2012年8月09日
R.シュトラウス:歌劇「ナクソス島のアリアドネ」から「先生、お許しください」
ヘンデル:歌劇「セメレ」から「おお眠りよ、なぜ私から去るの?」
ベッリーニ:歌劇「夢遊病の女」から「ああ信じられない」
トマ:歌劇「レモン、または女王の秘密」から序曲
トマ:歌劇「ミニョン」から「私はティターニアよ」
R.シュトラウス:歌劇「カプリッチョ」から「あすのお昼の11時に」
ビゼー:「アルルの女」第1組曲から「アダージェット」
ヴェルディ:歌劇「オテロ」から「柳の歌」「アヴェ・マリア」
シェーンベルク:「管弦楽のための5つの小品Op.16」から第3番「色彩」
メシアン:歌劇「アッシジの聖フランチェスコ」から「Ah! Dieu nous eblouit par exces deverite」
ソプラノ:クリスティーネ・シェーファー
指揮:ジュリアン・サーレムクール
管弦楽:ベルリン・ドイツ交響楽団
録音:2011年3月21日~24日、ベルリン・テルデックス・スタジオ
CD:SONY CLASSICAL SICC-1552
クリスティーネ・シェーファーは、ドイツのソプラノ歌手。1984年から1991年までベルリン芸術大学で学ぶ。1992年、インスブルック歌劇場でデビュー。翌1993年にはサンフランシスコにおいて「ばらの騎士」のゾフィー役を歌って米国デビューを果たす。「天上の輝きを思わせる声」「現在もっとも知的で、多彩な声のリリック・ソプラノ」と評され、透明感のある声質、音楽の本質を突く多彩な表現力を兼ね備え、古楽から現代音楽にいたる幅広いレパートリーをカバーし、リートの分野でもオペラでも個性的な活動を続けている。今回初めて手掛けたオペラ・アリア集のレコーディング。収録されているのは、ヘンデルからメシアンまで、ヨーロッパ200年の音楽史を横断する6人の作曲家による多様な「うた」であり、人間の「うた」の美の神髄を辿る旅とも称すべきもの。