2013年4月09日

ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス(荘厳ミサ曲)
指揮:ヘルベルト・ブロムシュテット
管弦楽:ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
独唱:ジモーネ・シュナイダー(S)、ゲルヒルト・ロンベルガー(A)、リチャード・クロフト(T)、ヨッヘン・クプファー(B)
合唱:MDR放送合唱団
録音:2012年9月20-23日、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス(ライヴ録音)
CD:東武ランドシステム VK JK 1237(日本語オビ・解説付き)
ブルックナーの交響曲全集を完成した巨匠ブロムシュテット&ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の最新録音はベートーヴェンの最高傑作とも言われる大作「ミサ・ソレムニス」。2012年9月に行われたライヴ録音。2005年までカペルマイスターを務めたブロムシュテット(85歳)が鍛え上げ、シャイーに引き継がれ好調を維持するゲヴァントハウス管弦楽団に、優秀なソリスト達を配し、ケーゲル以来の伝統を持ち、近年はハワード・アーマンによって鍛えられたMDR合唱団による演奏。
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2013年4月08日

歌劇≪サン・ボニファーチョの伯爵、オベルト≫ 「天よ、わたしは何をしてしまった!」…「慈悲深い天よ」 (リッカルド)
歌劇≪二人のフォスカリ≫ 「ここでしばらく待つように」…「生まれ故郷の微風よ…地の果て程も遠い流刑の地から…憎しみだけが、それも凄まじい憎しみだけが」 (近侍、ヤコポ)
乾杯
亡命者
歌劇≪第一回十字軍のロンバルディア人≫ 「私の喜びを」 (オロンテ)
孤独な部屋で
歌劇≪海賊≫ 「見ろ、俺は囚われの身!」 (コッラード)
歌劇≪リゴレット≫ 「あれもこれもわしにとっては」 (公爵)
歌劇≪リゴレット≫ 女心の歌「女とは、風に踊る羽根のように」 (公爵)
歌劇≪椿姫≫ 「あの人のそばを離れてよろこびはない…わたしのたぎるこころの」 (アルフレード) 歌劇≪椿姫≫ 「ああ、残念な!」 (アルフレード)
歌劇≪仮面舞踏会≫ 「わが友人たちよ、兵士たちよ!…蒼白く輝く彼女の顔が」 (リッカルド、オスカル、合唱)
歌劇≪ドン・カルロ≫ 「フォンテンブロー!人里離れどこまでも広い森!…僕は彼女を見た」 (ドン・カルロ)
レクイエム 「われあやまちたれば嘆き」 から
歌劇≪ファルスタッフ≫ 「喜びの歌はいとしい人の唇から出て」 (フェントン、ナンネッタ)
テノール:ローランド・ビリャソン
ソプラノ:モイツァ・エルトマン
テノール:ビセンテ・オンブエナ
合唱指揮:クラウディオ・フェノーリオ
合唱団:トリノ・レージョ劇場合唱団
指揮者:ジャナンドレア・ノセダ
管弦楽:トリノ・レージョ劇場管弦楽団
録音:2012年9月、トリノ
CD:ユニバーサルミュージック(ドイツ・グラモフォン ) UCCG-1615(SHM-CD)
メキシコ生まれのテノール歌手、ロランド・ヴィラゾン(1972年生まれ)による、ヴェルディ生誕200年(2013年時)記念のアリア集。 ヴィラゾンは、メキシコシティおよびグナフアトで開かれたコンクールで優勝して頭角をあらわし、1998年には、米国サンフランシスコ歌劇場の歌手育成コースのメローラ・オペラ・プログラムで研修を受け、ジョーン・サザーランドのマスター・クラスに参加。 1999年には、ドミンゴが主催するオペラリア・コンクールに出場、第2位を獲得。イタリアのジェノヴァで「マノン」のデ・グリューを歌って欧州にデビューし、好評を得る。その後、数多くの著名歌劇場から出演要請を受け、現在、オペラ界のスーパースターに登りつめた。
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2013年4月05日

