2020年7月23日
シューマン:ロマンス 第1番 イ短調 Op.94-1
ヴァイオリン・ソナタ 第1番 イ短調 Op.105
ロマンス 第2番 イ長調 Op.94-2
ヴァイオリン・ソナタ 第2番 ニ短調 Op.121
ロマンス 第3番 イ短調 Op.94-3
予言の鳥 Op.82-7(「森の情景」より アウアー編)
ヴァイオリン:白井 圭
ピアノ:伊藤 恵
CD:フォンテック FOCD9835
ヴァイオリンの白井 圭は、1983年、トリニダード・トバゴ共和国に生まれる。東京芸術大学付属高校、同大学を卒業。2007年「文化庁新進芸術家海外研修制度」の奨学生として留学。ウィーン国立音楽演劇大学室内楽科で学ぶ。日本音楽コンクール第2位及び増沢賞(2001)、ARDミュンヘン国際コンクール第2位及び聴衆賞(2009)、ハイドン国際室内楽コンクール第1位及び聴衆賞(2015)などの受賞歴を持つ。2011年9月より半年間、ウィーン国立歌劇場管弦楽団及びウィーン・フィルの契約団員、さらにチェコフィルや、ドイツの放送響のゲストコンサートマスターも務める。2020年4月にNHK交響楽団のゲスト・コンサートマスターに就任。現在、拠点をウィーンに置く。
ピアノの伊藤 恵は、名古屋市出身。桐朋女子高等学校、ザルツブルク・モーツァルテウム音楽大学、ハノーファー国立音楽大学で学ぶ。1983年「ミュンヘン国際音楽コンクール」ピアノ部門で優勝(ピアノ部門日本人初)。同年、サヴァリッシュ指揮バイエルン国立歌劇場管弦楽団と共演。ミュンヘンでのデビューを飾る。1984年NHK交響楽団との共演により、日本での本格的な演奏活動を開始する。1993年「日本ショパン協会賞」を受賞。CDシリーズ「シューベルト ピアノ作品集」第6集で、第53 回「レコード・アカデミー賞」および第70回「文化庁芸術祭賞」を受賞。現在、東京藝術大学教授、桐朋学園大学特任教授。