2024年6月17日
①ブリテン:ヴァイオリン協奏曲 op.15(1939年、1958年改訂)
ヴァイオリン:イザベル・ファウスト
指揮:ヤクブ・フルシャ
管弦楽:バイエルン放送交響楽団
録音:ライヴ録音(2021年10月28~29日)
②起床ラッパ(Reveille)~ヴァイオリンとピアノ伴奏のためのコンサート・スタディ(1937年)~
ヴァイオリン:イザベル・ファウスト
ピアノ:アレクサンドル・メルニコフ
③組曲(1936年)
イントロダクション
行進曲
無窮動
ララバイ
ワルツ
ヴァイオリン:イザベル・ファウスト
ピアノ:アレクサンドル・メルニコフ
④ヴァイオリン、ヴィオラとピアノのための2つの小品(1929年)<世界初録音>
ウン・ポコ・アンダンテ
アレグロ・コン・モルト・モート
ヴァイオリン:イザベル・ファウスト
ヴィオラ:ボリス・ファウスト
ピアノ:アレクサンドル・メルニコフ
録音:室内楽は2022年4月、テルデックス・スタジオにて録音
CD:キングインターナショナル KKC-6845(HARMONIAMUNDI:HMM-902668)
このCDは、イザベル・ファウストによるブリテンのヴァイオリン協奏曲のライヴ録音盤。ブリテンのヴァイオリン協奏曲は、アルバン・ベルクのヴァイオリン協奏曲に多大な影響を受けて書かれたが、ブリテンの魅力的なメロディも満載の名曲。カップリングはメルニコフがピアノを担当したブリテンの室内楽集。
ヴァイオリンのイザベル・ファウストは、ドイツ出身。1987年アウグスブルクの「レオポルト・モーツァルト・コンクール」、1993年「パガニーニ国際ヴァイオリン・コンクール」で共に第1位。1997年には、バルトークのソナタのデビュー録音でグラモフォン賞「ヤング・アーティスト・オ ブ・ザ・イヤー」を受賞した。古典作品に加え前衛的なレパートリーも持っており、世界初演も多い。室内楽奏者としても各地の音楽祭に定期的に出演。現在、世界を代表するヴァイオリニストの一人。