2025年6月16日
サン=サーンス:交響曲第3番「オルガン付き」
交響詩「ファエトン」
交響詩「オンファールの糸車」
オルガン:フィリップ・ルフェーヴル
指揮:小澤征爾
管弦楽:フランス国立管弦楽団
録音:1985年6月、11月/1986年5月(オルガン・パート)
パリ、サル・ワグラム/シャルトレ大聖堂(オルガン・パート)
CD:タワーレコード TDSA10018 <2025年マスタリング><タワ:レコード限定>
小澤征爾がフランス国立管弦楽団指揮して録音したサン=サーンス:交響曲第3番「オルガン付き」と交響詩の2025年マスタリングCD。
指揮の小澤征爾(1935年―2024年)は、満洲国奉天市(中国瀋陽市)に生まれる。齋藤秀雄の指揮教室に入門。桐朋学園短期大学(現在の桐朋学園大学音楽学部)を卒業後、1959年貨物船で単身渡仏。1959年パリ滞在中に第9回「ブザンソン国際指揮者コンクール」第1位となったほか「カラヤン指揮者コンクール」第1位となり、指揮者のヘルベルト・フォン・カラヤンに師事。1960年「クーセヴィツキー賞」を受賞。指揮者のシャルル・ミュンシュ、レナード・バーンスタインに師事。1961年ニューヨーク・フィルハーモニック副指揮者に就任。1970年タングルウッド音楽祭の音楽監督に就任。同年サンフランシスコ交響楽団の音楽監督に就任。1973年にはボストン交響楽団の音楽監督に就任したが、以後30年近くにわたり同楽団の音楽監督を務めた。2002年日本人指揮者として初めて「ウィーン・フィルニューイヤーコンサート」を指揮。同年ウィーン国立歌劇場音楽監督に就任。2008年文化勲章を受章。2010年ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団により、名誉団員の称号を贈呈される。2015年「ケネディ・センター名誉賞」を日本人として初の受賞。2016年ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団により、名誉団員の称号を贈呈される。