ハイドン : チェロ協奏曲 第1番
ドヴォルザーク : チェロ協奏曲
バッハ : 無伴奏チェロ組曲第5番~サラバンド
チェロ:ミッシャ・マイスキー
指揮:フェルディナント・ライトナー(ハイドン)/オットマール・スウィトナー(ドヴォルザーク)
管弦楽:NHK交響楽団
録音:1986年5月14日(ハイドン)、1988年3月16日(ドヴォルザーク/バッハ)、NHK ホール
CD:キングインターナショナル KKC2045
NHK交響楽団ライヴ・シリーズの第4弾。今回は、旧ソ連出身のチェリスト ミッシャ・マイスキー40歳の時の熱演。マイスキーのライヴ演奏は珍しく貴重。ミッシャ・マイスキー(1948年生まれ)は、ラトヴィア(旧ソ連)出身のチェロ奏者。1966年、チャイコフスキー国際コンクール6位入賞。このとき、コンクールの審査員だったムスティスラフ・ロストロポーヴィチに才能を認められる。1973年、カサド音楽コンクール優勝。バッハの無伴奏チェロ組曲全曲(旧盤)の録音で世界的な名声を得る。
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2013年4月04日

カリンニコフ:交響曲第1番
グラズノフ:交響曲第5番
ハチャトゥリアン:組曲「仮面舞踏会」
指揮:山田和樹
管弦楽:チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
CD:オクタヴィア・レコード OVCL 00487
指揮の山田和樹(1979年生まれ)は、東京芸術大学在学中に芸大生有志オーケストラ「TOMATOフィルハーモニー管弦楽団」(2006年より「横浜シンフォニエッタ」に改称)を結成。2005年より東京混声合唱団のコンダクター・イン・レジデンスを務める。2009年、ブザンソン国際指揮者コンクールで優勝。2010年9月よりNHK交響楽団副指揮者。2012年のシーズンからは、スイス・ロマンド管弦楽団の首席客演指揮者、日本フィルハーモニー交響楽団の正指揮者、仙台フィルハーモニー管弦楽団のミュージックパートナーに就任。
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2013年4月02日

シューベルト:ピアノソナタ第16番/第21番
ピアノ:マリア・ジョアン・ピリス
録音:2011年7月、ハンブルク=ハールブルク
CD:ユニバーサルミュージック(ドイツ・グラモフォン)UCCG-1613(国内盤のみSHM-CD)
自然に音楽が語りだす・・・・・・、ピリスの指先が紡ぐシューベルト。大ベスト・セラーとなった1996&97年録音の即興曲集から15年、待望のピリスによるシューベルトのピアノソナタ・アルバムの登場。シューベルトのピアノ・ソナタでは初めて出版された第16番、そして最晩年亡くなる2カ月前に作曲された最高傑作である第21番という対照的な傑作を収録している。
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2013年4月01日

ブラームス:チェロ・ソナタ第1番&第2番
シューマン:幻想小曲集 作品73
チェロ:ユンソン
ピアノ:アヴィラム・ライヒェルト
録音:2012年12月、相模湖交流センター
CD:オクタヴィアレコード OVCL‐00492
チェロのユンソンは、韓国出身。9歳の時にソウル・フィルとのラロの協奏曲でデビュー。ソウル市長メダルなど多くの賞や奨学金を獲得し渡米。ジュリアード音楽院をアーティスティック・リーダシップ賞を獲得して卒業。その後、イギリスの王立ノーザン・カレッジ、シベリウス・アカデミーにて研鑽を積む。2002年、ヘルシンキで行われたパオロ国際チェロ・コンクールで優勝。近年はチョン・ミョンフンの強い希望でソウル・フィルとアジア・フィルのゲスト・プリンシパル奏者も務めている。1999年から参加したクモー・アシアナ弦楽四重奏団は、ヨーロッパ、アメリカ、アフリカなどを巡る大規模な世界ツアーを行い韓国の文化を広めた功績により、2001年に韓国大統領賞を受賞、同時に韓国文化大使に任命された。
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2013年3月28日

