2011年2月18日
バッハ:無伴奏チェロ組曲(全6曲)BWV1007-1012
チェロ:ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ
録音:1955年5月26,27日、第10回プラハの春音楽祭ライヴ
録音方式:モノラル
CD:キングインターナショナル(Supraphon Archiv SU4044)
名チェリストのロストロポーヴィチは、晩年の1992年に初めてバッハの無伴奏チェロ組曲全曲を録音し、現在同曲の名盤として知られているが、もうひとつの全曲録音が存在した。これは、1955年5月26、27日に行われた第10回プラハの春音楽祭ライヴで、今回それが初めて発売される。ロストロポーヴィチは、当時27歳。天才チェロ奏者として名声が広まり、その4年前の1951年にはバッハの「無伴奏チェロ組曲」演奏に対してスターリン賞を授与されている。その同時期の無伴奏全曲を今回初めて聴くことができる。