クラシック音楽 新譜CD情報


バックナンバー 2017年 2月

2017年2月27日

★第6回「仙台国際音楽コンクール」ヴァイオリン部門優勝者 チャン・ユジン


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メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲op.64
ストラヴィンスキー:ヴァイオリン協奏曲

ヴァイオリン:チャン・ユジン

指揮:広上淳一

管弦楽:仙台フィルハーモニー管弦楽団

録音:2016年6月4日、日立システムズホール仙台、第6回「仙台国際音楽コンクール」ヴァイオリン部門ファイナル(ライヴ録音)

CD:フォンテック FOCD9732

 第6回「仙台国際音楽コンクール」ヴァイオリン部門で、チャン・ユジン(韓国)が優勝した。日本が世界に発信する若き才能の登場!チャン・ユジンは、1990年韓国生まれ。2004年「メニューイン・コンクール」第3位、2009年「ソウル国際音楽コンクール」第4位に入賞した注目の新星。2010年韓国国立芸術大学を首席で卒業し、ボストン・ニューイングランド音楽院でミリアム・フリード氏に師事。2013年「宗次エンジェル・ヴァイオリンコンクール」第1位、そして「2016年仙台国際音楽コンクール」で優勝した。

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2017年2月23日

★エマニュエル・パユのC.P.E.バッハ:フルート協奏曲集


パユ

カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ:フルート協奏曲 イ短調 Wq166 H430
                       フルート協奏曲 ト長調 Wq169 H445
                       フルート協奏曲 ニ長調 Wq22 H425

フルート:エマニュエル・パユ

指揮/チェンバロ:トレヴァー・ピノック

管弦楽:カンマー・アカデミー・ポツダム

CD:ワーナーミュージックジャパン WPCS-13563

 エマニュエル・パユ(1970年生れ)は、スイス出身のフルート奏者。ベルリン・フィル首席フルート奏者のほか、ソリストとしても活躍する。C.P.E.バッハ(カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ) は、音楽の父J.S.バッハの次男。C.P.E.バッハの手による「フルート協奏曲」は、ベルリン時代に作られた6曲。今回はその中から、1枚のアルバムに収まる3曲を選び録音。

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2017年2月20日

★ヴァイオリンの名手 堀米ゆず子による最新協奏曲アルバム


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ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲

CD:オクタヴィア・レコード OVCL-00609

ヴァイオリン:堀米ゆず子

指揮:アレクサンドル・ラザレフ(ブルッフ)
    ジョアン・ファレッタ(ブラームス)

管弦楽:日本フィルハーモニー交響楽団(ブルッフ)
     チェコ・フィルハーモニー管弦楽団(ブラームス)

録音:2015年6月12日~13日、サントリーホール<ライヴ録音>(ブルッフ)
    2013年8月27日~28日、プラハ、ルドルフィヌム、ドヴォルザーク・ホール(ブラームス)

 ヴァイオリンの堀米 ゆず子(1957年生れ)は、東京都出身。桐朋学園大学音楽学部を卒業。1980年日本人として初めてエリザベート王妃国際音楽コンクールで優勝。以後ベルギーを本拠として国際的な活動を行っている。1981年芸術選奨新人賞受賞。現在、ブリュッセル王立音楽院客員教授を務める。

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2017年2月16日

★若きバッハ弾きコルネリア・ヘルマンのパルティータ 第2~4番


コルネリア・ヘルマン

バッハ:パルティータ 第2番 ハ短調 BWV 826
     パルティータ 第3番 イ短調 BWV 827
     パルティータ 第4番 ニ長調 BWV 828

ピアノ:コルネリア・ヘルマン

録音:2016年6月、聖クローチェ美術館(ウンベルティーデ、イタリア)

CD:カメラータ・トウキョウ CMCD‐25043

 ピアノのコルネリア・ヘルマンは、ドイツ人の父と日本人の母のもとに、1977年オーストリア・ザルツブルクで生まれた。1985年よりザルツブルク・モーツァルテウム音楽院で学ぶ。1996年、ドイツのライプツィヒで開催された「バッハ国際コンクール」で最年少19歳で最高位を獲得。また1999年ザルツブルクで開催された「モーツァルト国際コンクール」では特別賞を受賞。2012年7月には札幌で毎年開催されているPMFに招待され、絶賛を博した。このCDは、若きバッハ弾きヘルマンが、2012年よりカメラータでスタートしたピアノによるバッハ録音プロジェクトの第4弾。

 

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2017年2月13日

★ウィーンフィル首席フルート奏者シュッツ&カニーノ play シューベルト


シュッツ

シューベルト:アルペッジョーネ・ソナタ D.821(フルート版:P.=L.グラーフ編)
         6つの歌曲~フルートとピアノのための(T.ベーム編曲)
         「おやすみ」「菩提樹」~歌曲集「冬の旅」より
         「漁師の娘」「セレナード」「海で」「鳩の便り」~歌曲集「白鳥の歌」より
         「しぼめる花」の主題による序奏と変奏曲 D.802 op.160

フルート:カール=ハインツ・シュッツ

ピアノ:ブルーノ・カニーノ

録音:2016年6月、聖クローチェ美術館(ウンベルティーデ、イタリア)

