17
2つのノヴェレット FP47
組曲《ナポリ》 FP40
プレスト 変ロ長調 FP70
ユモレスク FP72
バディナージュ (軽い冗談) FP73
フランス組曲 -クロード・ジェルヴェーズ(16世紀)による- FP80a
村人たち -子どものための小品集- FP65
間奏曲 変イ長調 FP118
15の即興曲
ピアノ:鈴村真貴子
CD:オクタヴィア・レコード OVCT-00190
ピアノの鈴村真貴子は、愛知県立明和高等学校音楽科を経て、東京芸術大学音楽学部卒業。同大学大学院音楽研究科修士課程修了。ピアノ専攻首席修了者に与えられるクロイツァー賞を受賞。2011 年3 月同大学院博士課程を修了し、「F. プーランクのピアノ作品演奏法」に関する研究論文と演奏で博士号を取得。同大学院在籍中に、文化庁新進芸術家海外留学制度派遣研修員、明治安田クオリティオブライフ文化財団・海外音楽研修生として、パリ・エコール・ノルマル音楽院へ留学し、コンサーティストディプロムを取得。マルセイユ地方音楽院特別国際マスタークラスでも研鑽を積んだ。2003 年「KOBE 国際学生ピアノコンクール」最優秀賞、2004年「ヨーロレジョン国際ピアノコンクール(フランス)」第1位など、国内外のコンクールで入賞。2006 年に名古屋で開催したデビューリサイタルに対して第1回「名古屋音楽ペンクラブ賞」を受賞。2013年にはプーランク没後50年に寄せてソロリサイタルを開催。現在は演奏活動に並行して、東京藝術大学、桐朋学園芸術短期大学などで後進の指導にも当たっている。
コメント/トラックバック投稿 »
2022年2月10日
ベルリオーズ(リスト編):幻想交響曲
ピアノ:菊地裕介
CD:Virtus Classics VTS-012
ピアノの菊地裕介(1977年生まれ)は、東京都出身。桐朋女子高等学校音楽科卒業後、パリ国立高等音楽院ピアノ科に入学。ジャック・ルヴィエに師事して、1999年にピアノ科を1等賞で卒業、2001年同研究科修了。2003年10月から2007年まで、ハノーファー音楽大学ゾリステンクラッセにてアリエ・ヴァルディに師事。現在、東京音楽大学の専任講師、名古屋音楽大学の客員准教授を務める。ソリストとしてのみならず、伴奏者としても活躍。1994年第63回「日本音楽コンクール」第2位、2000年「マリア・カナルス・バルセロナ国際音楽演奏コンクール」第1位、2003年「ポルトガル・ポルト市国際音楽コンクール」第1位、2006年「スクリアビン国際ピアノコンクール」第3位、2006年「ジュネーヴ国際音楽コンクール」ピアノ部門 第3位、2006年「フランシス・プーランク国際ピアノ・コンクール」第1位、2009年 「ウィーン・ベートーヴェン国際ピアノコンクール」特別賞。
コメント/トラックバック投稿 »
2022年2月07日
ブルックナー : 交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」 (3つの版による)
指揮: ヤクブ・フルシャ
管弦楽:バンベルク交響楽団
CD:キングインターナショナル KKC-6613~6
CD1 : 1874年第1稿 (コーストヴェット校訂2021)
CD2 : 1878/80第2稿 (コーストヴェット校訂2018)
CD3 : 1888年第3稿 (コーストヴェット校訂2004)
CD4 : (ボーナス)1878年版「村の祭り」フィナーレ+草稿
指揮のヤクブ・フルシャ(1981年生れ)は、チェコ、ブルノ出身。ブルノのギムナジウムのころは、ピアノとトロンボーンを習っていたが、次第に指揮に興味を持つようになった。その後プラハ芸術アカデミーに進学し、イルジー・ビエロフラーヴェク、ラドミル・エリシュカらに指揮を学ぶ。2004年同アカデミー卒業後、世界各地のオーケストラに客演を行いつつ、ヨーロッパのオケでポストを得て経験を積む。プラハ・フィルハーモニー管弦楽団首席指揮者・芸術監督を歴任。現在、バンベルク交響楽団音楽監督、さらにフィルハーモニア管弦楽団、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、東京都交響楽団の首席客演指揮者を務めている。
ブルックナーの交響曲にはいくつかの「稿」が存在するが、今回、ヤクブ・フルシャ率いるバンベルク交響楽団は、長年のブルックナー演奏の経験をもとに3つの版を録音。1874年の初稿を完成させた後、ブルックナー自身によって1878年と80年に改訂、さらに1887/88年には弟子のレーヴェらによって、ブルックナーの監修のもとに改訂された。それから1936年に音楽学者のローベルト・ハースが1878 / 1880年稿を底本に弟子たちの校訂を取り除いた版が出版され、1953年には音楽学者のレオポルト・ノヴァークがハース版に修正を加えた版が出版された。この録音は、2004年に国際ブルックナー協会から出版された、1888年稿 (第3稿) を底本として音楽学者ベンジャミン・コーストヴェットが改訂したものを使用している。さらにボーナスとして、『村の祭り』と名付けられた、“まぼろし”のフィナーレといくつかの草稿を収録。
コメント/トラックバック投稿 »
2022年2月03日
ブラームス:バラード集 Op.10【Ⅰ.ニ短調/Ⅱ.ニ長調/Ⅲ.ロ短調/Ⅳ.ロ長調】(1854)
ピアノ・ソナタ第3番 ヘ短調 Op.5(1853)
左手のための「シャコンヌ」(1879)
ピアノ:アレクサンドル・カントロフ
CD:キングインターナショナル KKC6436
ピアノのアレクサンドル・カントロフ (1997年生まれ)は、フランス出身。父はヴァイオリニストのジャン=ジャック・カントロフ。2013年にパリ国立高等音楽・舞踊学校(CNSMDP)に入学、2017年にマスター課程を首席で卒業。卒業後はエコール・ノルマル音楽院で学ぶ。2019年「チャイコフスキー国際コンクール」ピアノ部門において優勝。これはフランス人初のピアノ部門優勝であった。チャイコフスキーの協奏曲第2番を弾いて優勝したのも初めてのケースである。
コメント/トラックバック投稿 »
2022年1月31日
<DISC 1>
ベートーヴェン:交響曲 第6番 ヘ長調 作品68「田園」
<DISC 2>
モーツァルト:ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K.466
R.シュトラウス:交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」作品28
指揮:ヴィルヘルム・フルトヴェングラー
管弦楽:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ピアノ:イヴォンヌ・ルフェビュール
録音:1954年5月15日、スイス、ルガーノ、テアトロ・アポロ(ライヴ録音)
CD:キングインターナショナル KKC-4299/4300(出荷予定時期:2022年3月中旬)
フルトヴェングラーの1954年ルガーノ・ライヴ録音盤が、2枚組SACDハイブリッド盤で登場。世界初出LPのマスターテープから全3曲を完全復刻。1954年の11月30日に世を去る大指揮者フルトヴェングラーは、この年の5月、ベルリン・フィルを率いて最後の演奏旅行に出た。15日にはルガーノのテアトロ・アポロで、ベートーヴェンの「田園」、モーツァルトの「ピアノ協奏曲K.466」、R.シュトラウスの「ティル」を演奏したが、このルガーノにおける全曲の実況録音を収めたのがこのCD。マスターは、世界初出LPと同じ、ミラノ・ディスコスが制作したアナログ・テープ(1/4インチ幅、秒速38cm)。
コメント/トラックバック投稿 »