2013年9月27日
ベートーヴェン:ピアノソナタ全集(第1番~第32番)<ライブ録音盤>
①1961年10月10日
②1961年10月10日、12日
③1961年10月12日、14日
④1961年10月14日、16日
⑤1961年10月16日
⑥1961年10月26日
⑦1961年10月26日、27日
⑧1961年10月30日
⑨1961年10月30日
ピアノ:ウィルヘルム・ケンプ
収録:全曲、文京公会堂にてNHKが収録
CD:キング・インターナショナル KKC-2064~72 (9CD) モノラル
ドイツの巨匠ピアニスト、ウィルヘルム・ケンプ(1895―1991)は1961年10月に来日し、ベートーヴェンのピアノソナタ全曲を7夜にわたり連続演奏した。単独のピアニストがベートーヴェンのピアノソナタを全曲集中して演奏することは日本初で、当時、日本音楽界の一大イベントとして非常な話題となった。この録音当時ケンプは66歳。ケンプのベートーヴェンのピアノソナタ全集は、1950~6年のモノラルと1964~5年のステレオの2種のセッション録音が存在するが、丁度その中間期に当る、ケンプ最盛期の全集がもう一つ増えたことになる。これらは、すべてNHKがラジオ放送用に収録したもの。