クラシック音楽 新譜CD情報


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2022年9月22日

★ベルリン・フィルの第1コンサートマスターを務めた安永 徹のブラームス:ヴァイオリン・ソナタ全3曲(ライヴ録音盤)


ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ

        第1番 op.78
        第2番 op.100
        第3番 op.108

<アンコール>

ドヴォルザーク : 4つのロマンティックな小品 op.75より 第1曲
クララ・シューマン : 3つのロマンス ?op.22より 第1曲
クライスラー : 愛の哀しみ

ヴァイオリン:安永 徹

ピアノ:市野あゆみ

CD:ナミ・レコード WWCC-7969~70(2枚組)

 このCDは、2001年7月27日、紀尾井ホールでの演奏会をNHKが収録、NHK‐FM「ベスト オブ クラシック」において放送された完全ライヴ録音盤。

 ヴァイオリンの安永 徹(1951年生まれ)は、福岡市出身。1964年、13歳の時から江藤俊哉に師事。1967年、桐朋女子高等学校音楽科に進み、1970年、桐朋学園大学音楽学部入学。在学中の1971年、第40回「日本音楽コンクール」第1位。1974年同大学卒業。1975年、ベルリン芸術大学に入学し、ミシェル・シュヴァルベに師事。1977年、ベルリン・フィルに第1ヴァイオリン奏者として入団、翌1978年、ベルリン・フィル弦楽ゾリステンに参加する。1983年、ベルリン・フィルの第1コンサートマスターに就任。同楽団史上、一般奏者からコンサートマスターに内部昇格した事例は、安永が初。妻の市野あゆみ(ピアノ)とデュオを組み、1991年8月にリリースしたCD「安永徹・ヴァイオリン演奏会」は、平成2年度「文化庁芸術作品賞」を受賞。1999年からベルリン・フィル・カンマーゾリステンのメンバーとしても活動を始めた。2009年、ドイツの文化・音楽に特別な貢献をしたとして「独功労勲章・功労十字小綬章」をドイツ政府より授与された。ベルリン・フィル退団後、日本の北海道に拠点を移す。

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