2012年6月08日

モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番&第21番
ピアノ:ヤン・リシエツキ
指揮:クリスティアン・ツァハリアス
管弦楽:バイエルン放送交響楽団
録音:2012年1月 ミュンヘン
CD:ユニバーサル ミュージック クラシック UCCG-1573(ドイツ・グラモフォン<日本盤のみSHM-CD仕様>)
脅威の16歳、リシエツキのDGデビュー盤。あどけなさの残る笑顔で、日本でも既にファンが存在する将来有望な新人アーティスト。レパートリーはモーツァルトのピアノ協奏曲で最も人気のある2曲、第20番と第21番。共演はモーツァルトの演奏で名高いピアニスト兼指揮者のツァハリアスが指揮するバイエルン放送交響楽団。
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2012年6月07日

~諏訪内晶子/エモーション~
バルトーク(セーケイ編):ルーマニア民俗舞曲
エネスコ:ヴァイオリン・ソナタ 第3番「ルーマニアの民俗様式で」
ファリャ(クライスラー編):スペイン舞曲(歌劇「はかなき人生」から)
ファリャ(コハンスキ編):スペイン民謡組曲(第1曲:ムーア人の織物/第2曲:ナナ/第3曲:カンシオン/第4曲:ポロ/第5曲:アストゥリアーナ/第6曲:ホタ)
シャミナード(クライスラー編):スペインのセレナード 作品150
クライスラー:シンコペーション
ドビュッシー(ハルトマン編):亜麻色の髪の乙女
<BONUS Blu-Ray(録音風景):限定盤のみ>
ファリャ(コハンスキ編):スペイン民謡組曲から(第1曲:ムーア人の織物/ 第3曲:カンシオン/第6曲:ホタ)
ドビュッシー(ハルトマン編):亜麻色の髪の乙女
ヴァイオリン:諏訪内晶子
ピアノ:イタマール・ゴラン
録音:2012年1月、ノートルダム・リバン教会
CD:ユニバーサルミュージック UCCD‐9861(特典ブルーレイ付き限定盤)/UCCD‐1321(通常盤)
諏訪内晶子は、東京都出身。桐朋学園大学ソリストを修了後、 文化庁芸術家在外派遣研修生としてジュリアード音楽院に留学。1987年、日本音楽コンクールで第1位。 1990年、チャイコフスキー国際コンクールで第1位(最年少)。 今回のCDは、実に4年ぶりとなる新録音。ヨーロッパに古くから伝わる民謡や舞曲を題材にした作品を集め、いわば「フォーク・ミュージック・アルバム」。それぞれの作品には、喜びや悲しみといった、さまざまな人間の感情がこめられている。
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2012年6月05日

ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」より「森を過ぎ野を越えて」
ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」より「冬の嵐は過ぎ去り」
ワーグナー:歌劇「ローエングリン」より第3幕への前奏曲
ワーグナー:歌劇「ローエングリン」より「遥かな国に」
ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より第3幕への前奏曲
ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より「朝はバラ色に輝き」
モーツァルト:歌劇「魔笛」K.620より「なんと美しい絵姿」
ロルツィング:歌劇「ロシア皇帝と船大工」より「さらば、フランドルの娘よ」
ウェーバー:歌劇「オベロン」序曲
ウェーバー:歌劇「オベロン」より「私はまたもや浮き浮きする、希望や喜びのせいで」
フロトー:歌劇「マルタ」より「ああ、かくも汚れなき」
コルンゴルト:歌劇「死の都」より「私に残された幸せ」
テノール:クラウス・フローリアン・フォークト
ソプラノ:マヌエラ・ウール
指揮:ペーター・シュナイダー
管弦楽:ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団
録音:2011年7月6~8日、ベルリン・ドイツ・オペラでのセッションおよびライヴ・レコーディング(デジタル)
CD:ソニー・クラシカル S-SICC1538
「現代最高のローエングリン」と絶賛されるドイツのヘルデンテノール(ワーグナーの歌劇・楽劇における英雄的な役どころを演じるのに適した声質をもつテノールのこと)、クラウス・フロリアン・フォークト。その透明で美しく澄みきった声と端正な容姿はオペラ通はもちろん、クラシック愛好家以外にもファンは多く、現在ヨーロッパで話題沸騰中。2011年夏のバイロイト音楽祭の「ローエングリン」の成功は世界にその名を知らしめ、NHKBSで生中継されている。ドイツではメルケル首相や有名女優も公演を見にくるほどの人気で、同CDがリリースされるやいなやポップチャートも賑わす人気となっている。そのキャリアをホルン奏者としてスタートし、30歳をすぎてから声楽の勉強を始めた。2012年6月、「ローエングリン」(新国立劇場)でュナイダーの指揮のもと”白鳥の騎士=ローエングリン”デビュー。2013年はワーグナー生誕200年であり、今後の活躍がますます期待されるフォークトのソロ・デビュー盤の登場。
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2012年6月04日

