2020年3月26日

モーツァルト:キラキラ星変奏曲 ハ長調 K.265
チャイコフスキー:四季 作品37bis(全曲)
1月 炉辺にて/2月 冬送りの祭り/3月 ひばりの歌/4月 雪割草/5月 白夜/6月 舟歌/
7月 草刈り人の歌/8月 収穫/9月 狩り/10月 秋の歌/11月 トロイカ/12月 クリスマス週間
モーツァルト:幻想曲 ニ短調 K.397
ピアノ・ソナタ 第11番 イ長調「トルコ行進曲付」 K.331
ピアノ:上原彩子
CD:キングレコード KICC-1501
ピアノの上原彩子は、香川県高松市出身。岐阜県立各務原西高等学校卒業。1990年よりヤマハマスタークラスに入会。2000年第4回「浜松国際ピアノコンクール」第2位および日本人作品最優秀演奏賞を受賞。2002年第12回「チャイコフスキー国際コンクール」ピアノ部門において日本人として初めて、かつ女性として世界で初めての優勝を果たした。日本人ピアニストとして初めてEMIクラシックスとレコード契約を結ぶ。このCDは、2022年、優勝20周年アニバーサリーへ向けたシリーズ第1弾。初めてモーツァルトを録音。ロシアもの以外の録音は今回が初めて。
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2020年3月23日

ダリウス・ミヨー: 子供のために―ジャン・コクトーの3つの詩
フランシス・プーランク: 4手のためのソナタ
ジェルメーヌ・タイユフェール: イマージュ
ルイ・デュレ: 2つの小品
アルテュール・オネゲル: 7つの小品
ジョルジュ・オーリック: アデュー・ニューヨーク
エリック・サティ: パラード―1幕の現実的なバレエ
6人組のアルバム
ピアノ連弾・独奏:青柳いづみこ(プリモ)
高橋悠治(セコンド)
録音:2019年5月20~22日、五反田文化センター 音楽ホール(東京)
CD:コジマ録音:ALCD-7246
フランス6人組は、20世紀前半フランスで活躍した作曲家の集団。ロマン派音楽や印象主義音楽とは一線を画し、新古典主義音楽の範疇に含まれるが、全員で活動したのはたったの1回であったという。 今日の音楽学者や批評家は彼らの音楽をひとつの傾向にまとめ、フランス6人組と呼んでいる。常に新しい音楽を提案していたグループとしても知られ、全音階に最後の可能性を求めた音楽家集団でもあった。 フランス6人組の作曲家は、ルイ・デュレ(1888年~1979年)、アルテュール・オネゲル(1892年~1955年)、ダリウス・ミヨー(1892年~1974年)、ジェルメーヌ・タイユフェール (1892年~1983年)、フランシス・プーランク(1899年 ~1963年)、ジョルジュ・オーリック(1899年~1983年)。
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2020年3月19日

マーラー : 交響曲 第1番
指揮:ダニエレ・ガッティ
管弦楽:ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
録音: 2017年1月10&11日、2018年5月9&11日、アムステルダム、コンセルトヘボウ (ライヴ録音)
CD:キングインターナショナル KKC6126
指揮のダニエレ・ガッティ(1961年生れ)は、イタリア、ミラノ出身。 ミラノ音楽院で学ぶ。27歳でミラノスカラ座にデビュー。その後、ベルリン国立歌劇場、メトロポリタン歌劇場にも出演。ローマ聖チェチーリア国立音楽院管弦楽団、ボローニャ市立劇場の音楽監督を歴任。2008年~2016年フランス国立管弦楽団音楽監督、2016年~2018年ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席指揮者を務めた。2018年からはローマ歌劇場音楽監督を務めている。
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2020年3月16日

ベートーヴェン:オラトリオ「オリーヴ山上のキリスト」
指揮:ニコラウス・アーノンクール
管弦楽:ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
独唱:ローラ・アイキン(ソプラノ/天使)
ヘルベルト・リッペルト(テノール/イエス)
フローリアン・ベッシュ(バリトン/ペトロ)
合唱指揮:エルヴィン・オルトナー
合唱:アルノルト・シェーンベルク合唱団
録音:2007年7月7日~8日、オーストリア、シュタインツ教区教「(シュティリアルテ音楽祭」(ライヴ録音)
CD:ソニーミュージック SICC 30517
指揮のニコラウス・アーノンクール(1929年~2016年)は、オーストリア出身。ウィーン国立音楽院(現・ウィーン国立音楽大学)時代は、チェロを専攻し、卒業後の1952年から1969年まで、ウィーン交響楽団にチェロ奏者として在籍した。ウィーン交響楽団入団の翌年、1953年にアリス夫人らとともに古楽器オーケストラ「ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス」を立ち上げた。1960年代からは、この「ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス」との外国公演や録音も始まり、バッハやヘンデルの作品を数多く取り上げた。この当時、グスタフ・レオンハルトと共同でバッハのカンタータ全集の録音を完成させ、この業績によりレオンハルトともども1982年の「エラスムス賞」を受賞。このCDのベートーヴェンの唯一のオラトリオ「オリーヴ山上のキリスト」は、オリーヴ山でイエス・キリストが立ち寄って祈りを捧げた場であり、捕えられる場面を描いている。単独での発売は日本のみ。
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2020年3月12日

