2024年6月20日
フォーレ:ロマンス op.69
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調(ジュール・デルサールによるチェロとピアノ版)
サン=サーンス:チェロ協奏曲 第1番 イ短調 op.33
フォーレ:蝶々 op.77
プーランク:チェロ・ソナタ
フォーレ:夢のあとに(パブロ・カザルス編)
チェロ:ブリュノ・フィリップ
ピアノ:タンギ・ド・ヴィリアンクール
指揮:クリストフ・エッシェンバッハ
管弦楽:フランクフルト放送交響楽団
このCDは、チェロの新星ブリュノ・フィリップが、高く評価されたバッハの無伴奏チェロ組曲に続き、またひとつ世界に名乗りを上げるサン=サーンス:チェロ協奏曲 第1番&フランク:ヴァイオリン・ソナタ(チェロ・ソナタ)の1枚。
チェロのブリュノ・フィリップ(1993年生まれ)は、フランス南部のペルピニャン出身。パリ国立高等音楽院でラファエル・ピドウらに師事。2011年「アンドレ・ナヴァラ国際コンクール」グラン・プリおよびベスト・リサイタル賞受賞。2014年「ミュンヘン国際コンクール」第3位および聴衆賞受賞。2014年「フォイアマンコンクール」および2015年「チャイコフスキー国際コンクール」で特別賞受賞。2017年「エリザベート王妃国際コンクール」入賞。2018年「ヴィクトワール・ド・ラ・ミュジーク」でInstrumentarl Revelation(器楽部門の天啓的天才)賞受賞。フランスの名門ホールや音楽祭で活躍するほか、名門オーケストラとの共演多数。室内楽でも、タベア・ツィンマーマン、タメスティら世界的奏者たちと共演している。ジャン・ロンドーらが率いる古楽グループ、アンサンブル・ユピテルのメンバーでもある。
ピアノのタンギ・ド・ヴィリアンクール(1990年生まれ)は、出身。パリ国立高等音楽院でロジェ・ムラロ、クレール・デセール、ジャン=フレデリック・ヌーブルジェのクラスで学び、2008年「YAMAHAコンクール」、2013年「フォーレ・コンクール」入賞。以降ジャック・ルヴィエ、ケフェレックらのもとで研鑽をつみ、2016年にジュネーヴ芸術協会の審査員賞、およびオーディエンス賞を受賞。