ドビュッシー:交響詩「海」
牧神の午後への前奏曲
管弦楽のための映像
指揮:ダニエレ・ガッティ
管弦楽:フランス国立管弦楽団
CD:SONY CLASSICAL SICC-1540
ドビュッシー生誕150周年を記念してソニー・クラシカルからリリースされるのは、イタリアの巨匠指揮者ダニエレ・ガッティ指揮するフランス国立管弦楽団による、ドビュッシーの代表的なオーケストラ曲を集めた1枚です。現在51歳、フランス国立管音楽監督とチューリヒ歌劇場首席指揮者を兼任し、ウィーン・フィルをはじめとするメジャーオケやバイロイト、ザツブルクなど著名な音楽祭の常連であるにもかかわらず、録音が極端に少ない「幻の巨匠」であり、セッションによるオーケストラ録音は久々となる。このコンビによる初録音。
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2012年6月01日

サン=サーンス:ロマンス 変ニ長調 op. 37
ライネッケ:フルート・ソナタ ホ短調 《ウンディーネ》 op. 167
フォーレ:コンクール用小品
ラフマニノフ:ヴォカリーズ op. 34 No. 14
プロコフィエフ:フルート・ソナタ ニ長調 op. 94
フルート:松尾麻里
ピアノ:小林五月
録音:稲城市立iプラザ 2011年8月31日、9月1-2日
CD:コジマ録音 ALCD-9114
ソリストとしてドイツでの国家資格を持ち、国内外のオーケストラとのコンチェルト、室内楽、そしてジャズミュージシャンとの共演まで幅広く活躍するフルーティスト松尾麻里のデビューアルバム。「Melodioso(メロディオーソ)」のタイトルのもとに選ばれたのは、19世紀後半から20世紀にかけてフランス、ドイツ、そしてロシアで生まれた、あふれでる旋律の美しさが印象的な5作品。
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2012年5月31日

マルティヌー:ピアノと木管楽器のための六重奏曲よりスケルツォ(ディヴェルティメント)
フランセ:フルート・ソナタよりスケルツォ/フィナーレ
プロコフィエフ:束の間の幻影より(編曲:H.ハリソン)
ジョプリン:オリジナル・ラグ(編曲:D.フェルスター)
ライネッケ:フルートと管楽器のためのバラード 作品288 よりアレグロ
ムーケ:5つのやさしい小品より
タファネル:アンダンテ・パストラールとスケルツェッティーノ
アンデルセン:8つの小品より第2番ワルツ/第4番水車小屋/第8番タランテラ
ドビュッシー:2つのアラベスク より(編曲:L.ラフルーランス)第2番
アールバード:組曲I. レチタティーヴォ/II. ブルレスカとアリエッタ/III. ダンス
ゴベール:オリエンタル
イベール:物語 より(編曲:M.モイーズ)I. 金の亀を使う女/II. 小さな白いロバ/VIII. 水晶の籠/X. バルキス女王の行列
ピッコロ:ギュンター・フォーグルマイヤー
ピアノ:シュテファン・メンドル
CD:カメラータ・トウキョウ CMCD‐282482010年5月、ウィーン(JVC K2レーザー・カッティングによる高音質)
2012年1月、ウィーン・フィルのフルート奏者ギュンター・フォーグルマイヤーが永眠した。同アルバムは2011年の来日ツアーにあわせて制作がスタートしたが、フォーグルマイヤーの急逝により、彼の最初で最後のピッコロのための作品集となった。
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2012年5月28日