バッハ:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ホ短調 BWV.1023
:シャコンヌ~無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 BWV.1004より
:ヴァイオリン協奏曲第2番 ホ長調 BWV.1042
/ウィルヘルミ編:G線上のアリア
:アリオーソ~チェンバロ協奏曲第5番 ヘ短調 BWV.1056 第2楽章
/コダーイ編:リュートのための前奏曲 BWV.999
ヴァイオリン:日下紗矢子
ピアノ:オリヴァー・トリエンデル
管弦楽:ベルリン・コンツェルトハウス室内オーケストラ
録音:2012年7月19日、杜のホールはしもと/2012年10月2-3日、コンツェルトハウス、ベルリン
CD:日本コロムビア
ヴァイオリンの日下紗矢子は、兵庫県出身。1997年、東京芸術大学に入学。同年、エリザベート王妃国際音楽コンクールで入賞。1998年、ミケランジェロ・アバド国際ヴァイオリン・コンクールで1位なしの第2位。1999年、大阪芸術祭に参加し、奨励賞受賞。2000年、第47回パガニーニ国際コンクールで第2位、第69回日本音楽コンクールで第1位、第8回シベリウス国際ヴァイオリン・コンクールで第3位。2001年、東京芸術大学を首席で卒業し、デビューリサイタルを開く。南メソジスト大学およびフライブルク音楽大学へ留学。2008年からベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団(旧ベルリン交響楽団)の第1コンサートマスターを務める。2008年度出光音楽賞受賞。2009年、ベルリン・コンツェルトハウス室内管弦楽団のリーダーに就任。2013年4月より読売日本交響楽団コンサートマスターに就任。現在、ベルリン在住。
★読売日本交響楽団の新コンサートマスター 日下紗矢子のバッハ はコメントを受け付けていません
2013年3月28日

ベートーヴェン : 交響曲全集(第1番~第9番)/三重協奏曲/「レオノーレ」序曲 第2番
指揮:ベルナルト・ハイティンク
管弦楽:ロンドン交響楽団
ソプラノ:トワイラ・ロビンソン
メゾ・ソプラノ:カレン・カーギル
テノール:ジョン・マック・マスター
バス:ジェラルド・フィンリー
合唱:ロンドン・シンフォニー・コーラス
ヴァイオリン:ゴルダン・ニコリッチ
チェロ:ティム・ヒュー
ピアノ:ラルス・フォークト
録音 : 2005年11月、2006年4月、ロンドン、バービカン・ホール (ライヴ録音)
CD:キング・インターナショナル KKC5261~6(Hybrid SACD6枚)
巨匠ハイティンクが、近年客演を重ねているロンドン交響楽団を指揮したベートーヴェンの交響曲全集。これは、2005年から2006年にかけて行われたコンサート・シリーズの模様をライヴ収録したもの。コンセルトヘボウ管との全集録音以来、ハイティンクにとっておよそ20年ぶりの新録音となる。
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2013年3月26日

ブラームス: クラリネット五重奏曲
: ピアノ五重奏曲
弦楽四重奏:東京クヮルテット
ピアノ:ジョン・ナカマツ
クラリネット:ジョン・マナシー
録音: 2011年11月、ソウダー・コンサートホール (米国)
CD:キング・インターナショナル( harmonia mundi France )HMU-807558(SACDハイブリッド)
2013年6月をもって解散し、44年間(現メンバーでの活動も10年目)の長き活動に幕をおろすことを発表した、円熟のアンサンブルと薫り高いハーモニーが絶品の東京クヮルテットのシューベルトの弦楽四重奏曲&五重奏曲に引き続く最新盤は、ブラームス五重奏曲集。共演者は、若き情熱あふれるピアノ五重奏曲にはアメリカの中堅ジョン・ナカマツを、晩年の傑作クラリネット五重奏曲には屈指の名手ジョン・マナシーをゲストとして迎えている。
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2013年3月25日

ベートーヴェン : ピアノ協奏曲第3番&第5番(室内楽版)
ピアノ:田中良茂
弦楽四重奏:クァルテット・エクセルシオ
(ヴァイオリン西野ゆか/山田百子、ヴィオラ吉田有紀子、チェロ大友肇)
コントラバス:赤池光治
録音 : 2011年7月12日 (第5番)、2011年7月13日 (第3番)、フィリアホール
CD:Altus ALT-247
実力派ピアニスト田中良茂がベートーヴェンのピアノ協奏曲第3,5番を、室内楽伴奏版(ピアノ+弦楽五重奏)で録音。これは田中良茂が2010年~11年にかけベートーヴェンのピアノ協奏曲全曲の室内楽版による演奏会の企画からうまれたもの。ここに収録された第3番、第5番「皇帝」は、自ら邦人作曲家に編曲を委嘱し、編曲に際しては編曲譜の詳細な分析が行われ、ベートーヴェンの精神を尊重すること、ピアノ・ソロ・パートには手を加えないことが条件となった。ピアノの田中良茂は、1973年東京生まれ。桐朋学園大学、同大学院大学、ケルン音楽大学、同大学大学院現代音楽室内楽学科で学ぶ。2001年にはイタリア・キジアーナ音楽院にてマウリツィオ・ポリーニのセミナー・オーディションに挑み、ポリーニに絶賛され合格。現在は国内を中心に演奏活動。
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