2020年7月27日

ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲 第1番
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲 第2番
ピアノ三重奏:葵トリオ
ピアノ:秋元孝介
ヴァイオリン:小川響子
チェロ:伊東裕
葵トリオは、ヴァイオリン:小川響子(奈良県橿原市出身)、チェロ:伊東裕(奈良県生駒市出身)、ピアノ:秋元孝介(兵庫県西宮市出身)の東京芸術大の大学院生と卒業生の3人により結成された。2018年9月にドイツ南部ミュンヘンで行われたドイツ公共放送ARD主催の第67回「ミュンヘン国際音楽コンクール」のピアノとバイオリン、チェロによる三重奏部門で第1位を獲得。同部門で日本からの入賞は初めて。「葵/AOI」は、3人の名字の頭文字を取り、花言葉の「大望、豊かな実り」に由来。第28 回「青山音楽賞」バロックザール賞、第29回「日本製鉄音楽賞」フレッシュアーティスト賞を受賞。現在はドイツを拠点に、ミュンヘン音楽大学でD. モメルツに 師事しながら国内外で活動している。
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2020年7月23日

シューマン:ロマンス 第1番 イ短調 Op.94-1
ヴァイオリン・ソナタ 第1番 イ短調 Op.105
ロマンス 第2番 イ長調 Op.94-2
ヴァイオリン・ソナタ 第2番 ニ短調 Op.121
ロマンス 第3番 イ短調 Op.94-3
予言の鳥 Op.82-7(「森の情景」より アウアー編)
ヴァイオリン:白井 圭
ピアノ:伊藤 恵
CD:フォンテック FOCD9835
ヴァイオリンの白井 圭は、1983年、トリニダード・トバゴ共和国に生まれる。東京芸術大学付属高校、同大学を卒業。2007年「文化庁新進芸術家海外研修制度」の奨学生として留学。ウィーン国立音楽演劇大学室内楽科で学ぶ。日本音楽コンクール第2位及び増沢賞(2001)、ARDミュンヘン国際コンクール第2位及び聴衆賞(2009)、ハイドン国際室内楽コンクール第1位及び聴衆賞(2015)などの受賞歴を持つ。2011年9月より半年間、ウィーン国立歌劇場管弦楽団及びウィーン・フィルの契約団員、さらにチェコフィルや、ドイツの放送響のゲストコンサートマスターも務める。2020年4月にNHK交響楽団のゲスト・コンサートマスターに就任。現在、拠点をウィーンに置く。
ピアノの伊藤 恵は、名古屋市出身。桐朋女子高等学校、ザルツブルク・モーツァルテウム音楽大学、ハノーファー国立音楽大学で学ぶ。1983年「ミュンヘン国際音楽コンクール」ピアノ部門で優勝(ピアノ部門日本人初)。同年、サヴァリッシュ指揮バイエルン国立歌劇場管弦楽団と共演。ミュンヘンでのデビューを飾る。1984年NHK交響楽団との共演により、日本での本格的な演奏活動を開始する。1993年「日本ショパン協会賞」を受賞。CDシリーズ「シューベルト ピアノ作品集」第6集で、第53 回「レコード・アカデミー賞」および第70回「文化庁芸術祭賞」を受賞。現在、東京藝術大学教授、桐朋学園大学特任教授。
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2020年7月20日

<ディスク:1>
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第16番 ト長調 op.31-1
ピアノ・ソナタ第17番 ニ短調 op.31-2
ピアノ・ソナタ第18番 変ホ長調 op.31-3
<ディスク:2>
ベートーヴェン:創作主題による6つの変奏曲 ヘ長調 op.34
創作主題による15の変奏とフーガ op.35「エロイカ変奏曲」
ピアノ:アンドレアス・シュタイアー
CD:キングインターナショナル KKC6166
アンドレアス・シュタイアー(1955年生まれ)は、ドイツ、ゲッティンゲン出身のチェンバロ奏者・フォルテピアノ奏者。ハノーファー音楽大学で学ぶ。卒業後にアムステルダムでトン・コープマンにも師事。1983年から1986年まで、「ムジカ・アンティクヮ・ケルン」の一員として室内楽演奏で活動。1986年からレ・ザデューの客演フォルテピアノ奏者として、室内楽演奏やリートの伴奏者として活躍を始める。1987年から1996年までバーゼル・スコラ・カントルムのチェンバロ講師を務める。2002年「ドイツ・レコード批評家賞」を受賞。
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2020年7月16日

