2024年7月08日
マーラー: 交響曲第1番「巨人」
指揮:カルロ・マリア・ジュリーニ
管弦楽:シカゴ交響楽団
録音:1971年3月30日
CD:タワーレコード(TOWER RECORDS DEFINITION SERIES)TDSA285
ジュリーニ指揮シカゴ響の「巨人」を、従来以上の音質向上を目指し、音楽的な見地を持ってマスタリングを敢行した、本国アナログ・マスターテープよりの最新復刻盤。
指揮のカルロ・マリア・ジュリーニ(1914年―2005年)は、イタリア、プッリャ州出身。最初はヴァイオリンを学んだが、サンタ・チェチーリア国立アカデミア管弦楽団のヴィオラ奏者としてスタート。ヴィオラ奏者時代には、客演したブルーノ・ワルターなど当時の大指揮者の指揮に触れる機会を得る。1946年ローマRAI交響楽団首席指揮者、1950年ミラノRAI交響楽団首席指揮者、1953年ミラノ・スカラ座音楽監督、1969年シカゴ交響楽団の首席客演指揮者、1973年ウィーン交響楽団首席指揮者、1978年ロサンジェルス・フィルハーモニック音楽監督。以後、フリーの指揮者としてウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団などヨーロッパの名門オーケストラに客演。