<CD1>
ベートーヴェン:ピアノソナタ第8番 ハ短調 op.13「悲愴」
ピアノソナタ第12番 変イ長調 op.26「葬送」
ピアノソナタ第14番 嬰ハ短調 op.27-2「月光」
<CD2>
ベートーヴェン:ピアノソナタ第23番 ヘ短調 op.57「熱情」
ピアノソナタ第32番 ハ短調 op.111
ピアノ:ミシェル・ダルベルト
録音:2019年2月6日(op.26&111)、6月5日(op.13, 27 & 57)、リヨン、サル・モリエール(ライヴ録音)
CD:キングインターナショナル LA DOLCE VOLTA LDV-78(2枚組)
ピアノのミシェル・ダルベルト(1955年生まれ)は、フランス、パリ出身。1975年「クララ・ハスキルコンクール」優勝、1978年「リーズ国際ピアノ・コンクール」優勝。1996年フランス政府より「国家功労勲章」受章。 古典派・ロマン派・近現代のピアノ作品などレパートリーは幅広いが、特にシューベルト作品の深みある解釈には定評がある。現在、イタリアのイモラ音楽院で教鞭をとり後進の育成に当たる。 日本では、NHKの 「スーパーピアノレッスン」 でシューベルトのピアノソナタを指導した。
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2020年3月09日

1.オペレッタ「放浪者」 序曲(ツィーラー)
2.ワルツ「愛の挨拶」 作品56(ヨーゼフ・シュトラウス)
3.リヒテンシュタイン行進曲 作品36(ヨーゼフ・ストラウス)
4.ポルカ「花祭り」 作品111(ヨハン・シュトラウス2世)
5.ワルツ「シトロンの花咲く国」 作品364(ヨハン・シュトラウス2世)
6.ポルカ・シュネル「警告なしで」 作品132(エドゥアルト・シュトラウス)
7.オペレッタ「軽騎兵」 序曲(スッペ)
8.ポルカ・フランセーズ「キューピッド・ポルカ」 作品81(ヨーゼフ・シュトラウス)
9.ワルツ「もろびと手をとり」 作品443(ヨハン・シュトラウス2世)
10.ポルカ・マズルカ「氷の花」 作品55(エドゥアルト・シュトラウス)
11.ガヴォット(ヨーゼフ・ヘルメスベルガー2世)
12.郵便馬車の御者のギャロップ 作品16の2(ロンビー)
13.12のコントルダンス WoO 14より 第1・2・3・7・10・8曲(ベートーヴェン)
14.ワルツ「楽しめ人生を」 作品340(ヨハン・シュトラウス2世)
15.トリッチ・トラッチ・ポルカ 作品214(ヨハン・シュトラウス2世)
16.ワルツ「ディナミーデン」 作品173(ヨーゼフ・シュトラウス)
<アンコール>
17.ポルカ・シュネル「大空に羽ばたいて」 作品230(ヨーゼフ・シュトラウス)
18.新年の挨拶
19.ワルツ「美しく青きドナウ」 作品314(ヨハン・シュトラウス2世)
20.ラデツキー行進曲 作品228(ヨハン・シュトラウス1世)
指揮:アンドリス・ネルソンス
管弦楽:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:2020年1月1日、ウィーン、ムジークフェラインザール(ライヴ録音)
CD:ソニーミュージック SICC2157~8(2枚組)
毎年1月1日に行なわれるウィーン・フィルのニューイヤー・コンサート。2020年は、ボストン響音楽監督、ゲヴァントハウス管楽長を兼任するアンドリス・ネルソンスが初登場。演奏曲目は、定番の「美しく青きドナウ」「ラデツキー行進曲」などに加えて、生誕250年のベートーヴェン、没後150年のヨーゼフ・シュトラウスなどを織り込んだ多彩な作品で構成されている。
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2020年3月05日