<Disc 1>
モーツァルト: 交響曲 第39番
交響曲 第40番
<Disc 2>
モーツァルト: 交響曲 第41番 「ジュピター」
指揮:リッカルド・ミナージ
管弦楽:アンサンブル・レゾナンツ
録音: 2019年7月/ フリードリヒ=エーベルト=ハレ | ハンブルク (ドイツ)
CD:キングインターナショナル KKC-6161
指揮のリッカルド・ミナージは、1978年生まれ。ヴァイオリン奏者として、サヴァール率いる「コンセール・デ・ナシォオン」や「コンチェルト・イタリアーノ」、「アッカデミア・ヴィザンティナ」など、名だたるピリオド楽器アンサンブルで第1ヴァイオリンを担当。バルトリの「ノルマ」の録音ではオーケストラ指揮のアシスタント、第1ヴァイオリン、そしてキュレーターも務め、2017年より、「アンサンブル・レゾナンツ」(ハンブルク)のアーティスト・イン・レジデンツを務めている。ある時は超絶技巧のバロックヴァイオリン奏者として、ある時はカール・フィリップ・エマヌエル・バッハやモーツァルトの交響曲を指揮する気鋭の指揮者として、またある時は名オペラ歌手を支える指揮者として、さらにある時はオペラの校訂譜を仕上げる学者として活躍する。
管弦楽のアンサンブル・レゾナンツは、ドイツ、ハンブルクを拠点に世界中で活躍するアンサンブル。1994年に創設。2014年10月に自らの拠点ホール元防空壕の”レゾナンツラウム”をオープン。若い世代の音楽家を中心とし、伝統と現代音楽の溝を埋める役割を担い、時代を融合した革新的でいきいきとしたプログラムを展開する。彼らが情熱を捧げているのは、新しい弦楽レパートリーのための促進と発展、また定期的に、今日の作曲家の作品と、クラシック作品の新しい解釈を実施。ハンブルクではライスハレのレジデントオーケストラとしてコンサートシリーズ「レゾナンツ」を発足。アンサンブルとその音楽をライブハウス感覚で音楽を都会に根付かせようと活動している。
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2020年7月13日

モーツァルト:ピアノ・ソナタハ長調 K.545
ロンドイ短調 K.511
ピアノ・ソナタヘ長調 K.332
メヌエット第1番 ト長調 K.1
ピアノ・ソナタイ短調 K.310
ピアノ:モナ・飛鳥
CD:キングインターナショナル KKC-4208
ピアノのモナ・飛鳥(1991年生まれ)は、ドイツ、ミュンヘン出身。父親がドイツ人で母親が日本人。2歳のときにピアノを始め、4歳で初舞台を踏む。「グロートリアン・シュタインヴェーク国際コンクール」第1位、「EPTA欧州ピアノ教育者連盟国際コンクール」第1位ならびに特別賞。2009年にはバイロイト音楽祭でリサイタルを行った。2011年、グシュタード音楽祭での優れた演奏に対し、「フィリップ・チャイナット賞」を受賞。ピアニストのアリス=紗良・オットは姉。
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2020年7月09日

ベートーヴェン: 弦楽四重奏曲より
第7番 「ラズモフスキー 第1番 Op.59の1(サン=サーンス編曲)~ 第2楽章
第6番 Op.18の6(サン=サーンス編曲) ~ 第2楽章
第8番 「ラズモフスキー第2番 」Op.59の2(バラキレフ編曲) ~ 第3楽章
第13番 Op.130(バラキレフ編曲) ~ 第5楽章
第16番 Op.135(ムソルグスキー編曲) ~ 第2楽章
第16番 Op.135(ムソルグスキー編曲) ~ 第3楽章
モーツァルト (ベートーヴェン編曲): クラリネット五重奏曲 K.581 ~ 第4楽章
ピアノ: 児玉麻里
録音: 2019年10月、オランダ、ヒルフェルムス、MCOスタジオ1
CD:キングインターナショナル KKC-6152
ピアノの児玉麻里(1967年生れ)は、大阪府出身。6歳の時に家族とともに渡欧。14歳の時にパリ音楽院に入学。同音楽院修了後、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団と共演で本格的な演奏活動を開始。ピアニストの児玉桃は妹、夫は指揮者のケント・ナガノ。
児玉麻里は、これまでベートーヴェンのピアノ・ソナタとピアノ協奏曲全曲を録音し高い評価を受けてきた。今回のCDは、その補巻ともいうべきものであり、サン=サーンス、バラキレフ、ムソルグスキーの編曲によるベートーヴェンの弦楽四重奏曲のピアノ版。原曲をただピアノに置き換えるのではなく、それぞれのピアニズムを反映させつつ完全なピアノ曲にしていることが聴きどころ。特に、ムソルグスキー編曲による第16番は、楽譜が極めて入手困難なため、ムソルグスキー研究家の間でも伝説となっていた。それがついに音になった。
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2020年7月06日

