クラシック音楽 新譜CD情報


2022年10月03日

★エリザーベト・レオンスカヤのシューベルト:ピアノ・ソナタ全集(8CD)

シューベルト:
《CD1》
ピアノ・ソナタ第1番ホ長調 D.157
ピアノ・ソナタ第6番ホ短調 D.566 (第1、2楽章のみ)
ピアノ・ソナタ第4番イ短調 D.537
《CD2》
ピアノ・ソナタ第2番ハ長調 D.279
(+アレグレット ハ長調D.346)
ピアノ・ソナタ第3番ホ長調 D.459
《CD3》
ピアノ・ソナタ第5番変イ長調 D.557
ピアノ・ソナタ第7番変ホ長調 D.568
ピアノ・ソナタ第9番ロ長調 D.575
《CD4》
ピアノ・ソナタ第11番ヘ短調 D.625
(+アダージョ 変ニ長調D.505)
ピアノ・ソナタ第13番イ長調 D.664
幻想曲ハ長調 D760 Op.15『さすらい人』
《CD5》
ピアノ・ソナタ第14番イ短調 D.784
ピアノ・ソナタ第18番ト長調 D.894
《CD6》
ピアノ・ソナタ第16番イ短調 D.845
ピアノ・ソナタ第17番ニ長調 D.850
《CD7》
ピアノ・ソナタ第15番ハ長調 D.840
ピアノ・ソナタ第20番イ長調 D.959
《CD8》
ピアノ・ソナタ第19番ハ短調 D.958
ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D.960

ピアノ:エリザーベト・レオンスカヤ

録音:2015、2017年、ブレーメン・ゼンデザール

CD:ワーナーミュージック・ジャパン 9029.628785

 このCDは、ワーナーミュージック・ジャパン取り扱い直輸入盤のみ、長井進之介 氏による書き下ろし解説と、スペインの音楽学者でシューベルトのピアノ曲の権威ミゲル・アンヘル・マリン氏の最新の研究に基づく解説の日本語訳付き。

 ピアノのエリザーベト・レオンスカヤ(1945年生まれ)は、グルジア(現ジョージア)、トビリシ出身。11歳の時、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番でオーケストラと共演、13歳の時にはソロ・リサイタルを行うなど、幼いころから才能を発揮。1964年から1971年までモスクワ音楽院で学ぶ。この間、1964年、ブカレストにおいて開催された「ジョルジェ・エネスク国際コンクール」優勝、パリにおいて開催された「ロン=ティボー国際コンクール」第3位、など重要なコンクールで数々の入賞を果たす。 1978年には旧ソ連からウィーンに移住し、活動拠点を西側に置く。1992年に録音したリストの作品のCDは「黄金のディアパソン賞」を受賞した。また、シューベルトのピアノソナタや即興曲の録音は、シューベルトの内面の精神性を見事に再現しており高い評価を得ている。しばしば来日し、演奏会を通して多くのファンに親しまれている。

 

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