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バックナンバー 2024年7月15日

2024年7月15日

★9年ぶり、ヴィットリオ・グリゴーロのイタリアオペラアリア集 


ボーイト:歌劇「メフィストフェーレ」より「野から牧場から」
マスカーニ:歌劇「イリス」より「窓を開けて」
ポンキエッリ:歌劇「ラ・ジョコンダ」より「空と海」
チレア:歌劇「アドリアーナ・ルクヴルール」より
         「私の心は疲れ」/「私は、何とも優しくほほ笑む」
ジョルダーノ:歌劇「アンドレア・シェニエ」より
         「五月の晴れた日のように」/「ある日、青空をながめて」
マスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より「母さん、あの酒は強いね」
プッチーニ:歌劇「外套」より「お前の言う通りだ」
      歌劇「西部の娘」より「やがて来る自由の日」
      歌劇「蝶々夫人」より「さらば愛の家」
レオンカヴァッロ:歌劇「道化師」より「仮面をつけろ」
プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」より「泣くな、リュー」
      歌劇「トゥーランドット」より「誰も寝てはならぬ」
マスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」よりアヴェ・マリア

テノール:ヴィットリオ・グリゴーロ

指揮:ピエール・ジョルジョ・モランディ

管弦楽:チェコ国立交響楽団

CD:ソニークラシックス SICC-30847

 テノール歌手 ヴィットリオ・グリゴーロの9年ぶりの新作のタイトルは「ヴァリッシモ」。アルバムタイトルの意味は日本語で「とても本当の」であり、また、同CDで取り上げている”ヴェリズモ・オペラ”(1890年代から20世紀初頭にかけてのイタリア・オペラのヴェリズモ文学に影響を受けた作品)とのかけ合わせでもある。プッチーニ、マスカーニ、レオンカヴァッロを軸にイタリア作曲家のアリアを収録。

 テノールのヴィットリオ・グリゴーロ(1977年生まれ)は、イタリア、アレッツォ出身でローマで育つ。パヴァロッティの再来と称される現代最高のテノール。9歳から5年間、システィーナ礼拝堂の聖歌隊に所属して音楽教育を受けた。13歳の時に、ローマのオペラハウスで、「トスカ」の羊飼いの役で出演。この時のカヴァラドッシ役はパヴァロッティ。18歳で’Vienna Opera Company’にメンバーとして加入し、23歳で、スカラ座に出演した最も若いテノールとして記録を更新した。

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