2011年9月30日
ロッシーニ:歌劇「ウィリアム・テル」 全曲
指揮:アントニオ・パッパーノ
管弦楽:ローマ・サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団
出演: ジェラルド・フィンリー, ジョン・オズボーン, マリン・ビイストルム, マリ=ニコル・ルミウ, エレナ・クサントウダキス他
CD:EMIミュージック・ジャパン TOCE-90198
現代最高のオペラ指揮者の一人であるアントニオ・パッパーノが、ロッシーニの歌劇「ウィリアム・テル」全曲を録音したCD。このオペラの序曲はあまりにも有名であるが、オペラ自体は4幕からなる長大なもの。あまりの大掛かりな内容のためこれまで上演機会は少なく、EMIでの同作品の録音は、1972年のガルデルリ盤にまで遡るという。他社からも発売が少ないため、オペラ・ファンには貴重なレパートリーとなる。主役にはカナダ出身でメトロポリタン・オペラなどで活躍するバス歌手ジェラルド・フィンリー、テノールのジョン・オズボーンなど。パッパーノは、2002年からコヴェント・ガーデン王立歌劇場音楽監督、2005年から聖チェチーリア音楽院管弦楽団の音楽監督を務めている。