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2024年6月06日

★ジャニーヌ・ヤンセンのシベリウス&プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲


シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 作品47
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲 第1番 ニ長調 作品19

ヴァイオリン:ジャニーヌ・ヤンセン

指揮:クラウス・マケラ

管弦楽:オスロ・フィルハーモニー管弦楽団

CD:UCCD-45028

 ロイヤル・コンセルトヘボウ管、ベルリン・フィル、ニューヨーク・フィルを含む世界最高のオーケストラと定期的に共演し、恵まれた国際的名声を誇るヴァイオリニスト、ジャニーヌ・ヤンセン。9年ぶりとなる協奏曲アルバムは、待望のシベリウスとプロコフィエフのヴァイオリン協奏曲。話題の若手指揮者、クラウス・マケラ指揮オスロ・フィルハーモニー管弦楽団との競演。

 ヴァイオリンのジャニーヌ・ヤンセン(1978年生まれ)は、オランダ、ユトレヒト州出身。ユトレヒト音楽院で学ぶ。14歳でオランダ放送交響楽団と共演してデビュー。2003年にはデッカと専属録音契約を結ぶ。その後、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ロンドン交響楽団など、世界の主要オーケストラと共演を重ねる。 2000年にヴァレリー・ゲルギエフ指揮ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団の日本ツアーにソリストとして参加し、初来日。2012年には日本での初めてのリサイタルを開催。最近もしばしば来日を果たしている。また、ソロ活動のほかに室内楽にも積極的に取り組み、2003年「ユトレヒトに国際室内楽フェスティバル」を創設し、自ら音楽監督を務めている。 2003年「オランダ音楽賞」を受賞したほか、これまでに「エディソン・クラシック聴衆賞」「エコー賞」「ドイツ・レコード批評家賞」「NDR音楽賞」など、数多くの賞を受賞している。

 指揮のクラウス・マケラ(1996年生まれ)は、フィンランド出身。シベリウス・アカデミーで指揮とチェロを学ぶ。チェリストとして数々のオーケストラと共演しつつ、10代の頃から指揮者としても頭角を現し、これまでにフィンランド放送響、ヘルシンキ・フィル、ライプツィヒ放送響など、世界の一流オーケストラを指揮し、「数十年に一度の天才指揮者の登場」とも評される大成功を収めている。さらにチェリストとしてフィンランドの主要オーケストラと共演。2020年24歳でオスロ・フィルハーモニー管弦楽団芸術監督・首席指揮者に就任。2021年パリ管弦楽団の音楽監督に就任。また、2027年からロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席指揮者に就任する予定。

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