2013年4月26日

ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」
:管楽器のシンフォニーズ
:バレエ音楽「ミューズの神を率いるアポロ」
指揮: サイモン・ラトル
管弦楽:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
CD:EMI TOGE11089
ストラヴィンスキー:「春の祭典」 は、1913年5月の初演から100年、この記念すべき年に発売されたのがこのCD。ストラヴィンスキーの代表作でバレエ三部作の最後に完成となった「春の祭典」。 20世紀音楽界に最大の影響を及ぼした最高傑作で、複雑なリズム、和声、音色をラトルとベルリン・フィルが演奏する。「春の祭典」が1913年5月の初演から100年を記念してリリースされるCD。
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2013年4月25日

マーラー:交響曲第9番
指揮:グスターボ・ドゥダメル
管弦楽:ロサンゼルス・フィルハーモニック
CD:ユニバーサル ミュージック UCCG1611~2(2枚組)
グスターボ・ドゥダメル(1981年生まれ)は、ベネズエラ出身の指揮者。2004年、第1回グスタフ・マーラー国際指揮者コンクールに優勝し、一躍脚光を浴びる。2007年からはエーテボリ交響楽団の首席指揮者、2009年からはロサンジェルス・フィルハーモニックの音楽監督を務めている。このCDは、ドゥダメルとロス・フィルが共演した初めてのCDで、マーラーの交響曲第9番を収録。
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2013年4月23日

ベートーヴェン : 交響曲第3番「英雄」
R.シュトラウス : 死と変容
指揮:ヤニック・ネゼ=セガン
管弦楽:ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団
録音:2007年11月8~11日、ロッテルダム、デ・ドーレン演奏・会議センター (ライヴ録音)
CD:キング・インターナショナル KKC-4003(輸入/日本語解説書付)
ヤニック・ネゼ=セガン(1975年生まれ)は、カナダの指揮者。2008年8月、ゲルギエフに代わってロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者となったヤニック・ネゼ=セガンが、首席就任が内定した時点の2007年11月に、本拠地デ・ドーレン演奏・会議センターにおいてライヴ収録した、ベートーヴェンの「英雄」とR.シュトラウスの「死と変容」。
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2013年4月22日

ルトスワフスキ:ロスアンジェルス・フィルハーモニックのためのファンファーレ
交響曲 第1番~第4番
指揮:エサ=ペッカ・サロネン
管弦楽:ロサンジェルス・フィルハーモニー管弦楽団
CD:ソニーミュージック SICC-1623~24 (2枚組)
ヴィトルド・ルトスワフスキ(1913-1994)は、ポーランドを代表する作曲家。1937年ワルシャワ音楽院を卒業。1954年に代表作である「管弦楽のための協奏曲」を作曲。 1963年からは、ヨーロッパ全土で活躍。4曲作曲された交響曲は、50年にわたるルトスワフスキの作曲活動の変遷を如実に示し、20世紀の交響曲の代表作と位置付けられている。 このCDは、ヴィトルド・ルトスワフスキの生誕100年記念盤。ロス・フィルの桂冠指揮者であるサロネンが、師ルトスワフスキに捧げる熱いオマージュとなっている。現在、ルトスワフスキを讃え「ヴィトルド・ルトスワフスキ国際作曲コンクール」が開催されている。
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2013年4月19日