武満 徹:弦楽のためのレクイエム(1957)
ノスタルジア~アンドレイ・タルコフスキーの追憶に~(1987)
ハウ・スロー・ザ・ウィンド(1991)
遠い呼び声の彼方へ!(1980)
ア・ウェイ・ア・ローンII(1981)
ヴァイオリン:諏訪内晶子
指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
管弦楽:NHK交響楽団
CD:ソニーミュージック SICC19045
録音:<ライヴ録音>①2017年2月22日&23日、横浜みなとみらいホールにおける「N響横浜スペシャル」②2016年9月14日&15日、サントリーホールでの第1841回 定期公演 Bプログラム③2018年2月21日&22日、サントリーホールにおけるNHK交響楽団第1881回定期公演(Bプログラム)
指揮のパーヴォ・ヤルヴィがNHK交響楽団の首席指揮者になって以来、実現を鶴首していたアルバム。ヤルヴィにとって、初の武満徹作品集であるばかりでなく、初の日本人作曲家のレコーディングでもある。諏訪内晶子とN響は、2001年にシャルル・デュトワの指揮で「遠い呼び声の彼方へ!」を英デッカに録音しており、今回は17年ぶりの再録音。
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2020年3月02日

ショパン:ピアノ協奏曲 第1番
コントルダンス (遺作)
ポロネーズ 第9番 (遺作)
序奏とロンド
幻想即興曲 (遺作)
ワルツ 第6番 「小犬のワルツ」
ピアノ協奏曲 第2番 第2楽章 (ピアノ独奏版)
ピアノ:高橋多佳子
指揮:高関 健
管弦楽:新日本フィルハーモニー交響楽団
CD:オクタヴィア・レコード OVCT00172
ピアノの高橋多佳子は、1988年桐朋学園大学音楽学部卒業後、国立ワルシャワ・ショパン音楽院大学院研究科に留学し、1991年最優秀で修了。1989年「ポルトガル・ポルト市国際音楽コンクール」第2位および現代音楽最優秀演奏賞を受賞した後、1990年第12回「ショパン国際ピアノコンクール」で第5位に入賞し一躍脚光を浴びる。1990年「ラジヴィーウ国際ピアノコンクール」第1位、1996年第22回「日本ショパン協会賞」受賞などの数多くの受賞歴を持つ。現在、ライフワークのショパンを中心に第一線で活発な演奏活動を展開しており、日本を代表するピアニストの一人。2000年から2003年にかけてポーランド・ワルシャワで収録されたCD「ショパンの旅路」シリーズは現代屈指のショパン弾きとして決定づけたが、今回のCDは、そんな高橋多佳子の待望の最新録音のショパン・アルバム。
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2020年2月27日

バッハ:パルティータ全6曲
第1番~第6番
ピアノ:野平一郎
CD:ナミレコード WWCC-7917~8
録音:2019年9月13日、浜離宮朝日ホール(ライヴ録音)
ピアノの野平一郎(1953年生れ)は、東京都出身。東京藝術大学作曲科卒業。同大学修士課程を終了後、フランス政府給費留学生としてパリ国立高等音楽院に学ぶ。古典から現代まで幅広いレパートリーを得意としている。作曲家としてもフランス文化庁をはじめ委嘱を含む多くの作品がある。2007年、バッハ「平均率クラヴィア曲集」のピアノ、チェンバロ、オルガンを使う全曲録音を行った。1995年「中島健蔵音楽賞」、1996年/2013年「尾高賞」、1996年「芸術選奨文部大臣新人賞」、1996年「京都音楽賞実践部門賞」、2004年「サントリー音楽賞」、2005年「芸術選奨文部大臣賞」を受賞。さらに2012年「紫綬褒章」、2019年「日本芸術院賞」を受賞した。
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2020年2月24日

ドビュッシー:「小組曲」
フォーレ:「ドリー」
ドビュッシー:「牧神の午後への前奏曲」(2台ピアノ版)
「自と黒で」(2台ピアノ版)
デュティユー:「響の形」
プティ:「悪魔のデュエット」
ドビュッシー(ラヴェル編):管弦楽曲「夜想曲」より(2台ピアノ版)
ピアノ:花房晴美(第1ピアノ)/花房真美(第2ピアノ)
収録:2018年11月15日、東京文化会館小ホール
CD:日本アコースティックレコーズ NARD-5071
ピアノの花房晴美は、桐朋学園高校を首席で卒業後、フランス政府給費留学生として渡仏。パリ国立音楽院で学ぶ。「モンツァ国際コンクール」第2位入賞、「ヴィオッティ国際コンクール」第3位(1位なし)入賞、「エリーザベト王妃国際コンクール」入賞ならびに新作課題曲(協奏曲)に対する作曲家賞受賞。第5回「シフラ国際コンクール」第2位(1位なし)入賞、同時に聴衆が選ぶ最も気に入ったピアニストにも選ばれた。ボルドー音楽祭では「金メダル」受賞。
ピアノの花房真美は、国立音楽大学を経て、同大学院修士課程修了。1982年草月ホールのリサイタルを皮切りに数多くの演奏会に出演。また、多くのコンクールの審査員を務めるなど幅広い活動を行っている。1992年から実姉花房晴美と「花房シスターズ・ピアノデュオ」の本格的な活動をスタートさせ、全国で数多くのデュオの演奏会を行う。昭和音楽大学、同大学院、同短期大学部講師。
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