2013年11月26日

ブルックナー:交響曲第8番(1887年第1稿)
指揮:ケント・ナガノ
管弦楽:バイエルン国立歌劇場管弦楽団
録音:2009年、ミュンヘン、ファラオ・スタジオ
CD:キングインターナショナル(FARAO CLASSICS) KKC-5338
指揮のケント・ナガノ(1951年生まれ)は、米国バークレー出身。カリフォルニア大学およびサンフランシスコ州立大学で学ぶ。1978年から28年間バークレー交響楽団の音楽監督(2006年より首席客演指揮者)を務める。2006年よりモントリオール交響楽団およびバイエルン国立歌劇場の音楽監督に就任。現在、ベルリン・ドイツ交響楽団の名誉指揮者。2008年、日本政府より旭日小綬章を受賞。2013年、エーテボリ交響楽団首席指揮者に就任。2015年からハンブルク国立歌劇場音楽総監督に就任予定。
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2013年11月25日

ベートーヴェン:魔笛の娘か女房かの主題による
シューベルト:アルペジョーネソナタ
ウエーベルン:2つの作品
チェロソナタ
3つの小さな作品
R・シュトラウス:チェロソナタ
トロイメライ
万礼節
チェロ:山崎伸子
ピアノ:清水和音
録音:2012年11月16日、津田ホール(ライヴ録音)
CD:ナミ・レコード WWCC‐7738
このCDは、山崎伸子のチェロ・リサイタルVol.6で、平成25年(弟68回)文化庁芸術祭レコード部門参加作品。ピアニストの清水和音を招いて18世紀末から第一次大戦期にかけてのウィーンにおける音楽の変遷を辿る。
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2013年11月22日

ベートーヴェン:ピアノソナタ第4番/第9番/第10番/第11番
ピアノ:マウリツィオ・ポリーニ
録音年:2012年1月、5月、6月、ルツェルン、ミュンヘン
CD:ユニバーサルミュージック(ドイツ・グラモフォン) UCCG-1640(SHM-CD)
マウリツィオ・ポリーニ(1942年生まれ)は、イタリアのミラノ出身のピアニストで、現役ピアニスト中、最も高い評価を受けている一人。1960年、18歳で第6回ショパン国際ピアノコンクールで優勝。審査委員長のアルトゥール・ルービンシュタインが「今ここにいる審査員の中で、彼より巧く弾けるものが果たしているであろうか」と賛辞を述べ、一躍国際的な名声を勝ち取る。1975年の第30番&第31番で始まったポリーニのベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全曲録音も残すところあと1枚(第16番、第18番~第20番)。今回のCDは、前作の第1~3番から6年ぶりの続編。
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2013年11月21日

モーツァルト:ピアノ協奏曲第22番&第23番
ピアノ:ペーター・レーゼル
指揮:ヘルムート・ブラニー
管弦楽:ドレスデン国立歌劇場室内管弦楽団
CD:キングインターナショナル KIGC13
ピアノのペーター・レーゼル(1945年生まれ)は、ドレスデン出身。ドレスデン音楽大学で学んだ後、モスクワに留学しモスクワ音楽院で学ぶ。1968年、モントリオール国際ピアノコンクールで2位に入賞。2007年4月に日本では30年振りとなるコンサートを紀尾井ホールで開催した。このCDは、モーツァルト・プロジェクト第2弾アルバム。本人の選曲によりプログラムを構成し、音響の良いルカ教会においてレコーディング。
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2013年11月19日

フルート/ピッコロ:ヴォルフガング・シュルツ
演奏:アンサンブル・ウィーン=ベルリン 他
録音:2010年10月、ウィーン、レジデンス・ツェーガニッツほか
CD:カメラータ・トウキョウ CMCD-28289(JVC K2レーザー・カッティングによる高音質)
モーツァルト:協奏交響曲
J.シュトラウス II(タルクマン 編曲):オペレッタ「こうもり」~管楽アンサンブルのための より
「今までになかったような」(第2幕)
「田舎娘に扮するときは」(第3幕)
「では私ひとりで」(第1幕)
「楽しい祝宴」(第2幕)
「ぶどうの火の奔流の中に」(第2幕)
モーツァルト:フルートとハープのための協奏曲
2013年3月、惜しまれつつ逝去した世界的フルート奏者、ヴォルフガング・シュルツの追悼盤。2011、12年の「草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァル」での演奏に加え、中心メンバーとして活動を続けた「アンサンブル・ウィーン=ベルリン」の名手たちと、自身が創設した「カメラータ・シュルツ」の共演によるモーツァルト:協奏交響曲を収録。
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2013年11月18日

ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」
指揮:上岡敏之
管弦楽:ヴッパータール交響楽団
ソプラノ:アンナ=カタリーナ・ベーンケ
メゾソプラノ:ステファニー・イラーニ
テノール:ロベルト・キュンツリ
バリトン:トーマス・ラスケ
合唱指揮:マリエッディ・ロセット
合唱:ヴッパータール・コンサート協会合唱団&ヴッパータール歌劇場合唱団
録音:2012年9月23、24日、独ヴッパータール、ヒストーリッシェ・シュタットハレ(ライヴ収録)
CD:日本コロムビア COGQ-65(SACDハイブリッド)
このCDは、ヴッパータール交響楽団、創設150周年記念イヤーの定期公演オープニング公演を収録したもの。指揮の上岡敏之(1960年生まれ)は、東京藝術大学を経て、ハンブルク音楽大学に留学。1996年から2004年まで、ヘッセン州立歌劇場の音楽監督、1997年から2006年まで、北西ドイツ・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者。2004年からヴッパータール交響楽団の首席指揮者、2009年からザールラント州立劇場の音楽総監督に就任。
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2013年11月15日

ブラームス:ハンガリア舞曲第5番
ヴェルディ:歌劇「運命の力」テーマ
プッチーニ:ハバネラ~歌劇「カルメン」
ポル・ウナ・カベーサ
レディー・ガガ:テレフォン
ノッサノッサ
ハヴァ・ナギーラ
バッハ:G線上のアリア
モーツァルト:トルコ行進曲
モリコーネ:ラ・カリファ
ペリー:Hot N Cold
モンティ:チャルダッシュ
聞かせてよ、愛の言葉を
ベートーヴェン:交響曲第7番 第2楽章
ヴィヴァルディ:「四季」より「冬」
録音:2013年1月-4月
CD: ユニバーサルミュージック(デッカ) UCCD-1387(国内盤のみSHM-CD)
アコーディオンのマルティナスは、リトアニア出身。2004年、リトアニアの「クイーン・モルタ・プライズ」を受賞しアコーディオン奏者となる。2008年、イギリス王立音楽院に入学。2009年、メンフィスで開催されたアメリカ・アコーディオン協会の第71回コンテストで優勝。2010年、カリフォルニア州のサンタクララで開催された「ガラ=リニ・インターナショナル・コンペティション」では第2位。同年、アコーディオン演奏者のワールドカップである「クーペ・モンディアーレ」で優勝。このCDは、マルティナスの日本デビュー・アルバム。映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネの作品からシャンソン、レディー・ガガの「テレフォン」、そしてモーツァルトの名曲が盛り込まれた一枚。
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2013年11月12日

ドビュッシー : 前奏曲 第1集より 「吟遊詩人」 (ヴァイオリンとピアノのための編曲版)
レントより遅く (レオン・ロケ編曲)
ヴァイオリンとピアノのソナタ
セレナーデ (ドビュッシーの素描をもとに、R.オーリッジにより復元された作品)
ピエルネ : ヴァイオリン・ソナタ
フォーレ : ヴァイオリン・ソナタ 第1番
ヴァイオリン:クリストフ・ジョヴァニネッティ
ピアノ:青柳いづみこ
CD:CONTINUO Classics CC777-705
ヴァイオリンのクリストフ・ジョヴァニネッティは、パリ音楽院、ブカレスト音楽院に学び、さらにドイツでアマデウス四重奏団のもとで研鑽を積む。1984年にイザイ弦楽四重奏団、ついで1995年にエリゼ弦楽四重奏団を結成した。演奏活動と平行して、パリ国立高等音楽院教授として後進の指導にも当っている。
ピアノの青柳いづみこは、安川加壽子、ピエール・バルビゼの各氏に師事。フランス国立マルセイユ音楽院首席卒業。東京芸術大学大学院博士課程修了。学術博士。平成2年度文化庁芸術祭賞。演奏と執筆を両立させる希有な存在として注目を集めている。日本ショパン協会理事。大阪音楽大学教授。このCDは、青柳いづみこの最新盤で、十八番のドビュッシーほか、近代フランスのヴァイオリン・ソナタを、名手ジョヴァニネッティとの共演盤。
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2013年11月11日