CD:カメラータ・トウキョウ CMCD-28343

 フルートのカール=ハインツ・シュッツは、リヨン国立音楽院で学ぶ。1998年「カール・ニールセン国際コンクール」第1位、1999年「クラコウ国際コンクール」第1位。2000年から2004年までシュトゥットガルト・フィル首席奏者を務める。2011年からウィーン国立歌劇場ならびにウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の首席フルート奏者を務めている。また、オーケストラ・プレイヤーとしてだけではなく、ソロ・フルーティストとして世界各国で活動している。

 ピアノのブルーノ・カニーノ(1935年生れ)は、イタリア出身。ミラノ音楽院でピアノと作曲を学ぶ。1956年と1958年「ブゾーニ国際ピアノコンクール」、1960年「ダルムシュタット・クラーニヒシュタイナー音楽賞」演奏部門の第2位にに入賞。ソリストや室内楽奏者、伴奏者として国際的に知られる。現代音楽の熱心な支持者でもあり、ルチアーノ・ベリオやマウリツィオ・カーゲル、ヴォルフガング・リーム、ヤニス・クセナキスらに作品を献呈されている。

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2017年2月09日

★実力派ピアニスト若林 顕とアレクサンドル・ラザレフ指揮日本フィルのチャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番


若林 顕

チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番

            ドゥムカ「ロシアの農村風景」 op.59
            ララバイ(6つの歌より) op.16-1
            ノクターン(6つの小品より) op.19-4
            ロマンス op.5
            悲しい歌 ト短調(12の小品より) op.40-2

ピアノ:若林 顕

指揮:アレクサンドル・ラザレフ

管弦楽:日本フィルハーモニー交響楽団

収録:2016年5月8日、東京芸術劇場(ライヴ録音)

CD:オクタヴィア・レコード OVCT‐00126

 ピアノの若林 顕(1965年生れ)は、東京芸術大学を経て、ザルツブルク・モーツァルテウム大学およびベルリン芸術大学大学院卒業。1982年第51回「日本音楽コンクールピアノ部門」第2位、1985年第37回「ブゾーニ国際ピアノ コンクール」第2位、さらに1987年には弱冠22歳で「エリーザベト王妃国際コンクール」第2位を受賞し、一躍脚光を浴びた。 1992年「出光音楽賞」、1998年「モービル音楽賞」奨励賞、2004年「ホテルオークラ賞」をそれぞれ受賞。 現在、桐朋学園大学特任教授、国立音楽大学招聘教授。

 指揮のアレクサンドル・ラザレフ(1945年生れ)は、ロシア出身。レニングラード音楽院、モスクワ音楽院で学ぶ。1971年 「全ソ連指揮者コンクール」優勝、1972年「カラヤン国際指揮者コンクール」優勝。1987年ボリショイ劇場の音楽監督・首席指揮者・芸術総監督に就任。2008年~2016年日本フィルハーモニー交響楽団首席指揮者、2016年同交響楽団桂冠指揮者兼藝術顧問に就任。

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2017年2月06日

★第6回「仙台国際音楽コンクール」ピアノ部門優勝のキム・ヒョンジュンのライヴ録音


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モーツァルト:ピアノ協奏曲第19番
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番

ピアノ:キム・ヒョンジュン

指揮:パスカル・ヴェロ

管弦楽:仙台フィルハーモニー管弦楽団

録音:2016年6月24~25日、日立システムズホール仙台(第6回「仙台国際音楽コンクール」ピアノ部門ファイナル、ライヴ録音)

CD:フォンテック FOCD‐9733

 ピアノのキム・ヒョンジュンは韓国出身。2008年「ショパン国際ピアノコンクール in ASIA」優勝、2008年「台北ショパン国際ピアノコンクール」2位、2010年「パデレフスキ国際ピアノコンクール」2位及び審査員特別賞、2010年「KBS 音楽コンクール」グランプリ受賞。そして2016年6月に行われた第6回「仙台国際音楽コンクール」ピアノ部門で優勝した。日本が世界に発信する若き才能の登場である。現在、ジョンズ・ホプキンス大学ピーボディ音楽院に在籍。

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2017年2月02日

★佐渡 裕指揮トーンキュンストラー管弦楽団のブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」


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ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」

指揮:佐渡 裕

管弦楽:トーンキュンストラー管弦楽団

録音:2016年1月、2月、ウィーン、ムジークフェラインザール

CD:avex CLASSICS

 指揮の佐渡 裕(1961年生れ)は京都市出身。京都市立芸術大学音楽学部フルート科卒業。京都市立芸術大学在学中に指揮活動を開始。タングルウッド音楽祭で小澤征爾、レナード・バーンスタインに師事。バーンスタインのアシスタントを務め、1989年「ブザンソン国際指揮者コンクール」で優勝し、指揮者としてプロデビューする。1993年―2010年 コンセール・ラムルー管弦楽団首席指揮者。2011年ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の定期公演で指揮。2015年ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団首席指揮者(音楽監督)に就任。現在、兵庫県立芸術文化センター芸術監督、シエナ・ウインド・オーケストラ首席指揮者。このCDは、佐渡 裕×トーンキュンストラー管弦楽団の第3作目。

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