1 ジョン・ウィリアムズ:シンドラーのリスト – メイン・テーマ(映画「シンドラーのリスト」から)
2 コルンゴルト(ウィルムス編):ピエロの踊り歌(歌劇「死の都」作品12から)
3 ガルデル(レネハン編):首の差で(映画「セント・オブ・ウーマン」から)
4 ショスタコーヴィチ:ロマンス(映画「馬あぶ」組曲 作品97から)
5~7 コルンゴルト:ヴァイオリン協奏曲作品35
8 ヘス:ラヴェンダーの咲く庭で – メイン・テーマ(映画「ラヴェンダーの咲く庭で」から)
9 ショスタコーヴィチ:アンダンテ(映画音楽「呼応計画」作品33の2から)
10 マリアネッリ:エドワードと私(映画「ジェーン・エア」から)
11~12 ハワード・ショア:コンチェルティーノ(映画『イースタン・プロミス』から) イースタン・プロミス(抜粋) 、タチアナ(抜粋)
13 マーラー:ピアノ四重奏曲 イ短調(映画「シャッター・アイランド」から)
14 ショスタコーヴィチ(アトヴミャーン編):2つのヴァイオリンとピアノのための5つの小品から 前奏曲(映画「馬あぶ」から)
15 コルンゴルト:マリエッタのリート (歌劇「死の都」作品12から)
ヴァイオリン:ニコラ・ベネデッティ
指揮者:キリル・カラビッツ(1,2, 4-12)
管弦楽:ボーンマス交響楽団(1,2, 4-12)
演奏:アレクサンダー・シトコヴェツキー(ヴァイオリン)(3,14)
クセーニャ・シドロワ(アコーディオン)(3)
アレクセイ・グリュニュク(ピアノ)(3,10,13,14)
トム・ダン(ヴィオラ)(13)
レオナルト・エルシェンブロイヒ(チェロ)(3,13)
グレッグ・ノウレス(ツィンバロン)(11,12)
録音:2012年6月、サウザンプトン、ギルドホール
CD:ユニバーサルミュージック(デッカ) UCCD-1372(国内盤のみSHM-CD)
ニコラ・ベネデッティ(1987年生まれ)は、英国スコットランド出身のヴァイオリニスト。1997年ユーディ・メニューイン音楽学校で学ぶ。2004年(16歳)、BBCヤング・ミュージシャン・オブ・ザ・イヤーで優勝。2005年には名門ドイツ・グラモフォンと異例と契約。2012年英クラシック・ブリット・アウォーズで女性アーティスト部門ウィナーに輝く。このCDは、ヴァイオリンがフィーチャーされた映画音楽を集めたアルバムで、ショスタコーヴィチやマーラーの作品、そして映画音楽の巨匠としても知られるコルンゴルトのヴァイオリン協奏曲を収録。
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2013年4月18日

ムソルグスキー(ストコフスキー編):組曲「展覧会の絵」
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
ラヴェル:ラ・ヴァルス
指揮:山田和樹
管弦楽:日本フィルハーモニー交響楽団
録音:2012年11月、2011年12月、サントリーホール(ライヴ録音)
CD:オクタヴィアレコード OVCL00489
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」は、山田和樹の「日本フィルハーモニー交響楽団の正指揮者就任披露演奏会」のライヴ録音。通常のラヴェル編曲版ではなく、ストコフスキー編曲版を採用しているところに山田和樹の拘りが窺える。ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲とラヴェル:ラ・ヴァルスは、2011年12月に日本フィルハーモニー交響楽団を指揮した際のライヴ録音。なお、山田和樹は、2012年から、日本フィルハーモニー交響楽団の正指揮者以外に、スイス・ロマンド管弦楽団の首席客演指揮者、仙台フィルハーモニー管弦楽団のミュージックパートナーに就任している。
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2013年4月16日

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第9番/第10番/第24番「テレーゼ」/第27番
第13番/第14番/第28番
ピアノ:小菅 優
録音:2012年8月、水戸芸術館コンサートホールATM
CD:ソニーミュージック SICC‐10176~7(2枚組)
ピアノの小菅 優は、「モーツァルト:ピアノ協奏曲集」からわずかなインターバルで、ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集第2巻「愛」をリリース。 2011年から着手したベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集録音(全5集、各2枚組)の2作目に当るCD。2011年2月リリースの第1集「出発」に続くもので、2012年8月に水戸芸術館において録音された。今回取り上げた曲は、いずれも作曲の契機や献呈者に女性がかかわっており、女性的な柔らかさも兼ね備えたナンバーばかりを収録してある。
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2013年4月15日

ブラームス : ヴァイオリンソナタ第1番「雨の歌」/第2番/第3番
ヴァイオリン:鈴木理恵子
ピアノ:若林顕
録音 : 2012年10月23~26日、笠懸野文化ホール
CD:キング・インターナショナル KKC-034
ヴァイオリンの鈴木理恵子は、桐朋学園大学卒業後、23歳で新日本フィル副コンサートミストレスに就任。1997年からはソロを中心に活動。スウェーデン・マルメ市立歌劇場の客演コンサートマスターとしても定期的に招かれる。2004年より、読売日本交響楽団の客員コンサートマスターを務めている。ピアノの若林顕は、東京芸術大学、ザルツブルク・モーツァルテウム、ベルリン芸術大学で学ぶ。1985年第37回ブゾーニ国際ピアノコンクール第2位入賞。さらに1987年には弱冠22歳でエリーザベト王妃国際コンクール第2位。1992年出光音楽賞、1998年モービル音楽賞奨励賞、2004年ホテルオークラ賞受賞。
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2013年4月12日

