2013年5月14日
悪魔のトリル~タルティーニ、ヴェラチーニ、モッシ、ボンポルティ ヴァイオリン・ソナタ集
タルティーニ:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ト短調 B.g5「悪魔のトリル」
ヴェラチーニ:ソナタ第8番ホ短調
ソロ・ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ・アッカデミカOp.2(ロンドン-フィレンツェ1744)より
モッシ:ソナタ第2番イ長調
ヴァイオリン、ヴィオローネとハープシコードのためのソナタOp.1(アムステルダム1716)より
ヴェラチーニ:ソナタ第5番 ト短調
ソロ・ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ・アッカデミカOp.2(ロンドン-フィレンツェ1744)より
ボンポルティ:インヴェンツィオーネ第4番 ト短調
ソロ・ヴァイオリンのためのインヴェンションOp.10(ボローニャ1712)より
バロック・ヴァイオリン:エンリコ・オノフリ
弦楽合奏:イマジナリウム・アンサンブル
バロック・チェロ:アレッサンドロ・パルメリ
ハープシコード:リッカルド・ドーニ
録音:2012年、イタリア クレモナ、カッシーナ・ジャルディーノ
CD:Anchor Records UZCL-1019
“世界最高のバロック・ヴァイオリニスト”と評される、イタリアのバロック・ヴァイオリン奏者、エンリコ・オノフリのアルバム。エンリコ・オノフリは弱冠20歳で、ニコラウス・アーノンクールのウィーン・コンツェントゥス・ムジクスや、コンチェルト・イタリアーノに客演し、活躍を始める。22歳でジョルディ・サヴァールの「ラ・カペ ラ・レイアル」にコンサートマスターとして迎えられる。1987年(当時20歳)から「イル・ジャルディーノ・アルモニコ」のコンサート・マスターを務めている。26歳の時に録音された「ヴィヴァルディの四季」の録音は、主要な音楽賞を多数獲得。2001年以降は、テノール歌手としても活動。2002年からは指揮者としても活動を開始し、2005年よりポルトガルの古楽団体「ディヴィーノ・ソス ピーロ」の首席指揮者を務めている。