2018年3月05日
サン=サーンス : チェロ協奏曲 第1番
チェロ・ソナタ 第2番/第3番(世界初録音)
チェロ:エマニュエル・ベルトラン
ピアノ:パスカル・アモワイヤル
指揮: ジェームズ・ガフィガン
管弦楽:ルツェルン交響楽団
録音 : 2014年11月 (チェロ協奏曲)/2016年6月 (チェロソナタ)
CD:キングインターナショナル KKC-5769
このCDは、サン=サーンス晩年のチェロ・ソナタ第3番(未完)の世界初録音が収録されている。第3番のソナタは4楽章で構想されていたようだが、残されているのは2楽章まで。エマニュエル・ベルトランはフランスの女流チェリスト。1996年、東京の日本室内楽コンクールで優勝、2001年にはヴィクトワール・ドゥ・ラ・ムジーク・クラシックのソリスト部門で1位を獲得し、一躍ヨーロッパでも認められる存在となった。ピアノのパスカル・アモワイヤルは、超絶技巧で有名なジョルジュ・シフラ(1921年―1994年)の弟子で、師匠譲りの非常に高度な技巧を身につけている。