チャイコフスキー : 幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」
交響曲第4番
指揮:アンドリス・ネルソンス
管弦楽:バーミンガム市交響楽団
録音:2011年6月1日、4日 バーミンガム シンフォニー・ホール (ライヴ録音)
CD:キング・インターナショナル(Orfeo) KKC5269 (日本語解説書付)
2013年11月にバーミンガム市響を率いて来日公演を行う予定の若きマエストロ、アンドリス・ネルソンスのCD。アンドリス・ネルソンスは、1978年ラトヴィアのリガに生まれる。少年時代はトランペット奏者とバス=バリトン歌手として研鑽を積む。2002年からは指揮を学び、2008、29歳の若さでバーミンガム市響の首席指揮者および第12代音楽監督に就任し、現在に至る。
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2013年4月11日

アルバム「諏訪根自子の芸術」
(1933年~1935年に録音されたコロムビア音源全26曲のコンプリート収録 、
曲順はSP発売順、蓄音機によるSP盤再生音源使用 )
<DISC 1>
1.ドヴォルザーク:ユーモレスク
2.フリッツ・クライスラー:プニャーニの形式による前奏曲とアレグロ より アレグロ
3.リース:ペルペテウム・モビール
4.ゴダール:ジョスランの子守歌
5.ドルドラ:スーヴニール
6.フィオリロ:カプリス Op.3-28
7.チャイコフスキー:アンダンテ・カンタービレ
8.マリー:金婚式
9.ドリゴ:セレナード
10.フォーレ:夢のあとに
11.サラサーテ:ロマンサ・アンダルーサ
12.キュイ:オリエンタル
13.マスネ:タイスの瞑想曲
14.サン=サーンス:白鳥
15.シューベルト:セレナード
16.バッハ:ガヴォット
17.グラズノフ/クライスラー・編:セレナード・エスパニヨル
18.ドリゴ:ヴァルス・ブルエット
19.ドヴォルザーク/クライスラー・編:インディアン・ラメント
20.田中穂積/山田耕筰・編:美しき天然
21.バッハ=グノー:アヴェ・マリア
22.パデレフスキー/クライスラー・編:メヌエット
<DISC 2>
1.瀧廉太郎/山田耕筰・編:荒城の月
2.グノー:セレナード
3.シューマン:トロイメライ
4.ファリャ:西班牙舞曲
ヴァイオリン:諏訪根自子
ピアノ:上田仁 (DISC 1:1-4)
ナデイダ・ロイヒテンベルク (DISC 1:5-22、DISC 2:1-4、SP盤ではナデイーネ・ロイヒテンベルヒと表記)
使用蓄音器: ビクター ビクトローラ・クレデンザ Victrola Credenza VE8-30X、大正14(1925)年~昭和5(1930)年 米国製(木製ホーン<途中まで金属製>)
音源提供: 金沢蓄音器館 (DISC 1:1-5、7、12、17-18)
クリストファ・N・野澤 (DISC 1:6、13-16、19-22 DISC 2:1-2)
田中隆雄(DISC 2:3-4)
付録1:金属原盤がコロムビアに保存されている全音源16曲
付録2:3台の蓄音機による同一SP音源聴き比べ
いずれも金沢蓄音機館所蔵(本編DISC 1:17と同一のSP盤を再生し、マイクロフォンで録音)、ブランズウィック ヴァレンシア E.M.G.エキスパート・シニア イギリス・グラモフォン H.M.V. モデル194
CD:日本コロムビア COCQ‐8513~4(2枚組)
日本人初の国際的ヴァイオリニスト、諏訪根自子(1920年~2012年)。彼女が天才少女と謳われた1930年代に、コロムビアに録音した音源の待望の初CD化。コロムビアの専属アーティストであった1933年~1935年に録音された、SP盤にして13枚分、26曲の全てがSP盤の録音=発売日順に収録されている。これら一連の録音の後、戦前のヨーロッパに留学、フルネ指揮コンセール・ラムルーやクナッパーツブッシュ指揮ベルリン・フィルなどと共演。終戦後も活躍を続けるが、60年代には公の場での演奏をほとんどせず、この美貌の名手の名前は伝説化した。
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