2020年7月16日
<Disc 1>
モーツァルト: 交響曲 第39番
交響曲 第40番
<Disc 2>
モーツァルト: 交響曲 第41番 「ジュピター」
指揮:リッカルド・ミナージ
管弦楽:アンサンブル・レゾナンツ
録音: 2019年7月/ フリードリヒ=エーベルト=ハレ | ハンブルク (ドイツ)
CD:キングインターナショナル KKC-6161
指揮のリッカルド・ミナージは、1978年生まれ。ヴァイオリン奏者として、サヴァール率いる「コンセール・デ・ナシォオン」や「コンチェルト・イタリアーノ」、「アッカデミア・ヴィザンティナ」など、名だたるピリオド楽器アンサンブルで第1ヴァイオリンを担当。バルトリの「ノルマ」の録音ではオーケストラ指揮のアシスタント、第1ヴァイオリン、そしてキュレーターも務め、2017年より、「アンサンブル・レゾナンツ」(ハンブルク)のアーティスト・イン・レジデンツを務めている。ある時は超絶技巧のバロックヴァイオリン奏者として、ある時はカール・フィリップ・エマヌエル・バッハやモーツァルトの交響曲を指揮する気鋭の指揮者として、またある時は名オペラ歌手を支える指揮者として、さらにある時はオペラの校訂譜を仕上げる学者として活躍する。
管弦楽のアンサンブル・レゾナンツは、ドイツ、ハンブルクを拠点に世界中で活躍するアンサンブル。1994年に創設。2014年10月に自らの拠点ホール元防空壕の”レゾナンツラウム”をオープン。若い世代の音楽家を中心とし、伝統と現代音楽の溝を埋める役割を担い、時代を融合した革新的でいきいきとしたプログラムを展開する。彼らが情熱を捧げているのは、新しい弦楽レパートリーのための促進と発展、また定期的に、今日の作曲家の作品と、クラシック作品の新しい解釈を実施。ハンブルクではライスハレのレジデントオーケストラとしてコンサートシリーズ「レゾナンツ」を発足。アンサンブルとその音楽をライブハウス感覚で音楽を都会に根付かせようと活動している。