ベルクソン:歌劇「モンフォールのルイーザ」より 情景とアリア
パチーニ:歌劇「サッフォー」より ラルゴ(編曲:ビムボーニ)
グノー:歌劇「ロメオとジュリエット」より「私は夢に生きたい」(編曲:ストルツマン)
ロッシーニ:歌劇「セミラーミデ」より「麗しい光が」(編曲:ストルツマン)
ヴェルディ:歌劇「運命の力」より アンダンテ(編曲:アルマート)
ロッシーニ:歌劇「セビリャの理髪師」より「ファンタジー・カンタービレ」
ビゼー:歌劇「カルメン」より 「セギディーリャ」(編曲:ストルツマン)
ヴェルディ:歌劇「シチリア島の夕べの祈り」より「春」
ヴェルディ:歌劇「椿姫」より「さようなら、過ぎ去った日よ」(編曲:ストルツマン)
プッチーニ:歌劇「ボエーム」より「冷たい手を」(編曲:ストルツマン)
マスネ:歌劇「マノン」より レシタティフとガヴォット(編曲:ストルツマン)
プッチーニ:歌劇「ボエーム」より「私が町を歩くと(ムゼッタのワルツ)」(編曲:ストルツマン)
マスネ:歌劇「タイス」より 瞑想曲(編曲:アイザック)
ダーヴィト:シューベルトの「あこがれのワルツ」による序奏、主題と変奏曲
クラリネット:カール・ライスター
ピアノ:フェレンツ・ボーグナー
録音:2008年2月、コンセルヴァトリウム・フェルトキルヒ(オーストリア)
CD:カメラータ・トウキョウ CMCD-28230
このCDは、長きにわたりカメラータ・レーベルに幾多の名演奏をのこしてきたクラリネットの巨匠、カール・ライスターのラスト・アルバム“ベルカント”。ライスター自身が名付け、文字どおりオペラの編曲作品を集めて収録したもの。円熟を極めた巨匠、ライスターのラスト・アルバムだという。
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2013年11月08日

ドビュッシー : 管弦楽組曲 第1番(祭 / バレエ / 夢 / 行列とバッカナール)
海 ~ 3つの交響的スケッチ
指揮:フランソワ=グザヴィエ・ロト
管弦楽:レ・シエクル
録音:2012年2月2日、パリ シテ・ド・ラ・ミュジーク/2012年4月13日、ローマ 聖チェチーリア音楽院
CD:キングインターナショナル(MUSICALES ACTED SUD) KKC-5330
フランソワ=グザヴィエ・ロトは、1971年パリに生まれたフランスの指揮者。ロンドンのドナテッラ・フリック指揮コンクールで第1位を獲得。この受賞により、ロンドン交響楽団のアシスタント・コンダクターに任命される。2003年に、ピリオド楽器の室内オーケストラ「レ・シエクル」を創設。このCDでロトはこの「レ・シエクル」とドビュッシーの名作「海」を演奏し、1905年10月、シュヴィヤール指揮のコンセール・ラムルー管により初演された際の響きを再現。そして、ドビュッシー初期の作品「管弦楽組曲第1番」のオーケストラ版の世界初録音。これは、1882年から84年、ドビュッシー20~22歳パリ音楽院の学生時代の作で、長く失われたとされてきたが、最近草稿が発見された作品。
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