シューベルト:ピアノ・ソナタ第17番
:幻想曲「さすらい人幻想曲」
ピアノ:高橋アキ
録音:2012年1月/三重 他(ピアノ=ベーゼンドルファー:モデル290 インペリアル)
レーベル: カメラータ・トウキョウ CMCD-28256(「HRカッティング」採用CD)
高橋アキによるシューベルト・シリーズ第3弾がついに完成した。同アルバムでは難曲「さすらい人幻想曲」、そして大曲「ピアノ・ソナタ第17番」を収録。「さすらい人幻想曲」は、その難しさゆえにシューベルト自身もあるとき途中で弾けなくなり「こんな曲は悪魔にでも弾かせろ!」と叫んだ、という逸話が残されている。この2つの大曲を、高橋アキは、あらたなシューベルトの世界を提示。
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2012年5月25日

メンデルスゾーン:コンツェルトシュテュック 第1番(E.サイモン版)
ベールマン:2本のクラリネットとピアノのための協奏的二重奏曲 作品33 変ホ短調
メンデルスゾーン:3つの歌~2本のクラリネットとピアノのための(編曲:P.ウェストン)
:交響曲 第2番「讃歌」より
:秋の歌 作品63-4
:挨拶 作品63-3
クルーゼル:2本のクラリネットとピアノのためのアンダンテとアレグロ・ヴィヴァーチェ
メンデルスゾーン:コンツェルトシュテュック 第2番(E.サイモン版)
クラリネット:カール・ライスター/アントニオ・ティネッリ
ピアノ:ジュリアーノ・マッツォカンテ
録音:2010年6月、イタリア
CD:カメラータ・トウキョウ CT‐CMCD28235
“キング・オブ・クラリネット”カール・ライスターが、自身の75歳記念盤としてロマン派の作曲家たちによる2本のクラリネットとピアノのための三重奏曲等をリリース。数多くの名作が生み出されたロマン派から、メンデルスゾーン、ベールマン、そしてクルーゼルの作品が収められた。このアルバムでは、ライスターが、イタリアの名クラリネット奏者、アントニオ・ティネッリと共演をしている。ロマン派の名作が2人の名手により鮮やかによみがえる。
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2012年5月24日

チャイコフスキー&メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲
ヴァイオリン:レイ・チェン
指揮:ダニエル・ハーディング
管弦楽:スウェーデン放送交響楽団
レーベル: ソニーミュージックジャパン S‐SICC1534
オイストラフ、コーガンなどを輩出し、欧州随一の伝統と権威を誇るエリザベート王妃国際音楽コンクールの2009年大会は、レイ・チェンが最年少の参加でありながら圧倒的な評価を得て1位を獲得した。また、2011年5月には来日公演を果たし、大好評を博した。今回はデビュー2枚目のアルバム「メン・チャイ」で、エリザベート・コンクールで優勝を決めた曲。レイ・チェンは、台湾出身でオーストラリアで育つ。米国のカーティス音楽院で学んだ若手のホープ。
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2012年5月21日

モーツァルト:ポストホルン・セレナード
ベートーヴェン:交響曲第4番(2001年ライヴ)
指揮:ギュンター・ヴァント
管弦楽:北ドイツ放送交響楽団
録音:2001年4月、ハンブルグ、ライヴ録音
CD:ソニー(RCAレッドシール) SICC-10140(ハイブリッド)
このCDは、ドイツの名指揮者ギュンター・ヴァント(1912年―2002年)生誕100年・没後10年記念DSDマスタリング・エディション。巨匠の執念が成し遂げた「ポストホルン」の名演。自ら「会心の出来」と語ったハンブルク・ライヴ。2001年4月、ハンブルクでの北ドイツ放送響定期の全曲をライヴ収録したもの。ヴァント自身が演奏の出来を気に入り、「自分の90歳記念にリリースしたい」という意向を受けて、急遽発売されたもの。優美で格調高い響きが一貫する「ポストホルン」は、長年演奏を重ねてきたヴァントの愛奏曲で、ギュルツェニヒ管とのLP録音以来40年ぶりの再録音となった。ベートーヴェンの第4番は、ヴァントにとって3度目の録音。
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