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2021年2月18日

★若きピアノ三重奏団「トリオ・ヴェントゥス」のシューベルト&ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲


トリオ・ヴェントゥス

シューベルト:ピアノ三重奏曲 第2番 変ホ長調 作品100, D929
ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲 第2番 ホ短調 作品67

ピアノ三重奏:トリオ・ヴェントゥス

          ヴァイオリン:廣瀬心香
          チェロ:鈴木皓矢
          ピアノ:北端祥人

CD:日本アコースティックレコーズ NARD-5074

 ピアノ三重奏のトリオ・ヴェントゥス(Trio Ventus)は、同時期にドイツ・ベルリンを留学の地として活動していた音楽家たちにより、日本への活動拠点を移すのを境に、2019年の秋に結成された。「VENTUS」はラテン語で「風」を意味する。同じ土地の「風」を浴びた三人による、三者三様の「風」の重なりを聞いて欲しい、という思いから名付けられた。スタイリッシュでエモーショナルな演奏スタイルが特徴で、これからのさらなる活動が期待されている。

 ヴァイオリンの廣瀬心香は、桐朋女子高等学校を経て、桐朋学国大学を首席卒業。ドイツ国立ベルリン芸術大学学士課程、修士課程を共に最高位で修了。チェロの鈴木皓矢は、桐朋学園大学チェロ科首席卒業。バルセロナのリセウ音楽院にてルイス・クラレット氏のもとで研鏡を積み、その後渡独。ハンス・アイスラー音楽大学ベルリン修士課程を修了。ピアノの北端祥人は、大阪府出身。京都市立芸術大学、同大学院を首席で修了後渡独し、ドイツ国立ベルリン芸術大学修士課程ソリスト科を経て、同大学室内楽科を終了。

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