2015年10月29日
シューマン:歌曲集「リーダークライス」/「女の愛と生涯」
ベルク:初期の7つの歌
ソプラノ:ドロテア・レシュマン
ピアノ:内田光子
録音:2015年5月2日、5日、ロンドン、ライヴ録音
CD:ユニバーサル ミュージック UCCD‐1423
ソプラノのドロテア・レシュマンはドイツ フレンスブルク出身。ベルリンのアンサンブル団員を経て、一躍脚光を浴びたのが、1995年、ザルツブルク音楽祭におけるアーノンクールの指揮による「フィガロの結婚」のスザンナ役であった。2001年「コジ・ファン・トゥッテ」からリリコに転向。以後、オペラや古楽、リートの世界で世界的に活躍し、特にドイツ・リートのリサイタルでは高い評価を得ている。
ピアノの内田光子は静岡県出身。1971年、英国ウィグモア・ホールでの演奏会でロンドン・デビュー。1972年から拠点をロンドンに移し、ヨーロッパを中心に活動。モーツァルト「ピアノ・ソナタ連続演奏会」はロンドンの批評家から絶賛を浴び、一躍、世界的名声を得る。1970年ショパン国際ピアノコンクール第2位、1973年クララ・ハスキル・コンクール第2位、1975年リーズ国際コンクール第2位。