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 作品19
モーツァルト:ディヴェルティメント ニ長調 K.136から第1楽章 Allegro
グリーグ:組曲「ホルベアの時代から」作品40
ピアノ:マルタ・アルゲリッチ
指揮:小澤征爾
管弦楽:水戸室内管弦楽団
録音:2017年5月、2019年5月、水戸芸術館(協奏曲のみライヴ録音)
CD:ユニバーサルミュージック UCCD-40017
2019年5月に水戸芸術館で行われた水戸室内管弦楽団第103回定期演奏会で実現した、小澤征爾とアルゲリッチの共演をライヴ録音。2017年10月リリースのベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番に続く今回は、ピアノ協奏曲第2番を収録。カップリングには小澤征爾が最も得意とするモーツァルトのディヴェルティメントK.136の第1楽章と、小澤征爾にとって初録音となるグリーグの組曲「ホルベアの時代から」を収録。
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2020年7月02日

ブルックナー : 交響曲 第6番<ベンヤミン=グンナー・コールス版>
指揮:サー・サイモン・ラトル
管弦楽:ロンドン交響楽団
CD:キングインターナショナル KKC6175
指揮のサー・サイモン・ラトル(1955年生まれ)は、イギリス、リヴァプール出身。ロンドンの王立音楽アカデミーで学ぶ。1974年「ジョン・プレイヤー国際指揮者コンクール」に優勝し、ボーンマス交響楽団およびボーンマス・シンフォニエッタの副指揮者に就任。グラインドボーン音楽祭に最年少でデビューを果たす。1980年バーミンガム市交響楽団首席指揮者に就任。1990年には音楽監督に就任し、同オーケストラを世界的オーケストラへ育て上げる。1984年、大英帝国勲章コマンダー(CBE)に叙された。1994年、30代の若さでナイトに叙され、サーの称号を得た。2002年から2018年までベルリン・フィルの首席指揮者兼芸術監督を務めた。2017年ロンドン交響楽団の音楽監督に就任。
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2020年6月29日

バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ト短調 BWV 1001
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第1番 ロ短調 BWV 1002
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第2番 イ短調 BWV 1003
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第2番 ニ短調 BWV 1004
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ハ長調 BWV 1005
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第3番 ホ長調 BWV 1006
ヴァイオリン:豊嶋泰嗣
CD:オクタヴィアレコード OVCL-00709(2枚組)
ヴァイオリンの豊嶋泰嗣は、東京都出身。桐朋学園大学在学中からヴァイオリン、ヴィオラ奏者として演奏活動を始め、ハレー・ストリング・クァルテットを結成。 1986年、同大学を卒業し、新日本フィルハーモニー交響楽団のコンサートマスターに就任。1992年、「芸術選奨新人賞」音楽部門受賞。1993年、サイトウ・キネン・オーケストラ、ジャパン・ヴィルトゥオーゾ・オーケストラのコンサートマスターに就任。1997年から、九州交響楽団と新日本フィルのコンサートマスターを兼任。1998年「京都アルティ弦楽四重奏団」を結成。現在、桐朋学園大学大学院で後進の指導にあたり、また兵庫芸術文化センター管弦楽団のコンサートマスター(室内楽担当)、水戸室内管弦楽団の団員を務める。
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2020年6月25日

平川加恵:ずいずいFantasy(2019)[「ずいずいずっころばし」より]
川島素晴:白河踊りメタモルフォーゼ(2019)
小出稚子:うさぎのダンス(2019)
篠田昌伸:ゲートキーパー(2019)[「通りゃんせ」より]
挾間美帆:コラール─「からたちの花」メロディーによる(2019)
金子仁美:日本の唱歌「雪」による変奏曲─3Dモデルによる音楽IV(2019)
法倉雅紀:茜草指(あかねさす)第3番─独奏ピアノのための(2018)[「さくらさくら」「荒城の月」他より]
鈴木純明:いそいそパラフレーズ(2019)[「お菓子と娘」より]
山田武彦:七里ヶ浜の哀歌(真白き富士の嶺)による変奏曲(2019)
川上 統:夕空の泉に(2019)[「夕焼け小焼け」より]
ピアノ:飯野明日香
CD:カメラータトウキョウ CMCD-28373
ピアノの飯野明日香は、東京藝術大学附属高等学校、同大学ピアノ科を卒業。パリ国立高等音楽院ピアノ科、フォルテピアノ科卒。ベルギー政府給費留学生として、ブリュッセル王立音楽院ピアノ科マスターコースを修了。現代音楽から古楽器のフォルテピアノまでの幅広いレパートリーをもとに、リサイタルシリーズ「Parfum du Futur」や室内楽シリーズ「l’Espace」をはじめ、多彩な演奏活動を展開し、2010年 第28回「中島健蔵音楽賞」、2014年度第52回「レコード・アカデミー賞(現代曲部門)」受賞。洗足学園音楽大学、桐朋学園大学音楽学部、東京藝術大学音楽学部非常勤講師。ピティナ汐留イタリア街ステーション代表。秋田市観光クチコミ大使。このCDは、新世代の日本を代表する10人の作曲家たちが、馴染み深い日本の歌にインスピレーションを受け、このCDのために書き下ろした新曲10曲を収録。
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